FF11&14『オス猫日記』

「オス猫」、Misericordeの活動記録(看板に偽りあり)他。
Twitterはじめました(お知らせカテゴリにて)

【ホニメ】セグンド総長やっぱり最高だ……

2012年09月08日 16時21分52秒 | 電撃文庫作品
 久々に号泣した。小説とかでは今でもよく泣くが、アニメで泣くのはほんと久々。

 アルマダ海戦は境界線上のホライゾン通して見ても最高に盛り上がる場面のひとつだから、仕方ないね。

 超祝福艦隊が2つにわかれてからの流れはやばい。

 三征西班牙側の内情とか人間関係をこっちは知ってるからなあ……。

 アニメ版だと枠の問題で相当削られてるので、未読の人はぜひ原作を読んでみて欲しい。

 もう艦隊わかれてセグンド総長が「今から集結するのが本当の超祝福艦隊だから」って宣言するあたりから涙腺やばいから。

(さすがにそのタイミングからは涙腺弱すぎるとも思うが……)

 今までどっちかというと情けない姿しか見せて来なかった、敵方の、しかもおっさんキャラですよ。

 三征西班牙勢とやりあうシーンはあれど、直接的間接的あわせて一回も戦闘に参加してないような。

 対比的に登場する英国で総長にあたるエリザベスがこれでもかとカリスマとして描写され、強いトップとして描かれる一方で、まるで実権を持たない(もしくは部下に助けられてそのポジションに居る)傀儡総長かのように描かれてきたセグンド総長がですよ。

 これから最高に盛り上がる場面でいきなり場の主導権全部かっさらって、自分以外の仲間のために自分の最大最後のわがままをぶち上げるんですよ。

 そして集まってくるかつての戦友たち。戦艦なんて呼ぶべくもない漁船に毛が生えたような船でですよ。

 もうおっさんしか出てこないのに超最高にテンションが跳ね上がる展開過ぎる。ていうかおっさんばっかだからこそ燃える。

(そのへんからしばらく三征西班牙側の独壇場になるしの)

 それまでひたすら隠してきたことも全部ぶちまけてでも引きとめようとするフアナもいい。

 誰よりも三征西班牙の国益を第一に行動してたように見えるフアナだけど、その根底にあるのはおじさんの助けになりたいっていうただそれだけだったっていうのがよくわかるし。

 おじさんはその暴露内容すら自分を引き止めるためについた嘘だったってことにして否定してしまって、でもそれはフアナを護るための行動で。

 たった一言の「立派になったねえ」にこめられたものが多すぎて耐え切れたもんじゃない。

 決壊。

(アルマダ海戦はまだ始まったばかりじゃし、これからも盛り上がる局面てんこ盛りじゃぞ)

 なんかアルマダ海戦見ながらずっと泣いてそうだな……。

 ていうかアルマダ海戦はあらゆるシーンでセグンド総長がかっこよすぎてダメなんだよ。耐え切れないの。

 あと漁船のおっさんたちも全員かっこいい。やばい。アルマダ海戦やばい。

 英国側も盛り上がってるし、やっぱ川上作品はこのあたりの、終盤入ってからのノンストップ状態がカタルシスですわ。

 俄然次回が楽しみです。