「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

「次元の壁を超えて 初音ミク実体化への情熱展」が始まりました!

2014年01月31日 17時49分57秒 | MMDアバンドール


「次元の壁を超えて 初音ミク実体化への情熱展」(明治大学米澤嘉博記念図書館)が本日から始まりました。

展示は6月まで行われます。

先日当ブログでフィギュア発送の状況をレポートした3Dプリンター出力フィギュア

「そむにうむ式初音ミクS1」も無事展示場所に到着し、写真のように展示されています。





今回のフィギュア展示では丁寧に展示ケースの中に収めて頂いた上で、

MMDアバンドールについての解説文と、

3DCGデータ等を共有して創作を行うことについての意義(マンガによる解説)、

そして明治大学所有の3Dプリンター(EDEN系?)によるミクさんフィギュア3Dプリンター出力の状況写真まで添付され、

データを元に複製された、そむにうむ式初音ミクフィギュアS1の光造形3Dプリンターモデルも同時に飾られています。


当方の想像を超えた手厚い展示に写真を見て思わず感激&興奮しました。(^^)

上の写真では小さいので、念の為に展示されているフィギュアの写真を添付します。




会場の米沢嘉博記念図書館は、JR御茶ノ水駅の最寄りにあります明治大学の構内にあります。

入場には1日会員(300円)の他、

同館が所有する膨大なコミックマーケットの同人誌ライブラリの閲覧請求ができる会員サービスもあります。

同館は長年コミックマーケットの代表を努められた米沢嘉博さんの功績を記念して設立された図書館です。

そして初音ミクはコミックマーケットの原動力である「二次創作」により無限にその作品世界が広がる

バーチャルシンガーであり、2次創作の女神(Diva)でもあり、

あるいはその存在を実体化して取り出そうとする各種のテクノロジーの実験台としての役割を持つ大きな存在です。



そして今も彼女の歌声は世界を駆け巡っています。


MikuStar.com

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3Dプリンター出力対応鉄道模型データを作りました。(^^) - 2014.01.31追記(データ無償公開)

2014年01月30日 16時44分55秒 | 3Dプリンター



またしばらく日記の更新が空いてしまいました。(汗)

その間何をやってたのかというと・・・。(汗)


公益財団法人大阪市都市型産業振興センターの運営する、

「ソフト産業プラザイメディオ」に置いて、昨年10月24日に

『3Dプリンター制作 トライアル』という企画の募集が行われました。

(既に募集は終了しております)

そこで、その募集に応募して過去に3Dプリンターで製作した作品をお見せした所

「3Dプリンターでぜひ鉄道模型を出力して欲しい!」との希望がありましたので、

過去に出力したフルカラー3Dプリンター対応の鉄道模型データ「クモハ52003」を

10万円台の廉価版3Dプリンターで出力できるように、

大幅なデータ修正をかけました。


そのデータ修正元となったモデルデータは以下の画像のものです。



この車両、元々京阪神間の元祖新快速(当時は「急電」と言われてました)だったのですが、

戦後阪和線に転身した後、飯田線で1978年まで活躍した車体です。

その基礎データは後の電車特急「こだま」型151系に活かされることになり、

現在の電車時代の基礎を築いた歴史的な車両です。

現物はJR西日本吹田工場と、JR東海の運営する「鉄道・リニア館」に各1両ずつ保存されています。


この車両は2007年からモデリングを行っており、

2008年頃には車体上部のフルカラー3Dプリンターによる出力試作を済ませています。

その作例は2008年10月の「トレインモデリングマニュアル Vol.2」(ホビージャパン社刊)にて早々と紹介されています。

これはZPrinterを使ったホビー向け立体出力例として紹介された最初の例ともなっています。(^^)





とは言え、2008年頃から延々いじり続けてきた3DCGデータなので、

今となっては結構お恥ずかしい作例になっていますが、

その改造過程を紹介していきたいと思います。


まず車体なのですが、ローポリゴンだとせっかくの先頭部分の優美なカーブがカクカクになってしまうため、

元々から分割数を上げてモデリングしていましたが、

それでも立体出力時には面構成が目で見てわかるくらいに出力されてしまっていました。

ところが3DCG画面ではスムーズシェーディングという便利な画像処理方法があるため、なかなか気が付かないのです。




これを徹底的に改善するために、まずは車体データ全体をローポリゴンにすることにしました。




「あれ?アプローチが逆じゃないか。」と思われるかもしれませんが、

これはその後でOpenSubdivというメタセコイアの最新版で装備された自由曲面生成処理を導入するための地ならしなのです。

しかし、従来の自由曲面処理を導入すると、例えば窓まわりを四角く開けたい所が曲面処理のために丸くなってしまいます。

ところが最新版のメタセコイアでは、「ウエイト」という機能があり、自由曲面の設定されたポリゴンや頂点に対し、

「どれだけ自由曲面に追随するか」を示すウエイト値を設定することで窓は四角くすることが出来るようになっています。




上の画像では先頭部の窓部分にのみウエイトを適用してありますが、

ウエイトの設定されていない乗務員扉や側窓が円形になっているに比べてビシッとなっていることがわかります。

このウエイトを適宜設定して新しい車体を作りました。




そしてこの自由曲面のサブディビジョンをフリーズ(=極小ポリゴン化)することで、

立体出力時に外観も手触りも真の曲面の形状を作り出すのです。

以下の画像はフリーズ化した後の形状データです。




ところで、今回立体出力用に使用する3Dプリンターでは、


「出力サイズが120mm×120mmに限定される。」という大きな制約がありました。

このため、全長250mm近くあるこの鉄道模型データでは直接全体を立体出力できません。

そこで今回は車体を、窓配置を考えつつほぼ等間隔な長さになる3分割にしました。

その内の先頭部の試作データがこれです。




実は先頭部分だけは昨年何度か試作させて頂いており、どこが弱いかの検証を既に行っていました。

その時出力したテストショットがイカの画像の出力物です。

左の正面半分のモデルは嵌合性チェックのために出したものですが、

試験的にスマフォケースに貼り付けてみました。(^^;)




こうしてデータを分割した上で、今回はかねてから用意していた床下機器データの立体出力を行うことにしました。

電車モデルでは車体製作もさることながら、床下機器の作成や配置も結構大変です。

幾つかの部品はロストワックスパーツで販売されていますが、それらを揃えるのに結構なお金がかかったり、

揃えても組み付けるのが大変だったりします。

そこで思い切って床下も全て一気に出力できるようにしたのです。



床下機器は資料を見ながらかなり作り込みました。






さらに先頭部の連結器やジャンパー栓と、既に作成されていた台車(DT-13)友組み合わせてみました。




そうして3分割した車体と床下部分が揃いました。






ワイヤーフレーム表示で見ると、そのポリゴン数が恐ろしい数になっていることがわかります。




しかし、立体出力するにあたってはそれらの車体や床下等のデータすべてを調べ、

バッドエッジが残っていないか確認する必要があります。

バッドエッジが残っていた場合はサイドメタセコイアに戻ってその部分のポリゴン接続を調べ、修正をかけます。

図はMaterialize社のフリーソフトウェア「MiniMagics 3.0」です。これを使って様々なアングルからバッドエッジを調べます。




最終的にすべてのデータを調べ、STLファイル化し、本日イメディオさんに向けて発送しました。

総ポリゴン数は123万ポリゴンに達しました。




・・・と思ったら、電車を飾る軌道を出力してもらうのを忘れてました。

慌てて以前作成した軌道モデルをSTLファイルに変換し、チェックを掛けた後発送しました。(^^;)





果たしてどんな電車が出来上がるのか、楽しみです。(^^)




2014年1月31日追記:

書き出しを小修正しました。(汗)

・・・・・

それと、上記の3Dプリンター用鉄道模型データを無償公開することが決定しました。

無償公開についていメディオの所長様から快諾を頂きました。

このデータを元にして3Dプリンターから鉄道模型を安価にゲットしたり、

また鉄道模型データの3Dプリンター出力を通じて3Dプリンターの面白さや特性を知って頂ければと思います。

データの改変も許可します。その際は「本データを基に使用しました」との一文をお加え下さい。

本データ自体はクリエイティブコモンズライセンスの元で公開を致します。


といっても、これから出力確認で、一部修正が必要になると思われます。

あとREADMEを作成しますので、正式公開まで今しばらくお待ち下さい。(^^;)
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「次元の壁を超えて 初音ミク実体化への情熱展」にてS1ミクフィギュアを展示します。

2014年01月20日 21時02分44秒 | 3Dプリンター



この箱は何かというと、

実は私が初めて製作したフルカラー3Dプリンター出力の「そむにうむ式初音ミクS1」の全パーツが収められたケースです。


蓋を開けて中身を出すと6つのパーツが出てきます。





そして、これを組み立てると下図のようなフィギュアになるのです。






なんでこんな写真を撮ったのかというと、

このフィギュアがコミックマーケットの創始者を記念して建てられた

「米澤嘉博記念図書館」の展示企画である、

「次元の壁を超えて 初音ミク実体化への情熱展」

に上のS1ミクフィギュアを展示するためです。

そのためのS1ミクフィギュアの組み立てと梱包マニュアルを作成しました。

ご興味のある方はどうぞご覧下さい。(^^)

「そむにうむ式S1ミクフィギュアの組み立てと梱包方法」

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【ニュース】Photoshop最新版が3Dプリンター出力サポート機能を搭載!

2014年01月16日 21時01分14秒 | 3Dプリンター
Adobe社の代表的な画像編集ツール「Photoshop」については知らない人はにないと思いますが、

最新版の「Photoshop CC(Creative Cloud)」において、

なんと3Dプリンターでの立体出力をサポートする機能を搭載してきました。

筆者が集めた情報によりますと、以下の機能を有しているそうです。


1.3DCGモデルのポリゴン数縮減機能

  → ポリゴン数を任意の数に減らす機能です。
 
2.ポリゴンモデルのボクセル化

  → 「ボクセル」すなわち画像データにおけるピクセル(=画素)に匹敵する
    立体表現の最小単位立方体を使ってポリゴンモデルを厚みのある立体データ
    に置き換えます。

3.ボクセル化に伴うポリゴンモデルの立体出力対応化

  → 3Dプリンターでの立体出力を考慮していない3DCGモデルをボクセル化する
    ことにより、厚み情報を持った3Dプリンター出力対応の3Dデータに作り変
    えられます。

4.サポート材の自動設定機能

  → 3Dプリンターで立体出力する際、人間の腕や髪の毛等の細い部分を支える
    「サポート」と呼ばれるパーツの出力について自動で指定できる機能を
    搭載しています。※
 
    ※ サポートは3Dプリンター出力用ツールでも自動的に設定できますが、
      Photoshop CCの新板では光造形型3Dプリンター出力を想定している
      との事です。但し一部の低価格機種には適合できない可能性を指摘
      する声もあります。

5.出来上がった3Dデータの立体出力サービスへの連携

  → このサービスは米国等での限定利用になる可能性がありますが、
    メニューし並べられた立体出力サービス会社に作成したデータを送付して
    立体出力を依頼できる機能が用意されています。


元々Photoshopは3DCGとは無縁のツールと思われがちですが、
CreativeCloud世代のず~っと前から3DCGデータをプレビューしレンダリングできる機能は用意されていました。

そしてその機能をやっと役立てるステージとして、「3Dプリント」機能が用意された訳です。

筆者もPhotoshop CS4を画像加工と印刷に活用していますが、

2D印刷だけにとどまらず、3D印刷においてもデファクトスタンダードを取ろうとする

Adobe社の攻めの姿勢に敬服します。




これは、3Dプリントが一般に普及する勢いの強さを示す事象でもあると思います。


先日、アメリカではInternational CES(国際消費者向けエレクトロニクスショー)が開催されました。

ここで3Dプリンター大手各社は一斉に低価格な3Dプリンターの発表を行っています。

そして日本円で8万円を切る野心的な価格の3Dプリンターが大手3Dプリンターメーカーから登場しています。

こうした動きに呼応するかのように、3Dプリンターをサポートするソフトウェアも

低価格&初心者向けの新しいツールが登場してきています。

今年は昨年よりもさらに3Dプリンターとその出力品を個人が楽しめるようになりそうです。(^^)
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【遅】明けましておめでとうございます。

2014年01月10日 18時21分05秒 | 3Dプリンター


新年明けましておめでとうございます。

本年も当ブログを宜しくお願い致します。


って、1月10日で既に大阪ではえべっさん(えびす講)が始まっちゃってます。遅いよ私!><。



しかし、なぜ最近ブログの更新をせずここまで引きずっていたかというと、

直近で様々な案件が動いていて、それに対応せざるを得ないという事情があります。

どれくらい大きな案件かというと、

思わず事務所の模様替えを実行しなければならない程の案件です。

(ちなみに現事務所は2008年に今の場所に移って以来一度もレイアウト変更はしていません。)


今年も3Dプリンターに関する様々な新情報や新サービス、新機種をお伝えしていこうと思います。

また、私が進めているプロジェクトも今年は様々な展開が予定されています。

まだ今はオープンにすることは出来ませんが、その時期が来たらご報告したいと思います。



・・・・・

あ、それと、

昨年12月24日のクリスマスに、新しいMMDモデルをリリースしました。

今度は「電車」です。

しかもこれがMMDモデル初の京阪電車となります。

その名も「2代目1000型」・・・って、阪急電鉄の最新鋭電車じゃないですよ。

こちらはなんと今から77年前に新造された電車なのです。



画像を見て頂いて分かる通り、

実は質感モーフを搭載していて最新鋭の京阪電車カラーに変更することが出来ます。

「そんなことして何の意味がある?」って?もちろん俺得のためです。(^^)

その他にも様々な部分が動き、変わり、光ります。

・台車の回転
・車輪の回転
・ブレーキの緩&解(モーフ対応)
・ワイパーの回転
・客用扉の開閉(モーフ対応)
・乗務員扉の開閉(モーフ対応)
・車内乗務員扉の開閉
・吊り革のスイング(個別ボーン&親ボーン対応・全体スイングモーフあり)
・クロスシートの転換(一斉転換モーフあり)
・前後ヘッドライトの点灯/消灯(モーフ対応)
・前後尾灯の点灯/消灯(モーフ対応)
・戸締保安灯の点灯/消灯(モーフ対応)
・パンタグラフの上げ下げ(モーフ対応)
・車体色の変更(旧特急色・旧普通色・エレガントサルーン色・コンフォートサルーン色・新普通色)
・ヘッドライト・尾灯・戸締保安灯のAutoLuminousへの対応

これだけやるのに車体にボーンを入れまくりました。(汗)

今後時間ができたらヘッドマーク(京阪鳩マーク)とか作っていきますので、よろしくお願いします。

MMDモデルデータのDLはこちらからお願いします。(^^)

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