そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

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採れたてアスパラの贅沢 ~ 道の駅「マオイの丘公園」

2011年04月28日 | 日記
長沼町にある道の駅「マオイの丘公園」は、国道274号線沿い。
札幌などからも近いので、併設されている農産直売所は
新鮮な野菜を買い求める人でいつも賑わっています。
今日はあいにくの雨模様でしたが、それでも車がボチボチやってきています。

ここの直売所は、地元のものや近隣のもの以外にも品揃えが豊富ですが、
せっかくですから地元のものを買うことにしましょう。
長沼産のアスパラが出ています。朝取りで新鮮、何と瑞々しいこと。
お店の人の薦めでなるべく太いものを選びました。その方が美味しいとのことです。




おなじみの「グリーン」と今しか食べられない「ホワイト」、珍しい「パープル」も。
太いものは直径が3センチもあります。こんなの札幌ではデパートでもスーパーでも絶対入手できません。




うまく茹でられるかな? 根本の皮は固いので少し剥いて塩茹でします。
良い感じになりました。食べてみるとホントに甘~い、柔らか~い!
ホワイトは新鮮なので苦みもまったくありません。まさに春ならではの贅沢な味わいです。
もし、このお皿をレストランで注文したら、いったい幾らぐらいするのでしょう…。




「パープル」はサッと火を通したほうが美味しいとの、これもお店の人のアドバイスでバター炒めに。
シャキッとしていながら風味抜群、最高に美味しいですよ~。外側の紫色も鮮やかです。
この色は火を通しすぎると緑色になってしまうようです。




直売所でピッカピカの野菜を見ると、もう嬉しくなってたくさん買ってしまいます。
そんなに食べきれないのにね。
結局このアスパラも半分ご近所にお裾分けしましたが、とっても喜ばれました。
野菜を作ってくださる農家の皆さん、北海道には新鮮で美味しい野菜を待ち望んでいる応援団が
たくさんいることを忘れないでくださいね、そして今年もまたよろしくお願いします。

これから、管内のあちこちで直売所などがオープンします。品揃えもどんどん増えていきます。
新鮮で美味しく、安全・安心な野菜を食べることができるというのは、とっても贅沢なことだと思います。
そういう野菜はあれこれ手をかけるよりシンプルな調理で充分、それだけでもうご馳走です。
週末には是非ご家族で足を運んで、「空知の美味しい!」をお求めください。
そして最高の一皿を食卓に。


道の駅「マオイの丘公園」
長沼町東10線南7番地
TEL 0123-84-2120
http://www.nitto-sougyou.co.jp/naganuma/maoikouen.htm

ALWAYS 岩見沢4条5丁目の夕日 ~ 「おやきの菊水堂」

2011年04月27日 | 空知の食
菊水堂は岩見沢4条通りにあるおやき屋さん。
昭和40年からこの場所でおやき一筋で営業しているお店です。




「46年もやってる間に周りはすっかり変わっちゃったよ。
あそこの土地は、支庁(現・総合振興局)がなくなって、その後は中央バスができて、
今は公園になってるよ。向かいのビルもなかったしね。」
まさに、昭和から平成の岩見沢を見続けてきたお店なんです。
お店の中も昭和にタイムスリップしたような懐かしい雰囲気。
なんとまあ大きなおやきが美味しそうな香りで焼き上がっていますよ。




メニューを見ると、あんこ、クリーム、チョコレート、チーズ、まあここまでは
おやきの定番とも言えるメニューが並んでいるのですが、最後に「お好み」というのがあります。
「これなに?」って聞く人が多いのか、こんな図解入りの紙が、カウンターに。




ベーコン、ひき肉、紅ショウガ、キャベツ、玉ねぎ、マヨネーズ。
そうです、お好み焼きをおやきにしたたような感じなのです。
そしてボリュームがすごい!直径10センチ、高さは5センチくらいはあるでしょうか。




せっかくなので中もお見せしましょう。
おいしそう~~~見ただけで喉がなりそうです。




食べてみると、うまっ!!これは美味しいです。
皮はほんのり甘く、ベーコンの旨み、炒め玉ねぎの甘み、紅ショウガの塩気と辛み、
とろりとしたマヨネーズがいい感じに混ざり合ってます。
これで110円ですよ。おじさん、おばさん、本当に儲かってますか?

奥にはイートインコーナー(この表現は似合わないなぁ)もあって、腹ぺこな学生さんが数人。
「すみません、あんとお好み一つずつください。」と小銭をかき集めて追加注文しています。
「いくらでも食べられるんだね。若いんだねぇ・・・」ついついおばさん的な目で見てしまいます。

菊水堂ではおやきの端っこを袋詰めして無料で持たせてくれます。
「フライパンで焼いてとろけるチーズを乗せたら、ピザみたいになっておいしいよ~」とのこと。




「お好み」は5月末までの限定で、夏期は販売していません。
お早めにお試しくださいね。


おやきの菊水堂
岩見沢4条西5丁目
0126-23-2745

暮れなずむ宮島沼とマガンたち

2011年04月26日 | そらち百景
春は日本国内で越冬した渡り鳥が遠いシベリアやカムチャッカへ帰る季節。
美唄市の西部にある宮島沼は彼らがひととき翼を休め、
田んぼの落ち穂をついばんで体力を蓄える「渡りの中継地」として有名です。
今年も雪解けとともに飛来がはじまり、数万羽にものぼるマガン(真雁)や白鳥、
カモ類が姿をみせています。

夕暮れ。陽が西に傾き、山の端にその姿を沈めようとする頃、
日中、周辺の田んぼで採食していたマガンたちが一群となって「ねぐら」である宮島沼に帰ってきます。






「雁行」ということばがありますが、見事な逆V字型を描いた飛行編隊が次々と宮島沼をめざします。
コンパクトカメラでの撮影では限界があって、なかなかその様子が伝わりづらいのですが、
実際の光景はなかなかのものです。




マガンたちがめざす宮島沼は、面積約25ha、水深1m程度の浅くて小さな沼。
石狩川沿いに残る湖沼群のひとつで、2002年に国内13番目のラムサール条約登録湿地となり、
国設の鳥獣保護区にも指定されています。






マガンたちは日暮れとともに沼に帰り(「ねぐら入り」)、水面を埋め尽くすほどの大群となって眠りにつき、
また夜明けとともにえさを求めて飛び立っていくのです(「ねぐら立ち」)。




宮島沼は自然環境面で重要なポイントとなっているだけでなく、
美唄市の貴重な観光資源でもあり、春・秋の渡りの時期の光景は南空知の風物詩といえるでしょう。
この時期には望遠カメラを構えたアマチュアカメラマンをはじめ多くの人が野鳥観察に訪れます。

沼のほとりには、こうした人たちのために、環境省が設置し、
美唄市が管理運営を行っているネイチャーセンター「宮島沼水鳥・湿地センター」があり、
専門スタッフも常駐しています。
各種展示をはじめ、湖面を観察できるコーナーなども備えられていて、
自然大好き、野鳥大好きのアウトドア派にはうれしい施設です。
館内にはこんな掲示板も。4月19日現在の飛来数はなんと7万羽!






センターでは、野鳥観察会や講習会、「みんなでマガンを数える会」などのイベントも実施していますから、
友人を誘ったり、親子で参加するのも楽しいかもしれませんね(つまらない洒落でした)。


美唄市/宮島沼ホームページ
http://www.city.bibai.hokkaido.jp/miyajimanuma/

宮島沼水鳥・湿地センター
美唄市西美唄町大曲3区  
TEL 0126-66-5066
http://www.city.bibai.hokkaido.jp/miyajimanuma/23_center/23_center.htm

本格手打ち十割蕎麦の店「加々家」

2011年04月25日 | 空知のそば
滝川市東滝川町にある「加々家(かかか)」をご紹介します。




写真ではわかりにくいのですが、某コンビニエンスストアを改装したようです。
ドアをあけるとこんなかわいい庭石が。かと思えば、すてきな薪ストーブも。
まだまだ暖が恋しいこの時期、やわらかい暖かさで身も心もぽっかぽかです。






こちらの蕎麦は幌加内産のそば粉を100%使用し、つなぎを一切使っていない十割蕎麦です。
しかも、手打ちで自家石臼器まである本格派。期待も空腹感も高まります。

    


私は「満足セット」を注文。蕎麦はかけとざるを選べます。ぽかぽかな私はざるそばを選択。
巨大なお盆に、ざる蕎麦、寿司6貫、卵焼き、薬味などがど~んと置かれています。
まずは、蕎麦から。んっ!これは間違いなく本格派です。細切りなのに、このコシ。
しかも十割蕎麦でありながら麺が切れにくい。つゆがまた、おいしい。寿司もいけます。
これで千円は絶対お値打ちですよっ。




連れは鴨セイロを注文。これまた美味しそう。
蕎麦もさることながら鴨ネギ入りの暖かいつゆが抜群だそうです。
ネギには焼き目がついていて、こんなところにもこだわりを感じます。
最後はとろっとした蕎麦湯でわってゴクゴク。思わず、飲み過ぎちゃったようです。
付け合わせの温泉卵も文句なし。




ここで一つ疑問が。ここのお蕎麦ってほんとに手切り? 
どうみても揃いすぎてるんです。率直にご主人に聞いてみると、な、なんと!すべて手切りでした。
う~む、これがプロの仕事なんですね。




このお店、麺を一人前ずつ茹でているためか、お料理がでてくるまで少々時間がかかります。
おいしいお蕎麦をイメージしながら、のんびりお待ちくださいね。


加々家(かかか)
滝川市東滝川町1-2-6  
TEL 0125-28-2534

ワイナリーも春 ~ 「宝水ワイナリー」

2011年04月22日 | 空知のワイン
空知はワイン用ぶどうの栽培がとても盛んなところです。
夏は昼夜の温度差が大きく、冬の寒さは厳しい、
この寒暖差がぶどうの糖度に大きな影響を与えます。
醸造用ぶどうは生食用よりもずっと甘く、21度くらいの糖度が必要なんですって。
さらに、空知は道内有数の豪雪地帯。毎年の積雪量は2mにもなり、この雪の布団の中で、
ぶどうの木は大切に守られ、凍結することなく春を迎えることができるのです。

岩見沢市宝水町にある「宝水ワイナリー」のホームページには、
「SNOW,THE LETTER FROM THE SKY.WINE,THE GIFTS FROM THE SNOW.」とあります。
まさに空知でのぶどう造り、ワイン造りを語る言葉だと思いませんか?

さて、ワイナリーも春です。
雪はすっかり消え、枝上げなど、畑の作業が始まっているようです。




ここ、宝水ワイナリーは2004年設立。
宝水町で3代続く農家である倉内社長をはじめ、ほんの数名のスタッフで切り盛りする小さなワイナリーです。






石塚さんは、東京の専門学校で醸造を学び、若干20歳で宝水ワイナリーに入社しました。
若くても、ワイン造りにかける情熱は誰にも負けません。
こうと思ったら絶対に譲らない芯の強さも持っています。




これは、その石塚さんが自信をもってお勧めする「RICCA レンベルガー2009」。



柔らかい口当たりのミディアムタイプの赤ワイン。
ちょっと前は、赤なら重た~いフルボディが好きだったのですが、
さらりと飲める軽めの赤が最近のお気に入りです。
もちろん、ワインは食事を美味しく味わうためのものなので、
どんなお料理と合わせるかにもよるのですが。
このレンベルガーは、ワイナリーのショップでの限定販売だそう。
残り少なくなってきたそうなのでお早めにどうぞ。

その他、個人的にはこれが好きです。「RICCA ケルナー2008」。




辛すぎず甘すぎずの中口タイプ。とてもふくよかな白ワインです。
飲みやすいけれどアルコール度数は14.0%とちょっと高めですから、
油断して飲み過ぎないようにしなくてはなりませんね。

ワインって、作り手さんのお話を聞いたりするとその味わいも一際です。
お隣のソフトクリームショップも4月29日にオープンします。
ゴールデンウイークには春満開の空知のワイナリーをちょっと覗いてみませんか。


宝水ワイナリー
岩見沢市宝水町364番3号
TEL 0126-20-1810
10:00~17:00
水曜定休(1~3月のみ)
http://housui-winery.co.jp/index.html