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つぶやき............

パーカッショニストMasa(海沼正利)の『つぶやき...』
不定期でつぶやきます(^o^)。

リアリティのダンス  死んだら腐るだけだ

2014-09-10 | レポート
強烈だった。

強烈なファンタジー、強烈なリアリティ。

だが、後味は悪くない。

アレハンドロ・ホドロフスキー監督「リアリティのダンス」をuplinkでみてきた。

誰彼のツイートで知ってずっと気になっていた。

渋谷にわざわざ出かける事もあまりない。

仕事の合間に時間があればいこうとずっと思っていた。

だいたいからしてわたしは映画にはあまり興味がない。

全然みないわけではない。

もちろんみたいと思うものはある。

でも、どんなものでも映画であればみる、というスタンスでもない。

う、、、、、、脱線しそうなのでもどる。

......................................................................................................


監督の子供時代を描いたと言われるこの映画。

最初からタイトルにずっと気をひかれていた。

パンフレットに説明も書いてあったが、はっきりとこのタイトルを理解出来ているわけではない。

リアリティ。。。ダンス。

。。。。。。。。

子供の頃の想像力とか、妄想力、感受性はとんでもなくファンタジーだ。

自分を顧みて、思い当たるフシはすぐ見つかる。

それにしてもいちいちセリフが強烈で、だがしかしそれによって自分がひいてしまうかと思いきや以外にすんなり受け入れているところが可愛い(だれが?、、え?、じぶん?.....)。

数々の現象が走馬灯のように頭の中を駆け巡る。

サーカス

手足のない労働者たち

降ってくる魚

勇気

チリ

ユダヤ

オペラ

赤い靴

聖水

踊る馬

俺たちに明日はない

記憶喪失

ママのセリフがすべてオペラ調の歌で綴られるところに演劇的な匂いも感じる。

けっしてアングラではない。さりとてトレンディでもない。

そうか、これはポップヒストリーなのか、とか思ったりする。

何回も出てくる「死んだら腐るだけだ」というセリフ。

聖水によるペストの治癒。

水を運ぶ為の牛(だったかな?..)の肉を切り刻まれ、「明日からどうやって水を運ぶのか...」の問いに「俺たちに明日はない...」と叫ぶ声。

記憶喪失とわかっていながら一緒に暮らすことによって生きる糧を得られる人。

何はともあれ映画の最初はお金の話から....(え?、だった...^_^;)。

勇気を強要するところはさすがに自分にふりかかっているかのように怖かった。

映画の中のコは立派に耐えるところがちょっと羨ましかったり...。

おいらには、、ムリ(>_<)

乱雑におかれたさまざまな出来事が人生をそのまま表しているようで、つい自分の事に思いをはせたり.....。

ああ、これが「リアリティのダンス」か.....。


   Masa.....

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ふるさと復興コンサート

2014-09-10 | レポート
民謡歌手、伊藤多喜雄さんの呼び掛けで、今日から4日間渋谷のTAKE OFF7でチャリティライブが行われている。

おいらは今日「調草子 Kaori-ne」で出演した。

おいらはそれこそ若い頃、2年間ほど伊藤多喜雄さんのサポートをしていた。

彼のグループでは、エジプト、トルコ、イスラエル、という魅力的なツアーもさせていただいた。

なにせ月に何度も北海道へ、しかもいった事のない場所へいかせてもらったのだ。

初めての北海道が札幌でなく赤平という.....。

初めてのお仕事が、この赤平のための「ひっとん節」を録音する事だった。

彼のグループで津軽三味線の木下伸ちゃんに出会い、長く「天涯」というDuoをさせてもらった。

「調草子 Kaori-ne」で演奏している「花の島」は伸ちゃんとのDuoで演っていた曲だ。

いろんな体験をさせてもらったなかで、今でも覚えている多喜雄さんの言葉がある。

「うたはカラオケボックスで歌うものではなく、家庭の中で歌うものだ。もっと家庭の中にうたを....」


    Masa.....
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自分のための、自分へのメモ

2014-09-08 | レポート

神のご加護に甘えて全てがOKになってしまわないよう(いわゆる結果オーライ…)、自分への勉強メモとして書く。

うっかり、そんな些細なこと…と思ってしまったから。

大きな空間である事が今回のポイント。

長くなりますσ(^_^;)。

ブログに書いといてなんですけど、面白くないです(あ、いつものことか…)。

まず、

昨日のプログラムの確認から。

…………………………


パフォーマンス1…数組のダンスチーム

saigenji

パフォーマンス2…数組のダンスチーム

サルサバンド2組

パフォーマンス3…数組のダンスチーム

Silvio Anastacio

DJ time

El Gran Combo(^O^)/

…………………………


いっちばん最初はキッズたちのダンス。

もう可愛くてメロメロだったぁ~^_^。

あの中に自分の娘がいたとしたらチチはどうなってしまうのだろうσ(^_^;)。

…………………………


特筆すべきは神たちの音環境。

推測でしかないが、恐らくご自分達のブレーンPAさんを連れていらっしゃったと思われる。

出音の良し悪しでその演奏の評価が決まるといっても過言ではない。

ステージ中でのやり易さも大事だが、どういう音でオーディエンスに届くのかは自分の耳で確かめたいところだ。

それは客席でないとわからんのよね~。

わたしは2階席でした。

フェスティバルになるとたくさんのアーティストが出演し自分達の時間が充分にない。

その少ない時間の中でこのサウンドにとって何が大事なのか、どう聞こえて欲しいのかを、具体的かつ建設的にPAさんにつたえる術を持つべきだなぁ、と思う。

音楽やバンド形態により調理加減が変わる。

勉強になったのは、サルサとサンバでは相当違う調理をしなければその音楽の良さが半減するということ。

スルドのような低音でいてつぶがオンで聞こえたい楽器は難しい。

同じドラムセットを使っても、サルサとサンバでは表現の仕方が違う(演者の違いは言わずもがな…)。

その音楽の違いはリズムのキャラクターによる。

そのリズムがどういう音バランスで聞こえたらより魅力的になるのかは勉強しがいのあるところだ。

…………………………

全ての出し物をDJさんがつないでいく。

達者なおしゃべりもしながら。

最後の言葉から次に音が出るまでの空間は意外と人の心理を左右する。

特にダンスパフォーマンスではダンサーたちの準備などでリハーサル通りにはいかない。

MCも含めて曲間というのは大事だな、と改めて思う。

…………………………


テンポ。

会場の広さや、自分から演者までの距離によりそのテンポの印象が変わる。

音環境にも関係するが、小さめなライブハウスで聴くのと聞こえ方もずいぶん変わる。

特に早く細かいものをする時に一拍の広さの持ち方の工夫が必要なんだなと思う。

…………………………


ステージング。

もちろんな事ですが、大きなステージでは細かな動きや反応の仕方は伝わりにくい。

常にオーディエンス、特に会場の広さを腕の中に感じる必要があると思う。

…………………………


ダンスの見え方は、以前ここでつぶやいたが、やはりそれもそのまま当てはまる。

動きを仕事にする場合は、やはりその空間力が大事になるのだなぁ。

エンターテイメントであることの意識の差と、揃うところがバッチリ揃っているかどうか。

脇のあきぐあいもポイントのような気がしてる。

…………………………


そして、これが一番自分が猛省をしなければならないことなのだが、どんなステージも勢いとノリだけでやってはいけない、ということ。

もちろんそれらが前面に出たほうがいい時もある。

しかし、特に大きな空間でのエンターテイメントでは、思考され構築された土台が見えるほうが安心感につながるし、それが自然であればなおさらだ。

専門外の楽器をやる時は特に要注意だ。

…………………………


それらがすべて、この上なく高いレベルで存在していたのが神たちだった。

これからもずっと気付かされ、楽しませていってくれるのだろう。

…………………………

最後に、チャチャチャの成り立ちに思いを馳せている。

あたしは満足に踊れないが(というより、ちっとも踊れない…)、日本の踊りでないものをみなさんよく踊れるようになってきたと感動している。

その原動力が四つ打ちであることをはからずも露呈することになってしまったと感じている。



Masa……


ps.(このメモが自分の役にたちますようにσ(^_^;))








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ホンヤ ミカコ(Honya Mikako) 2012'韓国公演の報告

2012-06-05 | レポート
5月12日~14日、オカリナ奏者、本谷美加子さんの「ホンソン国際オカリナフェスティバル」出演のサポートの為、韓国のホンソンという所へ行ってきました。

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おっと、その前に、熱心なカイヌマHP読者の皆さんなら(そんな人、居るんかいな)、いつもの公演報告と違うことにお気づきであろうか。

そう、その通り!。今回は「つぶやき」本陣の場所を拝借しているのであります。だから、HPの「reports」「つぶやき」両方からこられた方に見てもらえることになっております。ためしではありますが、こちらの一方的な労力軽減の為でゴザイヤス。
何かご意見ありましタラの煮付け美味しいね(ごまかすなっ!)。

では、めくるめく喧噪とカオスの旅へ(それほどではゼンゼンない)。

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私の韓国訪問は2回目。前回はいつだったかと「reports」を見返して見ると(さりげなく宣伝してみたりする)、2006年。し、か、も、ホンヤさんの韓国ツアーだったではないかぁ~!(わざとらし......)。

冗談はウチによく来る野良猫の顔だけにしておいて、韓国訪問2回ともホンヤさんの演奏旅行である所が今回の旅のオソロシ......あ、いや(^_^;)、この偶然の出来事に一層韓国という国を身近に、そしてオカリナという楽器の魅力とホンヤさんの韓国での人気を改めて実感したのでした。


        --- ☆ ---


5月12日

前回同様、出発は羽田空港から。新しくなったキレイな国際線ターミナルからで、ウチから近いし駐車場もたっぷりでホントつかえるな~。

今回のバンドメンバーは、飯田俊明(pf)、宮野弘紀(Gui.)、早川哲也(Bass)。
ホンヤさんとマネージャーは一日早く現地入りしているので、メンバーのみで向かいます。
前回の時はスパコネの伊藤さんに声かけていただき、今回は宮野さんに声かけていただきました。ありがたいことですm(_ _)m。

今回の行き帰りは初めてのアシアナ航空。食事もおいしいし、乗務員にも好感もてて、とてもよかったですよ~。
行きは韓国風、帰りは和風、でも必ずキムチ?。な、機内お食事タイム。


さて、肝心の旅の中身に関しては、ある程度ツイッターに投稿していたので、そのまとめを下記におきます。それらを見ながらさらに深い世界へアナタをお連れいたしますわ(そんなものわない....)。

韓国旅行のツイートまとめ


今回の旅はホンソンという場所すら確認せずに日本を離れてしまったので、金浦空港でマイクロバスに乗せられた時、「コレから2,3時間かかる」と迎えにきてくれた人に聞いた時、ちょっとしたドキドキを感じたものですが、高速道路でSAに入って現地の人達に触れたり、iPhoneのグーグルマップで現在地を確認したりしてアドベンチャーな気分を楽しみました。

(韓国メモ)韓国の人は相当なスピードを出して運転する人が多い。

現地についてホールに入ろうとした所で、ある青年が僕に近づいてきてなにやら言い始めた(勿論韓国語)。
話す感じから悪い印象はなく、さらにあまり他人の様な気がしないのでどうしたものかと考え込んでいたら、ちょっとまってという仕草の後、別の青年を連れて戻ってきた。英語の話せるその彼から聞いた驚愕の事実!!!。

いやいや、そんなたいそうな~(^_^)。ツイートまとめにもあるが、前回ホンヤさんで韓国に来た時の一公演を主催していたオカリナの先生だった。わ~っ!、そりゃあ他人の様な気がしないはずだ~。僕が来ることは知らなかったらしいが、それでも顔を憶えていてくれて見かけるなり声かけてくれたのはとても感動でした。
一緒に写真を撮ったが、誰のカメラに収められているのかワカラナイ(^_^;)。


この日の驚きはもう一つ。な、なんでセンパイがぁ~~っ!!!、ここにおるん?。

夜に行われたレセプション会場の入り口で、うしろからいきなり「カイヌマッ!」と声かけられ、「ごめんなさいっ!」とあやまる間もなく私の眼に懐かしい風貌が..........い、いや、ちょっとちがっちゃっていましたが、確かにお世話になったセンパイがそこにいるのでした。

彼の名は江波太郎。一級上のユーフォニウムの先輩で、よく仕事などをいただいて現場を経験させてくれた人の一人です。オカリナも吹いている話は聞いていましたが、このときよく話を聞いたらユーフォニウムは年に10回ぐらいしか吹かないそうで、それってオカリナ奏者ってことじゃ~ん、と笑いあいました。後でホンヤさんに聞いたらオカリナ界でもユニークな楽しい存在だと言うことでした。ニコニコ


ほんとはこの日の夜中にリハをするはずだったのが明日の朝に変更。
海外公演では、変更や決定してないことや情報が伝わっていなかったり要求が伝わらなかったり、いろんなことが起きるのが当たり前で、それにいちいち左右されていると神経が持ちません。マネージャーさんやリーダーはホントにご苦労なことですが、アーティスト側もその前提に立ち旅を楽しめると、その国や人の印象が変わるものです。
でもね、コレは必要なんだ、大事なことなんだ、と怒りではなく話すことで、相手はなんとかソレを理解して応えようとしてくれます。これが、コンサート終わった後をより大きな感動で包むのです(^_^)。

え?、ホテルの部屋はどうかって?。ふふ、フフフフ.....。
少しでも日本のホテルの感覚をベースにしていたら「え~?!」って言う気持ちになるでしょう。しかもココは田舎です。お世辞にも清潔なようには見えませんが、一応掃除はしてあるし、布団もちゃんと洗ってひきなおしてあります。ベッドはダブルに近い広さだし、部屋も広い。お風呂は無いけど、シャワーは十分に熱いお湯が出ます。トイレも水洗ですしね。
え~と、なにか?......。



        --- ☆ ---


5月13日

さて次の日。朝からキムチ。ぱりぱり、パリパリ、Pariparipari.....。

120513_9_03_00_2

120513_9_04_11

今回のフェスティバルはノーブルオカリナという団体が主催しております。いろんな所が手作り感あふれる様相で、特に通訳さんはソレを仕事にしている方ではなく、知り合いや誰かの紹介で話せる方がボランティアでやっております。
一応国際フェスティバルなので、たくさんの言語の通訳の方が関係してくれていますが、なにせみなさん、一般の方です。急な仕事が入ることもあれば、体調崩す方も出、乗ってきた車が動かなくなり近場の修理工場で見てもらわなければならない方も出てきます

そんな中、今朝僕たちを朝食の場まで車で連れて行ってくれた方は日本人で、こちらの方と結婚しこのホンソンに住んでいる女性でした。そこに住む、ということはスゴい事で考え方や行動にも少なからず影響を与えます。
赤信号で止まった交差点で左右を見て、車こない事を確認し「いっちゃお....」。え、えぇ~?!

んでその後に「あ、後ろに警察がいた。」(また)え、えぇ~?!

「多分大丈夫。」などと言いながら食事会場で僕らを降ろすとすぐその後ろにパトカーがスーッと入ってくる。
以下、状況通訳。

   Police「おくさーん、信号無視だめだよー」
   奥さん「あら、ごめんなさ~い、今フェスティバルで日本の方が来ていて急いで連れて行かなければ
       ならなかったのよ~」
   Police「そうですかー。きをつけてくださいよ~。」
   奥さん「ごめんなさいね~、おーっほほほ~。」

あ、あれ?、終わり(?_?;)。

勿論、ソウルではこうはいかないでしゅね~。


朝から野菜たっぷりのお食事をいただき、ホールへ。
音響さんが一人で準備中のステージへ。
セッティングの事から音の事まで、この人には本当にお世話になりました。
ベストではなかったけれど、こちらからの要求によく耐え工夫をこらしてステージを作ってくれました。
あっ、一緒に写真撮るの忘れた。
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結局たっぷりな時間を使わせてもらい、昼食会場へ(また食べるんかいっ!)。

120513_13_54_57

なんか、食べてる所ばっかりなような......。

さて、この後は夜の本番までオフタイムです。メンバーは思い思いに時間を過ごします。
街へ出てぶらぶら散策する人、買い物に出かける人、ホンヤさんは通訳さんに教えてもらった美容室で本番用の髪型をセットしに。アタシはってーと、ホールへ戻り客席で横になり、他のグループのリハーサルを聞きながらウトウトしたりツイートしたり。
実はこの旅まであまり寝てられない毎日が続いていて、睡眠をとれる時に取る事も目的にしていた旅だったのでした。
だから街の事やワクワクしそうな事をあえて調べず、じっとしているようにしたのです。もったいないとも思いますが、それでも充分韓国を堪能していますよ~

さて、ステージですが、国際フェスティバルという事もあり、いろんな言葉が飛び交っております。
韓国語を中心に日本語、中国語、モンゴル語、英語、イタリア語、などなど....。
ステージの音を聞きながらうとうとしていましたが、たくさんの出演者がいるためなかなか僕ら以上に大変で、じっくり午前中かけてリハできて良かったなあと思いました。


それまでの出演者の人達が押してくれた為、僕らの演奏は終了予定時間ごろに始まりました
今回のステージでの目玉はホンヤさんが今回の為に書き下ろしたその名も「マッコリ」。
pfの飯田さんのアレンジも冴えて、マッコリを飲んだ人なら誰しも笑ってしまう楽しい曲ができました。日韓のカケハシとしてこれからも人々に聞いてもらえるといいですね。マッコリ マッコリ~
そして、東日本大震災のため韓国の人々からも多大な寄付をいただいているお礼を込めてオカリナ独奏で「新相馬節」を演奏。あたたかな拍手を頂くのでした。


さ、演奏は盛り上がりのうちに終わりこの後はみんなで打ち上げ、と行きたい所ですが、ワタクシ次の日のフライトが早くひとりだけ空港近くへ移動する事になっており、感動さめやらぬまま片付けしてお別れです。

一人だけと思い乗り込んだ車には3人の男性が乗っていました。前日に演奏を終えていた、やはり韓国でも大人気のオカリナ奏者、大沢聡さんとメンバーのお二人です。彼らも次の日のフライトが早いため空港近くへ移動という事でした。初対面なのにいろいろ話しかけてくださって長い道のりも楽しく過ごせました。
途中、こちらへ来る時にも寄ったSAで休憩を取り、食事をする事になりました。
ん?、オーノォ~!、わたくし、今回使う所無いだろうとタカをくくりお金をウォンに替えていなかったのです。
しかし、ソレを知った大沢さんにナントおごってもらっちゃいました~っ!。
この場を借りて、ありがとうございました
その大沢さんに聞いたのですが、このオカリナフェスティバルはもともとイタリアで行っていて、たまにドイツでもやるそうなんですが、今年はいろんな力が関係して初めて韓国でとりおこなわれたと言う事です。ふ~ん、そうなんだ~。


無事にホテルへ到着し(どこへ泊まるかは聞かされていなかったが、運転手がココだ、というのだからココだろう)、早々にシャワー浴びて寝ました。韓国にはいわゆるホテルというものは少なく、観光客は普通にラブホテルに泊まります。日本では?でも、韓国では普通です。むしろそちらの方がいいホテルだったりします。特に地方ではおおく、前回の旅のときもそうでした。つまり、このホテルもそうですv(^_^)v。




        --- ☆ ---


5月14日
フライトが早いためホテルを出るのも早いです。フロントを覗き込むと奥の部屋でおっちゃんが寝ています。
う~ん、黙って出て行くわけもできないし....
 「ハロ~、ハロ~、アンニョンハセヨー」
 「ン~、オ~ウ....」
 「ありがとう、でかけます」
 「オ~ウ、センキューセンキュー」
 「タクシーいるかな?」
 「ソトニイッパイハシッテマ~ス」
そして昨夜から懸案事項だった、
 「タクシーはカード使えるかなぁ?」
 「オーケーオーケー、ダイジョーブ」
具体的にそう言ったかどうかはさだかではないが、おじさんの人の良さそうなちょっと寝ぼけた顔とジェスチャーでそう読み取り、ホテルを後にします。


外は小雨。しかも車走っていない........。
 「。。。。。」
ま、まあ、ずっとココにいるわけにも行かないので、見回してここより車通りのありそうな所へ移動。
そこへ一台のタクシーが(で、できすぎだ......)。
 「ハロ~、金浦空港に行きたいんだけど」
 「.................(おじさん黙ってうなづく..........)」
 「それで、カード使える?。」
 「...............ノー...........」
 「....え、えぇ?!......ダメ?」
 「.........ダメ.............」
 「そうか~。ウォンもっていないんだ。(思い切って)円でもいいかな~。」
と言って1000円札を見せる。
 「................オーケー.............」
 「ほんと?、たすかるわ~、ありがとう。じゃあお願いします。」
おじさんは降りてスーツケースをトランク入れるのを手伝ってくれ、
 「..........エアポート?........」
 「はいはい、そうです~」

車は走り出し、5分とたたず空港へ。そうか~、めんどうな両替しても1000円はぼろもうけだな~。
まあいいや、助かったし。と思っておじさんに1000円札わたし空港内へ。

朝から活気があるなーと思いながらカウンター近くのおねえさんにチケットを見せたら、
 「アラ~ン、ココ国内線ヨ~、国際線ハ、◯バンカラばす二ノッテネ~」
 「ガァ~ン!!、なんてこったい、考えてみりゃ羽田だって国内線と国際線のターミナルは違うじゃないですかー!」
と言った所でもう遅い。あのタクシーのおじさん、ねぼけてたな?。
やたらと速度の遅い集会バスに乗り込み、空港近辺で働く人々の顔やしゃべり声など聞きながら、こんどは間違いなく運転手さんに促されて国際線ターミナルへ。


まあ、旅なんてこんなもんですよ。珍道中であったことを喜びましょう。無事に帰国できましたから(^o^)。

まだまだ未知な隣国ですなあ、韓国。



        --- ☆ ---



今本当に韓国では(中国も)オカリナブームで、それはやはり学校教育の中にあるせいでもあるらしいのですが。
大勢の老若男女が世代を超えてオカリナで楽しむ姿はうらやましくもあります。

前回お世話になったオカリナの先生が言っていたのは、「オカリナについて解らない事だらけだった所、ホンヤさんの演奏を聴いて、こうするのか、とか、これはどうなっているのか、とか、とても勉強する所が多く、直接教わってはいませんがホンヤさんは私の先生です。こう思っている韓国人はいっぱいいます。」と。

偶然なんでしょうがなにか縁を感じる今回の韓国旅行、無事(?)に終わりました~(^_^)。
ホンヤさん始め、マネージャー、メンバーの皆さんありがとうございました。
また行きた~い。

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           おわりっ!






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