「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

「立体出力可能な形状モデルに作り変え(その15)」遂に完成!フルカラー立体出力モデル。(^^)

2013年01月24日 20時15分10秒 | MMDアバンドール



あにまさ式弱音ハクさん(あにまささんに許可を頂いた上で改造させて頂いてます)の立体出力改造作業シリーズ第15弾です。


このシリーズを初めて一か月あまりが経過しました。

前回フルカラー立体出力を発注して1週間と少し。本日、事務所に小箱が届きました。(^^)





中を開けるとこんな感じで丁寧に梱包されてました。





梱包を開けると、ハク姉さんの姿がちらり…。





衝撃を吸収するため様々な工夫がされていました。





それらを慎重に取り除き、やっと立たせてみました。

























おおおおおおおおおおおおお!!


懸念されていたパーツ破損の問題は全くなく、細かい部分も非常に美しく仕上げられています。
リボンの縁のエッジが立っている様は感動的でした。

それではじっくりと見て行きましょう。まずは上半身のアップから。





次に横から見た姿を。





少し斜めから。





フラッシュライトをつけて上半身を。





ここまで美しいと大満足です。


ここで今回立体出力した弱音ハク姉さんの出力方式とスペックをまとめます。


【立体出力方式】

 ・石膏粉末積層型(フルカラー塗装済み)

【3Dプリンター機種名/メーカー名】

 ・ZPrinter650 / 3DSYSTEMS Inc.(旧ZCorporationを買収)

【出力サイズ(縦・横・奥行き)】

 ・11.5cm×3.1cm×6.1cm

【縮尺比率】

 ・ほぼ12分の1.(figmaと同縮尺)

【出力をお願いしました立体出力サービス会社さん】

 ・株式会社アイジェット


そして、気になる今回の出力コストは以下の通りです。

 ・立体出力代: 8,400円(税別)
 ・送   料: 2,000円(税別)

ということでトータル10,920円かかっています。

しかしこれを手作りしたりガレージキットが出来るのを待つよりははるかに早く、そしてはるかに美しく、さらにはるかに手間がかからないお値段以上の成果だと思います。



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このように、あにまさ式弱音ハク姉さんを3次元世界に召喚するミッションは無事終了しました。

このモデルデータは後日公開予定です。Thingiverseにはモノクロモデルの出力可能形状データが公開されていますが、

ここまでこのモデルの製作にかかった工程や出力結果を表示するための動画の制作に入ります。

フルカラー対応立体出力3DCG形状データの公開は動画のリリースと共に行ないます。

それまで今しばらくお待ちください。(_ _ )