そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

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もうすぐ夏山シーズン

2011年05月31日 | 日記
ようやく暖かくなってきて、新緑の季節を迎えました。
6月になれば、真っ白だった山の雪も融け出し、登山道が顔を出します。
本格的な夏山シーズンは、もうすぐです。
空知総合振興局管内の代表的な山岳は、夕張山地の芦別岳、夕張岳、
崕(きりぎし)山(現在は入山規制中で例年6月のモニター登山でしか登れませんが…)、
樺戸山地のピンネシリ、雨竜沼湿原の先にある南暑寒岳など。
夕張岳や雨竜沼湿原には、足を運ばれた方も多いのではないでしょうか。

夕張岳 →富良野芦別道立自然公園
 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/furano.htm
雨竜沼湿原 →暑寒別天売焼尻国定公園
 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/syokanbetsu.htm

振興局では、「仕事」で山に登る機会があります。
国定公園や道立自然公園の公園施設の点検や、地元の森林管理署や山岳会、
自然保護団体などと協力して行う、自然環境の保全状況調査や
高山植物盗掘対策のパトロールなどです。
山好きには「役得」ですが、そうでない人間にとっては
「苦行」以外の何ものでもないかもしれません。

そんな一例として、昨年7月に行った「夕張岳高山植物盗掘防止監視登山」
の様子をご紹介しましょう。
ご承知のように、夕張岳(1668m)は固有種のユウパリコザクラをはじめとした
希少な高山植物が多いことで有名で、一般にも人気の高い山です。

朝7時、シューパロ湖奥の林道を分け入ったところにある登山口に関係機関が集合。
参加者はわれわれのほか、空知森林管理署やユウパリコザクラの会などのみなさんです。








登りは「冷水コース」から。冷水ノ沢、望岳台で休憩をとり、
シラネアオイやミズバショウ、エゾノリュウキンカなど、
咲きそろいはじめた登山道脇の花々に癒されながら、徐々に高度を上げていきます。
あいにくの曇天で眺望はあまりききません。






やがて登りも緩やかになり、前岳湿原を経て「お花畑」へ。
高山植物帯の核心部という感じです。盗掘の跡のようなものは見あたりませんが、
ところによってはエゾシカの食害があるそうです。






さらに進むと、「吹き通し」と呼ばれる尾根に出ます。
山頂が近づくにつれ霧がかかってきましたが、山頂まではもう少し。
登山道脇にユウバリソウが顔を覗かせていましたが、
花はもう盛りをすぎて、先端にだけ咲き残っている状態でした。




ふと傍らを見ると、なにやら足跡らしきものが斜面に続いており、
同行の専門家がエゾシカのものだと教えてくれました。
夕張岳では、このところ高山植物へのエゾシカ食害が目立つようになっていて、
道では昨年から試験的に太陽電池による電気柵を設置するなど、
食害防止対策を始めているところです。




山頂に到着したのは11時30分頃。霧が深くて、展望を楽しむことができなかったのが残念。
登り始めてから約4時間30分の行程でした。




下山は途中から「馬の背コース」を使いました。
その名のとおりアップダウンのある尾根歩きです。
日向の草むらにねぎぼうずのようなものが見えたので、尋ねてみると、
なんとギョウジャニンニクの花だとのこと。初めて見ました。




下りの所要時間は約3時間。下に降りてくると霧もはれていて、
明るい陽差しの中、登山口が近づくにつれ気持ちも晴れやかになります。
一種の達成感があるからでしょうか。
登山口近くにある山小屋「夕張岳ヒュッテ」を横目に見ながら、登山口にゴール。
参加者が互いに労をねぎらって、解散となりました。




今年も監視登山は7月に予定されています。
そのとき、夕張岳はどのような姿を見せてくれるのでしょうか?


■夕張岳情報/夕張市ホームページ
 http://www.city.yubari.lg.jp/contents/announcement/news_1213685542.html

美唄市グリーン・ルネサンス 春の農業体験

2011年05月30日 | 日記
美唄市では、「地域に根ざし、暮らしに学ぶ(生活の場)」の考えのもとに、
農業体験などを通じて「豊かな心」「社会性」「主体性」を育もうと、
「グリーン・ルネサンス推進事業」を進めており、
これまで、農業体験やシンポジウムなどを行ってきました。
今年度は、市内の小学校全6校と幼稚園で稲作体験を行う予定で、
先日、中央小学校の5年生が田植を体験しました。

場所は美唄市沼の内町にある桑折尚宏さんの田んぼです。
風があって、気温もこの時期にしては低めでしたが、子供たちは元気です。
半袖短パン姿でやる気まんまん。

はじめに田植えの仕方について教えてもらいました。
みんな初めての作業にドキドキです。




いよいよ田んぼに入ります。
裸足で田んぼに入ることに子供たちは大興奮!!
普段は静かな田んぼがとってもにぎやかに。




田んぼの両側に分かれて、真ん中に向かい、
目印に沿って苗を一本ずつ植えていきます。




最初はおっかなびっくりだった子供たちも、徐々に慣れてきた様子。
「早く苗をちょうだい」と催促する声も聞こえます。




寒さを忘れて、泥だらけになりながら、みんな夢中で田植えしています。
「学校の授業よりずっと楽しい!」なんて声も。






まっすぐに植えているつもりが、振り返ってみると・・・
う~んちょっと曲がっていますね。でも、みんな一生懸命植えました。




田植の後は、きちんと泥を流して、着替えて整列。
「初めてだけど楽しかった!」、「裸足で気持ち良かった!」など
たくさんの感想と一緒に、桑折さんにお礼を伝えました。
子供たちにとって貴重な体験となったようです。
桑折さんからは、今日植えた苗を秋までしっかり育てますとのお言葉。
秋がとっても楽しみですね。




秋には、稲刈り、はさかけ、脱穀などの収穫体験、もちろん試食もするそうです。
待ち遠しいですね!



「Mama’s Kitchen」 ~ 釜めし編

2011年05月27日 | 空知の食
滝川市郊外の江部乙にあるファームレストラン&カフェ「Mama’s Kitchen」に行って来ました。
ここは市内で苺狩り・トウモロコシのもぎ取り販売や農産物の直売なども行っている
中村農園直営のお店で、農園で収穫された野菜や滝川産・道内産の食材に
こだわったメニューを提供しています。
いかにもファームレストランといった外観、店内もシックでお洒落な造りです。

 




お勧めはスープカレーと釜めしと聞いていましたが、
メニューを見るとこんなものも。




体力に自信が無く、命が惜しい私はこれはパス。
日本人らしく「梅じゃこ釜めし」を選びました。
釜めし、味噌汁、寄せとうふ、温たま、香のもの、そして砂時計?
「この砂時計が全部落ちるまで、お待ち下さい。」とのことです。
じりじり待って、待って、オープン。



大葉、ぶなしめじ、じゃこ達が「早く食べて!」と言っているようです。
茶碗によそうと、梅干し登場。




あつあつの一杯目を掻きこんだ後は、お店の方のお勧めに従い、温たまをかけます。




ああ日本人で良かったと思える瞬間です。
写真には撮っていませんが、当然お釜のお焦げをこそげ落として食しました。

このお店には、スィーツとお豆腐(この組み合わせはちょっと不思議)のお店
「Ensemble(アンサンブル)」も併設されていて、スイーツメニューも充実しています。




ちょっとわかりずらい場所なのでHPなどで十分確認してからお出かけくださいね。
機会を見て、「スープカレー編」もお届けしたいと思います。


滝川市江部乙町西11丁目500番地
TEL 0125-26-4888
木曜定休(祝日の場合営業)
11:00~18:00(土日祝は21:00まで)
http://mamas-k.sakura.ne.jp

利根別川クリーン・グリーン作戦2011

2011年05月26日 | 日記
去る5月21日(土)、岩見沢市の「はぎぞの緑地」において
「利根別川クリーン・グリーン作戦2011」が開催されました。
この行事は、岩見沢市の街づくり活動の一環として、
市の中心部を流れる利根別川に市民が集い、約2kmの川沿いのゴミを拾ったり、
花や木を植えたりして、自分たちの憩いの場を自分たちできれいにしようと、1991年から毎年行われています。
これまでの参加者は延べ6万人を超えるそうです。
この利根別川の川沿いには千本を超える桜並木があり、国土交通省の表彰を受賞した名所であることは、
5月10日のブログでもご紹介しましたね。




この日は、あいにく雨まじり天候でしたが、約千人の市民が集まりました。
主催者挨拶、来賓紹介の後、イワくん(「ひゃっぴい体操」普及員)と一緒に軽く準備運動です。




いよいよ2コースに分かれてのゴミ清掃のスタートです。
当総合振興局からも二十数名の職員が参加しています。皆さん、頑張れ~!




年々、ゴミの量は少なくなっているとのことですが、上流から流されてきたのでしょうか、
木の枝にはたくさんのビニールや布がからんでいます。
参加者は、周りの桜には目もくれず、目の前のゴミと格闘中です。
川の中にまで入ってごみ拾いをしている姿もあります。

  


終了地点であるガーデンテラス(花と苗木のマーケット開催中)に着く頃には雨脚が強くなり、
皆さんずぶ濡れでしたが、きれいになった利根別川に、満足そうな笑顔が溢れていました。
どうもお疲れ様でした。




「クリーン・グリーン作戦」は、毎年この時期に開催されています。
皆さんもこの地域活動に参加してみませんか。


利根別川をきれいにする市民の会
岩見沢市環境部環境対策課環境保全係内
TEL 0126-23-4111(内216)

森と遊ぼう ~ 芦別「元気森森まつり」

2011年05月25日 | 日記
芦別市は総面積の89%(約7万6千ha)を森林が占めていて、古くから林業や林産業が盛んな地域です。
皆さんにもっと森林や林業に親しんでいただこうと、地元の林業関係者が主催した
第8回芦別林産フェスティバル「元気森森まつり」が、
道の駅「スタープラザ芦別」で5月21・22日の2日間にわたって開催されました。




会場では、木工品などの販売の他に「丸太の早切り競争」などのイベントも。
これは子供の部、一生懸命ノコギリを動かしていますが、
慣れていないせいかなかなか切れませんね。頑張れ~。




我が空知総合振興局の森林室チームもブースやデモコーナーを設けて頑張っていましたよ。
ブースでは、木製のパズルやいろいろな樹木の香りの瓶詰め、
北海道の広葉樹の見本などがありましたが、
中でも人気だったのは「創作木工」のコーナー。
森でとれる様々な材料で思い思いの作品を作ります。
材料は、どんぐり、松ぼっくり、種、ドライフラワー、小枝など。




ところで、松ぼっくりといってもいろんな種類があるんですね。
これは「ヨーロッパトウヒ」などの大きなもの。10センチ近くもあります。




これは杉の仲間「メタセコイヤ」の実。木の本体はとても大きくなるのに、実はかわいいですね。
2センチほどの大きさです。形もちょっと変わっています。




ほかにも「ケヤマハンノキ」、小さな「ヒメヤシャブシ」の実などなど。
ふつう見ることがありません、自然の造形って奥が深いなぁ。

作品、ちょっと見せてね。「たいし」君と「ゆきな」ちゃん。
ゆきなちゃんは、もっとかわいくデコレーションしてから自分のお部屋のドアに飾るんですって。






こちらは製材過程のデモンストレーション。オレンジのヘルメットの方は、栗山の指導林家 岩崎さんです。
この丸太は樹齢50年ほどのトドマツ、手際よく製材していきます。
製材に触ってみると、まだ瑞々しい感触でとっても良い香りがします。岩崎さん大活躍。






ほかにも、製材機で輪切りにした「キハダ」を鍋敷きにするという方、
製材過程で出た木の粉を大量に集めている方もいらっしゃいました。
おじいちゃん、「来年もまた来てくれるかね?」って、もちろん来ますとも!
皆さん来年もよろしく、森林と林業に親しみにおいでくださいね。


芦別森林組合
TEL 0124-22-2111