「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

4月に色々事後ご報告。

2014年04月14日 10時58分02秒 | ニュース


画像は、ブログの最後のほうでご紹介します。(汗)


・・・・・


3月からパタリと更新が途絶えてしまいまして申し訳ございません。(汗)

その間、プライベートでは「会社設立」という大イベントを推進しておりましたが、

このほど登記と会社設立届けが完了しました。

新しい会社は「VRE Research株式会社」という名称になります。

そして私はその会社の代表取締役に就任致しました。


・・・といっても現在のところ私一人の会社です。(^^;)

主な業務は、以前このブログで紹介致しました3DCGデータを簡単に3Dプリンターから取り出すための

自動変換プログラム「EasyRecaster」を実用レベルのアプリケーションに開発する、

だけでなく、色々企んでいます。(^^)


詳細は、このブログおよび今後VRE Researchで運営するブログの方でも随時発表していく予定です。


・・・・・


そして今回のトップ画像についてですが、

3月になって3Dプリンター鉄道模型の件や「NT京都2014」での展示も終わりましたので、

最初に作ったMMDモデル「そむにうむ式初音ミクSeries1」の手直しをしようとしていた結果できたモデルです。

はじめは軽い気持ちでモデルの各部形状の見直しを進めていましたが、

4月を前にしてかなり本気度が上がってきました。

当初はコードネーム「Series1-B version」としていたのですが、

とうとう別シリーズモデルとして独立させ、新たに「Series3」としてしまいました。

現在も夜に自宅に帰った後、ちまちまと改修を進めています。

データの公開はもうちょっと後になりますが、

公開時はMMDおよびMMMの他、全てのMMDビュワーやUnity上での利用も許可します。(^^)

・・・とはいえ、今も絶賛手直し中です。(^^;)


3Dペン"3Doodler"

2013年02月20日 20時55分49秒 | ニュース



ここしばらく、先日開発したプログラムを中心とした新しい構想を説明する資料の作成に追われておりました。(汗)


本日知り合いから教えてもらった情報ですが、

3Dプリンターを使わずに直接ペンで描く感覚で3D空間に軌跡を残すというユニークな3Dペン”3Doodler”が紹介されていました。


3Dプリンターの手軽さを遥かに超える3Dペン『The 3Doodler』がなんかすごい(IDEA*IDEAさんから)


ここで紹介されている3Dペンがまたなんとも、ワイヤーフレームを空間上に描画できるという素晴らしいアイテムになっています。

3Doodler Intro Video


これがあれば3DCGモデルを手描きで再現というか手描きで3Dプリントと言う荒技も可能になると思います。
但しワイヤフレームモデル専用ですが。



・・・・・

表題の画像は、先日開発したプログラムの基本アルゴリズムの説明です。

現在はデモ用映像の制作準備に入っています。

確定申告作業や仕事も絡んできますので、ここしばらくはばたばたしています。(汗)





3Dプリンターの比較記事etc.と、3Dスキャナツール導入失敗。

2013年01月30日 21時35分38秒 | ニュース



写真はあにまさ式弱音ハクさんフィギュアの梱包風景。

株式会社アイジェットさんで立体出力して頂いた物ですが、発送をお願いすると梱包用のサポートを付けてくれるので安心です。(^^)


本日も小ネタが多いです。まず今日のツイートから。



1.家庭用3Dプリンターを買うならどれ?


最近になって安価な3Dプリンターが多数登場し目移りしてしまいそうになりますが、以下のブログニュースでは個人で入手できる価格帯の3Dプリンターをピックアップしてその価格や性能、そして安定性等の特徴を列挙していますので、購入時の比較検討資料として役に立ちそうです。


家庭用3Dプリンタを買うならどれ?特徴別3Dプリンタリスト(Social Design News)


上の記事によりますと、最安値はPrintrbot Jr.の399ドル。安定性で行けば3DSYSTEMS社のCubeで1299ドル※だそうです。


※ Cubeは先日のCESで新型機が発表された際に1300ドル台に値上げされていました。


それにしてもCubeの安定性は抜群の様です。細かなトラブルは無い訳ではないですが、動いている所ではもりもりと3D立体出力物を生産しているそうです。(^^)



2.3Dプリンタの出力材料に「木」はいかが?


これも上記と同じくSocial Design Newsさんからです。


>可能性はどんどん広がる!3Dプリンタの材料に「木」も登場(Social Design News)


上記で列挙されていた3Dプリンターの立体出力方式は「ABS/PLA溶融積層方式」といって、細長いワイヤー上に引き伸ばしたABS樹脂やPLA樹脂の材料をプリンタヘッドで熱を加えながら細い糸状にして出力し、その軌跡を層状に重ねて行く事により立体物を作りだすという仕組みです。

その細長いワイヤー上の原材料をフィラメントと言います。昔の白熱電球の中に入っていた発行体と同じ呼び名ですが、そっちはすっかり廃れてしまっています。(^^;)

このフィラメントの新しい材料として、木材40%+無害なポリマー樹脂の組み合わせで出来た「木材フィラメント」が新登場したのです。

出力するとほのかに木の香りがするという優れモノです。しかもこのフィラメント、間伐材を材料にして出来るというエコなアプローチも試せるのではないかと記事中で熱く主張されているのも印象的でした。



3.3Dプリンターで外装を作られたロボット


こちらはKotakuさんの記事です。


3Dプリンタでアンドロイドを作ってみた(動画あり)(Kotaku JAPAN)


これまたすごい!やはりこういった一品物デザインに3Dプリンターを利用するのは正解です。

しかもこのロボット、設計図を含め外装パーツに至るまですべてオープンにしているので、作ろうと思えば作ることができるそうです。

こういう話を聞くと自分が未来を生きている事を痛感します。(^^;)



4.本日のシッパイ


3Dプリント関係のブログfabbalooさんから、Kinectベースの新しい3Dスキャン&データ再構築ツールである「Skanect」の新バージョンが発表されたとの情報が上げられていました。


A New Version of Skanect(fabbaloo)


動作デモを見る限りかなり高性能な3Dスキャンソフトである事が分かります。

Skanect Teaser



ただ、必要スペックとしてGPUがNVIDIAのGTX670という割と高性能なチップを要求されています。

うちのノートPCはGT650M(2GByte)だったので駄目もとでインストールして動かそうとしましたが、Kinectカメラキャプチャー表示が出ずに失敗しました。

今後時間を見つけて動かし方を調査したいと思いますが、無理かも知れません。


ということで、うちのKinectが正常動作しているかを調べるために久々にReconstructMeを立ち上げてみました。とりあえず3Dスキャナ機能は健在っぽかったので一安心。

しかしこのデータをどう利用するかをこれもまた今後調査に取り組みたいです。



【緊急連絡】コミックマーケット83最終日に「東天満Unity研究会」で参加します。【東地区S-21a】

2012年12月29日 23時33分28秒 | ニュース



お伝え忘れしておりましたが、実は現在開催中のコミックマーケット83に参加します。

12月31日、有明国際展示場東地区 S-21a 「東天満Unity研究会」です。

当日はMMDforUnity研究読本の最新版と、私の書いたMMDのモデルデータ(PMDEdirtor中心)や立体出力にまつわるあれこれを入れたPDFになる予定です。

あと、例の立体出力ミクフィギュアを目印に設置します。(非売品です)


もし当日コミケ会場に来られる方がいらっしゃいましたら、上記サークルブースにお立ち寄り頂きますよう宜しくお願い致します。(^^)


【ニュース】脳の記憶を移し替えられるという事は、、、

2011年06月23日 20時31分31秒 | ニュース
@coodoo: 攻殻機動隊が現実に - 脳に埋めたチップによって記憶を複製することに成功 |
DDN JAPAN / (DIGITAL DJ Network) http://bit.ly/iP6Ycw


一見おとぎ話かSFのように見えますが、
現実に実験として成功したそうです。
ただしラットの脳での話ですが。


でも、
こうなると我々の記憶は脳の中にデジタルデータという形で蓄積されているのか?ということに
なります。

しかもそれが入出力可能ならば、
将来的には脳のような構造を持つ生体ハードディスクもありということになるでしょう。


さらにもっと考えると、
私たちの魂のありかは、魂とは何か?記憶とは何か?という根源的な疑問につながってきます。
肉体が死んでも、記憶だけバックアップを取れば自分は蘇れるのか?
または記憶をコンピュータ内で再現すれば、自我をデジタル世界に再構築出来るのか?
さらには魂をコンピュータに移植出来るのか?

なんて妄想ともつかない想像が頭の中を駆け巡ります。

果たしてこれらの正解を知るまで生きている事ができるでしょうか。
それでもし肉体を捨てて無限に生き延びられる体を手に入れる事ができたとして、
それを自分は選択するのかしないのか?
あるいは勝手に過去の記憶を引っ張りだされてGoogleで検索出来るようになってしまうのか。

そうなると、あまり愉快そうな未来ではありませんね。(^^;)