FF11&14『オス猫日記』

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【どうでもいい話題】テスト最終日

2009年01月31日 23時29分51秒 | 雑記
 久しぶりに読み返したブギーポップのVSイマジネーターが面白かったです。

 やっぱ透子は上遠野作品におけるトリックスターの一人ですな。何気に虚空牙シリーズにも深いレベルでかかわってくるし。

 あと虚空牙シリーズにつながる物語であろうソウルドロップシリーズでも、伊佐がペイパーカットに巻き込まれるきっかけになった護衛対象は透子の取り巻きの一人だったっぽいですし。

 デビュー第二作目からこっち、ずっと話の深いところで影響を及ぼし続けているキャラクター(それもほかの出版社の別のシリーズにおいてさえ)ってのも結構すごいものがありますね。

 しかも常に影はちらついてるんだけど、決して本人が明確に出てくることはないっていう。VSイマジネーターでも、仁に影響を与えはしたけど直接手を下してはいないわけですし。

 思えば最初の登場が一番明確に行動してたなぁ。

(霧間誠一と同じレベルでちょこちょこ出てくるよな)

 どっちもすでに故人なのに、いまだもって重要なファクターとして作用してますからね。

 さすがは社会の敵第一号と世界の敵第一号。

 この二人も、互いが直接に出会ったことが互いに結構重大な影響を及ぼしあっている節がありますし。

 本当、イマジネーターはどこまで続いていくんだろう。

(世界に溶け込んだ、とかそんなイメージで語られてた気もするからの。どこにでもいてどこにもいない、ちゅー意味じゃと、ブギーポップやらと同等の存在ともとれるが)

 ブギーに似た存在といえば、歪曲王のほうはあれからぜんぜん出てきませんよね。

 いやまあ、ほかの話に発展させたり絡めたりが異常にめんどくさそうってのはわかりますが。

 歪曲王っていえば、寺月恭一郎も何気にちょくちょく影響が見て取れますな。地味にほかのシリーズにも名前が出てくるし。

 合成人間としての名前はなんだったんだろう。

(その寺月を始末したユージンに関しては、フォルテッシモがたまに回想しとるな)

 あと影響といえば、霧間凪の人生そのものをある種決定付けたともいえるスケアクロウは忘れられませんな。

 出番は短く、別にほかシリーズで名前が出たりするわけでもないのに、何気にアニメ版では大トリの話で中心に来るっていう。

 ……って、このまま連想ゲーム式に語っていくとモ・マーダーとかピート・ビートとかリセットとかずるずる出てきて終わらないんで、この辺で。

(人間関係の絡み具合がいい感じにカオスじゃからな。上遠野ワールド)

 シリーズを通して読んでる人間としてはむしろうれしいんですけどね。

 思わぬところで思わぬ名前に出会えたりして。すでに出番も活躍も終わったキャラでも新しい要素が付け加えられる感じが。