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ムーブカスタム・レポート インテリア編

2010-04-21 22:42:19 | 過去の車たち

前回に引き続き、ソニカの代車でやってきたムーブカスタムのレポートです。

今回は、そのインテリアについてレポートしたいと思います。

 

まずは運転席周り。

シフトノブ、及びオーディオ、オートエアコン周りはソニカと全く同じデザインになっています。ただし、ソニカに比べると一回り小さくなっているような印象を受けます。(ソニカはシフトノブのすぐ上にハザードや熱戦デフォッガーのスイッチがついていますが、ムーブカスタムでは一段上に上げてあります。

このシフトノブ周りの出っ張りは、最近のダイハツ車の多くに取り入れられているようですが、実際に使用してみて非常に使い勝手が良いですし、足元も見た目に反して充分広いので、コレはコレでいいのかもしれませんが、安っぽさを感じさせるシルバーのプラスチックパーツだけは何とならなかったのかと思います。せめて色位、工夫して欲しかったです。

 

 

メーター類は、トヨタ車と同じセンターメーターになっています。

左からタコメーター、速度計、シフト表示、燃料計となります。

自光式のメーターも、何処と無くトヨタ車に似ているような。。。

色使いはブラックをバックに、白とブルーの落ち着いたもので、ソニカのオレンジを基調としたものより好感が持てます。

エアコンの吹き出し口は、ソニカが全閉出来るのに対し、こちらは出来ない等、少し安っぽい作りです。

速度計の右隅には、オドメーターとマルチインフォメーションディスプレイが付いています。ここも殆どソニカと同じなのですが、マルチインフォメーションディスプレイでソニカでは表示可能であった瞬間燃費が無くなり、その代わりにグリーンのエコマークが点灯する方式に変っています。

私個人としては、瞬間燃費計の方が具体的な数値を見ることが出来るのでエコ運転に心掛けるような気がするのですが。。。

メーターパネル周辺は、アーチ型のお洒落なデザインですが、実用上は?マークが付きそうです。掃除も面倒臭そうです。

 

 

助手席周り。足元は余裕の広さ。。。

でも、センターメーターと、凝ったメーターパネルのデザインのために、助手席エアバックがエアコン吹き出し口の間に設置されています。

そのため、助手席前のコンソールボックスは無く、足元のグローブボックスだけになり収納スペースは減っています。

充分なスペースが確保できる普通乗用車ならともかく、車幅に大きな制約がある軽自動車にまでセンターメーターを取り入れる必要があったのでしょうか?

ひょっとして、親会社であるトヨタからの指示なのでしょうか?

 

 

助手席のグローブボックスとドリンクホルダー。

ドリンクホルダーは、ソニカの物よりはるかに進歩していました。

まず、収納状態では、かなり小型になっていてソニカに比べると目立たなくなっています。蓋の部分を押すとゆっくりと出てきてカップホルダーのアームが跳ね上がるようになっています。

グローブボックスは、ソニカの物よりやや深くなっていて、取説や車検票などを立てて入れるための仕切りが中についています。

いつも感心するのですが、収納スペースの確保について、ダイハツはかなり研究しているみたいで上手いと思います。

 

 

運転席周りの収納。

運転席周りには、写真のステアリング前にある収納の他、ステアリング基部の下にやや広い収納、それから右足元にもカード入れ程度の収納が付いてます。ステアリング前の収納はサングラス、右足元の収納はカード類、ステアリング基部の収納には非常灯あたりを入れるのにちょうどいいかと思います。

 

 

 

お次は、サンバイザー。

バニティーミラーとバニティーミラーの蓋を開けると点灯するライトが付いています。

ソニカもマイチェン前まではライトが付いていましたが、マイチェン後のまめ八のソニカでは廃止されています。男のまめ八には余り必要の無い物ですが、ちょっと残念。ミラー自体もソニカより大型です。

ムーブカスタムは、男性を顧客にしているイメージ(CM等でも“アニキの~”って言っていますよね)がありますが、この辺を見ると、さりげなく女性ユーザーも意識している事がわかりますね。。。

ちなみに、この装備は運転席、助手席とも付いています。

 

 

さて、お次はこの車の最大の売りである広大な車内空間をご紹介しましょう。

まぁ、何も言わずにこれを見て下さい。

 

身長181cmのまめ八が楽に足を組んでも、前席との間に余裕があります。

 

 

このリアシート前の余裕。。。とても軽自動車とは思えません。

以前、ヴィッツやフィットのリアシートに座ったことがありますが、ココまでの余裕はありませんでした。

 

 

上の写真を撮影した時の前席のポジション。

運転席は、まめ八のドライビングポジションに合わせてありますから、それと比較すれば助手席前の広さがお解り頂けると思います。

2490㎜という軽自動車としてはかなり長いホイールベースの賜物でしょう。

シート自体の座り心地は、硬からず、柔からずで決して悪くは無いのですが、セルシオのシートをリサイズしたと言われるソニカのシートには敵いません。

 

 

運転席側フロントドアの内張りとウィンドウスイッチパネル。

ちょっとピンボケしていて恐縮ですが、ウィンドウのスイッチパネルはソニカと全く同じです。

内張りに関しては、オールプラスチックのソニカに比べて、内張りの一部に布地を使っているムーブカスタムの方が高級感があります。

 

 

リアドア。

 

 

最後にラゲッジルームをお見せしましょう。

長大な室内空間を得るために、ラゲッジルームは無いに等しい状態です。

ラゲッジルームの狭さで評判が悪かったソニカのラゲッジルームよりもさらに狭いのです。

これではスポーツバッグ一つ置く事が出来ません。

ちなみにこの写真をご覧になっても、横開き式のリアハッチは使い勝手が悪そうでしょう?

 

 

ところが、分割シートを倒してみると、車高の高さもあってかなりの空間ができました。しかも、リアシートは、ヘッドレスト左に見えるレバーを上に引くだけで簡単に倒す事が出来ます。実際にやってみるとあっけないほど簡単にシートを倒す事が出来ます。これなら力の無い女性でも簡単です。しかもシートを元に戻せば自動的にロックがかかるので安心です。

ピンを上に引き上げて倒すソニカの方式よりも格段に進歩していると思いました。

 

 

二つのリアシートを倒した所です。

室内高があるので相当大きな荷物でも入りそうです。

 

 

2回に渡ってムーブカスタムのレポートを書いてきましたが、如何だったでしょうか?

ムーブカスタムは、ダイハツの売れ筋だけあってとてもよく出来た車でした。大人4人がゆっくりと座れて、しかも経済的。。。

街乗り用として、買い物や子どもの送り迎え、あるいはちょっとした移動用と割り切って使うには最適の車ではないでしょうか?

そういった用途に限定するなら、維持費なども含めてリッターカーよりも優れているかもしれません。(あくまでも、事故の際の生存率を考えなければの話ですが。。。)

 

ただし、例えターボ仕様のグレードであったにしても、まめ八はこの車で高速道路を走ろうとは思いません。

 

 

 

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

yut666 [2010年4月25日 22:41]
こんばんわ。
ムーブカスタムは、車内広くて使い勝手いいですよね。ソニカが車好きなのに対して、万人向けの設計なんですね。
まめ八 [2010年4月26日 20:34]
yut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして、有難うございます。

トランスポーターとしてみた場合、エンジン音がややうるさい点を除けば、ムーブカスタムはソニカよりも優れていると思います。

けれども、私が車に求める要素を基準にして考えるとソニカの方が私は優れているように思います。
20年程前に、“欧州では、車=トランスポーターとして割り切って考える人が多く、きちんと走る、曲がる、止る事ができて、大人4人がゆっくり座れるような合理的な車が好まれている。ただ、その反面、少数の車好きがいて車社会が成り立っている、”という事を本で読んだ事があります。ようやく20年前の欧州のレベルに日本も到達したという事でしょうか?!(^O^)
EP82-SW20 [2010年5月3日 21:23]
こんばんは。
私もダイハツ車のシルバーのインパネは、なんとなく安っぽく感じました。
センターメーターは見にくくないですけど見易くも無いですね。
作る側のメリットとしては、左右両方のハンドルの車に対し、部品点数が少なくて済む事ですが、
トヨタのカタログ上は「視線移動量を抑えて見易い。」と謡っていました。
私はむしろインパネの高さを抑えて俯角を確保してもらった方が、安全上好ましいと思います。
ただ、ムーブは俯角は十分なので、これでもいいかなぁ、と(笑)
後席の前後のゆとりは凄いですよね。
逆に前席が遠すぎて不安になるくらいです(笑)

まめ八さんがこの車で高速を走りたくない理由は、足回りの柔さですか?
私は衝突安全上、Keiワークスの後席に人を乗せての高速は走る気はありませんけど。
まめ八 [2010年5月4日 20:30]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
続けてのコメント、有難うございます。

センターメーターの利点というのは、そんな所にもあったのですね。目から鱗でした。o(^▽^)o
さすが世界企業のトヨタ。目の付け所がチョイと他社とは違いますね。
実際、私もエスティマでセンターメーターは慣れていますが、ソニカの運転席前のメーターと比べて、可も無く不可も無い感じですね。
それなら、部品点数が少なくてデザインの上でも計算が楽なセンターメーターの方が合理的ですよね。
(長文、コメになってしまいました。すみません。以下続きます)
まめ八 [2010年5月4日 21:04]
以下、続きです。

私が、ムーブカスタムで高速道路を走りたくない、と言い切った理由は以下の通りです。
①車高が高い上に足回りが柔かいので、横風や荒れた路面状況にシビアに反応しそうだから。。。
つまり、横方句の安定性に不安があるからです。
②一般道でもエンジンをチョイと回してやると、エンジンノイズが騒々しくなるので、高速道路ではさぞかし五月蝿いだろうと予想されるから。
③車体重量がコンパクトカー並であることに加え、空力特性を全く無視したそのスタイルは、例えターボ仕様であったとしても、上り坂や追い越しの際にはかなりイライラさせられるであろうから。。。しかも燃費も悪そう。。。
そして、一番の理由は、この車のコンセプトがタウン・コミューターであることです。高速道路を使用した長距離ドライブを第一に考えられた車ではないということです。
例え、ターボ仕様の設定があっても、それは“何か必要があれば、一応、高速道路も走れますよ”という程度に考えていた方が、間違いないと思うのです。
メーカー側が、余り想定していない用途で車を使うことは、ユーザー側としては余り賢い使い方ではないと思うのです。
フォボス [2011年12月23日 13:26]
はじめまして!大変楽しく拝見させて頂きました。

私はフォボスと申しまして、ムーヴカスタム
RS(175)のプリクラッシュ・レーダクルーズ付
に乗っております。

出来るなら、175の前期型(RS)を
乗ってみて頂いて、レポートを読みたかった
なあと思います…。175の後期型は前期より
省かれた機能も多く、またRSでしたら
ローダウン&前後スタビが効いており、高速も
快適に走行出来ますよ!(レーダークルーズ付なら
さらに快適です)

私も、ソニカに乗りたかったのですが、
プリクラッシュや斜線逸脱警報に興味があり、
カスタムを選んでしまいました…。いまでも
残念に思います。

ムーヴカスタムRSの気に入らない
部分はミニバンのようなボディ形状です。でも
中に入ると広いので、これでいいのかもしれません。

なかなか、すべてを満たす車というのは
難しいですよね。実用で乗るファーストカーと、
趣味で乗るセカンドカーの2台体制が理想なのかも
しれません。貧乏人には無理ですが。

大変面白い記事を有難うございました!
また遊びにきますね!

まめ八 [2011年12月27日 8:35]
フォボスさん、こんにちわ。
それから、初めまして!!
コメントに気付くのが遅くなりまして申し訳ございません。

フォボスさんはムーブカスタムに乗られているのですね。
しかもレーダークルーズ搭載とは!
私もソニカ購入の際にレーダークルーズも考えたのですが、何せ資金難から断念した経緯があります。
私が乗ったムーブカスタムは、所謂完全ノーマル仕様で、しかも代車としてチョイ乗りした程度ですから完璧レポートとは言えませんが楽しんで頂けたご様子で有難く思います。
私もソニカ購入の際にはムーブカスタムのターボ仕様を考えていたのですが、価格的に折り合いがつかずソニカになりました。でも体が大きな私としてはムーブカスタムの広大な室内空間は魅力的でした。
仰る通り、全ての要件を満たす車っていうのは難しいですよね。我が家はエスとの二台体制ですが、ソニカをファーストカーとして使用するにはやや難があると思います。
これからもボチボチと更新していきたいと思いますので、気が向かれたらまた遊びにおいで下さい。o(^-^)o


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