雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
冬到来 もう根雪になりそうです
ここ1週間ほど降り続いた雪で、キャンプ場周辺はすっかり冬の装いとなりました。
12月7日現在、芝生広場の積雪は約50cm。まだまだ今シーズンの降り始めという
のに、除雪機、ホイールローダーがフル稼働です。
芝生広場横の園路も除雪。
寄せて積んだ雪の山はこんもりです。
雪が積もるのはもちろん大変なのですが、今朝キャンプ場に着いてやられちゃった
のが、降り積もったふわふわの雪の下に隠れている氷。
積もった雪が日中にとけて、夜の間に凍ります。
そうすると、こんなふうになっちゃうんです。
拡大すると、こんな感じ。
板氷を地面にきれいに敷き詰めたような「つるっつる」状態です!
その上に一面、きれいな新雪が積もっているので、雪の下にこんなつるつる氷が
隠れているなんてことは、まったくわかりません。
そうして、悲劇が…。
車から降りた瞬間にまず「すってん」、立ち上がって2歩ほど進んだところで
また「すってん」と、立て続けに2度もコケる羽目に…。
今シーズンの「転倒初日」となってしまいました。
屋根にもたくさんの雪が積もり、雪庇もできています。落ちてきた雪の下敷きに
なり、大けがを負ったり、ときには亡くなってしまうということも、毎年起こる
雪国特有の事故のひとつです。
雪は怖いものであると同時に、美しい景色を見せてくれたり、スキーやかまくら
づくりなどの楽しい遊びも提供してくれます。そして、春には豊富な雪解け水が
大地を潤し、豊かな食という恵みをもたらしてくれる、天からの贈りものです。
厳しい季節ではありますが、天からの贈りものを楽しみつつ、キャンプ場スタッフ
はもちろん、来場される方にもケガや事故が無いよう、頭上と足元に十分注意しな
がら、今年の冬も安全第一で施設管理をしていきたいと思っています。
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