そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

新年の風物詩 ~ 美唄市消防の出初式

2013年01月18日 | 日記
毎日寒い日が続いていますが、皆さん風邪など引いていないですか?
気が付けばもう1月も半ば、お正月気分もどこへやらという雰囲気ですよね。
少~し遅くなってしまいましたが、今回は新年の風物詩となっている、
消防の出初式の話題です。

先日1月7日は美唄市消防の出初式、消防職員や消防団員、
女性による防火クラブなど、約300人が参加し賑やかに行われました。




美唄市消防団には「キヤリ保存会」という組織があって、
江戸時代の町火消しから伝わる、木遣り・登梯(とてい)・
纏(まとい)振りの伝承と太鼓演奏の活動を行っています。
この日は総勢45人の団員の方々が日頃磨いた妙技を披露してくれましたよ。

先ずは「美消太鼓」による「火打ち太鼓」の演奏です。
「美消太鼓」とは何とも粋なネーミング、
その名に相応しく打ち手6人のうち、5人が女性、
力強さに華やかさが加わって、見る人を一気に惹きつけていましたよ。






続いては「纏振り」です。
纏は、江戸時代、町火消し消防組の看板道具で、
火事を消している間、それぞれの組の纏を振りその威勢を誇示していたとか。
ここ美唄市消防団でも、中央、旭、東明、南美唄、光珠内、峰延、
西美唄、中村、茶志内の9つの分団が、情緒豊かな木遣り唄に合わせて
それぞれの纏を振るっていました。






そしていよいよ「登梯(とてい)」と呼ばれる梯子乗りです。
登梯は、江戸に来ていた加賀鳶の職人が、
持っていた梯子を急場の火の見やぐらとして地面に立て、
その梯子に登って火事を見つけたのが始まりと言われています。
へ~消防の出初式でなぜ梯子に登るの?と不思議に思っていましたが、
ようやく謎が解けました。

左の写真は1本腹亀という型、梯子の一方でお腹を支えて身体を水平に保ちます。
この他にも、腕だめ、だるま遠見、唐傘、爪掛け1本八そうなど、
いろいろな技を見せてくださいました。お見事!!

     


梯子の上からは垂れ幕で新年のお祝いです。




それにしても、登梯は、命綱をつけている訳じゃないし、
下にクッションが敷いてあるわけでもありません。
のり手の方々は、こんなに高い場所で腹ばいになったり、
逆さになったり、怖くないんでしょうか。

美唄市消防では、昭和49年から木遣りと纏振りを行ってきましたが、
登梯も復活したいと団員や職員有志が研究と練習を重ね、
昭和55年から市民の皆さんに披露しているそうです。
美消太鼓は平成9年から、消防関係行事に加え
夏の「歌舞裸まつり」などにも参加しイベントを盛り上げています。

私達の目を楽しませてくれた出初式も無事終了、
さあ、今年も火災や災害のない良い一年となりますように。

この記事についてブログを書く
« 「手打ちうどん ほくほく庵」... | トップ | 空知のお豆で美味しい「落花... »
最近の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事