つぶやき............

パーカッショニストMasa(海沼正利)の『つぶやき...』
不定期でつぶやきます(^o^)。

追悼と感謝と自分

2024-04-11 | 日記

新国立劇場で坂本龍一さんと高谷史郎さんの日本初演『TIME』を観てきた

水と共に長い時間を共有するこの空間に

来られた方の数だけの物語と

それ以外の生き物の物語に想いを馳せる時間だった

はて、

自分自身の物語はどうだったのだろうか

 

その数日後

NHKで坂本龍一さんの番組を観た

いつかも「つぶやいて」いたが

2023年は自分の音楽を形作る原動力になった多くの方々が天に召された

追悼と感謝の言葉を表す間もなく次々と

この番組をみて

それを含め自分を改めて見直す必要があるのでは

感じた今日この頃である

具体策は

まだない

 

   Masa...


謹賀新年2024'

2024-01-02 | 日記

2024年明けましておめでとうございます。


2023年に関わってくださった皆様への感謝と


新年の皆様が穏やかで健やかに過ごせる一年になる事を願っております


昨年は子供の頃の自分に大きな影響を与えてくださった多数のアーティストが天に召されました


世界情勢も国内情勢も不安定な中


新年早々に自然災害の影響を受けてしまわれた方々もいらっしゃいます


もう何年も前から心に思う


普通に暮らせる事の奇跡と有り難み


の思いをここに来てさらに強く感じています


今年も音楽や舞台を創り演奏していかれる事に感謝しつつ


それを皆様に楽しんでいただけたらとても嬉しく思います


皆様の毎日が笑顔でありますように


あ、ボクもね^o^


滋賀県 石山寺 八大龍王社



   Masa...


Djembe Fola!

2023-06-22 | 日記

改めて感謝を心に刻む日は次から次へとやってくる

 

一本の映画でその楽器の認識を改めなければならなかったその男は

 

それまで自分が目にしていたその楽器の音や演奏とは全く異なる事に驚き

 

よりこの楽器に魅せられていき

 

その音を含む彼の地にも思いを馳せた

 

しかしまだそこへは脳内でしか行ったことがない

 

映画はDjembeという楽器のお話だが

 

いろいろと通づるところがあり

 

ワタシの一つのバイブル的な映画になった

 

Djembe Fola(ジャンベ フォラ)とは

 

名手であることだけではなく

 

ジャンベで叩く全てのリズムを正しく扱うことができ

 

その語り継がれてきた歴史を正しく知っている人にしか与えられない

 

聖なる称号だ

 

ママディ ケイタ

 

あなたの足元にはまだまだたどり着けそうにないが

 

これからもその足跡を辿っていきます

 

安らかに。。。(2021'6/21没)

 

 

     Masa...

 

 

 

 


キッカケはギタリスト故.津村和彦さんだった

2023-06-17 | 日記

Tumba Créoleが海沼バンドとして始まったのが1990年

キッカケはギタリスト故.津村和彦さんだった

津村さんと知り合ったのは確かベースの越智泰彦さんの紹介だったと思ふ

 

津村さん越智さんとワタシで分倍河原のバベル2ndというしっぶいライブハウスでよく演奏した記憶がある

その津村さんが当時新しく八幡山にできたサムシングエルス(今はもう無い…)というライブハウスに出ていて「海沼もやってみたら」と背中を押してくれたと記憶している

 

忘れもしない最初のライブは

ワタシ、津村和彦(g)さん、越智泰彦(b)さん、太田惠資(vln)さん、高田真(Dr)さんだった

 

学生時代から知り合いだったパーカッションのコスマス カピッツァにも声かけたがあいにくこの日は合わず2回目のライブから参加してもらった

コレが後のTumba Créoleになる

 

自分の作った曲が音になっていく

自分の思い描く音世界が現実になっていく

その事に喜ぶ間も無く

ライブをするという事に夢中になっていった時代だった

 

ある日

津村さんは『アメリカへ行く』と言った

どのくらいいられるか分からないけれど今しかない と

 

バンドは津村さんから小畑和彦さんにギターが代わりTumba Créoleとバンド名もついてさらに活動の場を広げていった

 

その後

アメリカから日本に帰ってきていたこともしばらく知らず

ずっと津村さんには会えず

具合を悪くされていることは風の噂で知っていたが

ある日 訃報を聞く

 

津村さんがアメリカに行く前に言ってくれた言葉があった

『海沼はいいヤツなんだから、人の目を気にせず人に気を使わずドンドンやりたいことをやれば良いんだよ』

 

自分がいいヤツかどうかは分からない

しかしその後の言葉については微妙なまま当時の津村さんより年齢を重ねてしまっている

毎年 この日にこの言葉を思い返しては

いろいろと思い巡らす

 

バンドの音が暖かいと言われることが多かったのは

津村さんのギターの音が私のやりたい事に暖かさを添えてくれていて

それが自然とバンド全体のサウンドの特徴の一つになっていったからだと思っている

 

2015年6月17日享年58歳

津村和彦さん

どうか安らかに

 

 

     Masa...


ずいぶんとつぶやかずに

2023-05-29 | 日記

真面目にすごしていたが

よく考えたら

つぶやかないことがなぜ真面目に過ごしていることの証になるのか

よくわからない今日この頃である

いや

つぶやきたい事はそこそこあって

適度にツイッターなぞで小出しにしていると

それはそれで月日が経っていき

うっかりここへくる足も遠のくってもんで

 

今年に限ったことでは無いけれど

世の中いろいろあります

まずは

子供の頃からそのすべてに魅了され

音楽することを仕事にしたいと思わされた3人グループのうちの2人が天に召されたこと

ショックとか悲しみはもちろんあるが

時間経過という現実を目の当たりにして自分自身がふと立ち止まってしまっていた

発表されなかったものもあるだろうけど

お二人は作品として残った音楽などで私たちの心に生き続ける

新しく創造されるものがないのが悲しいところだが

残された最後のお一人が元気でいてくださる事を願うばかりだ

そして

影響を受けたアメリカのシンガーソングライターも天に召され

お手本のようによく聴いたアメリカの歌手

さらには北のカンテレ奏者も召された

3月の時点ですでにワタシはツイッターに

追悼企画が追いつかない

と書いているが

さらにどっさり溢れ出て収集がつかない

それでもココに辿り着けたのは

とりあえず立ち止まりからの一歩ができたから

 

はい

シングルで発売されていた数曲をディストリビューションを変えて再発売していく事になりました

1曲づつになりますがぜひお聞きくださると嬉しいです

あ、あれ?

やはり最後は宣伝だなこいつ...(^o^;)

 

あの人もこの人も

どうか安らかに。。。。。

 

     Masa...