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沼尾みゆきと行く星巡りの旅

2013年08月25日 19時30分06秒 | アート・文化

行ってきました。
_1000247_a4 会場は、早稲田の理工学部に隣接する新宿コズミックセンターの8階にあるプラネタリウム。
定員150名とコンパクトな施設で、プラネタリウムの投影機もメガスターのような高精度なものではありません。

コンサートの定員は、140名でした。
予定よりも10分弱くらい早く会場したものの、定員も少ないので直ぐに満席に近い状態でした。

入場時、ハガキ大のカードを2枚受け取りました。
1枚は、今回のプログラム。
もう1枚は、たかむら ゆきさんの作品を印刷したものです。

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プラネタリウムのリクライニングチェアーほど待ち時間に持て余す設備はないと、改めて認識させられます。
列の途中に席を取ろうとすると、一端起き上がらないと通ることもままなりませんから。

1公演は、1時間ほど。
最初の15分ほどの時間で、夏の星空の簡単な説明があります。
学芸員もしくは本来の解説者ではない方が解説してくれたようですが、解説の女性のスピーチの速度は良いのですが、いかんせんハードの扱いが今一つ。
ちょっと苛立ちを感じたのが、正直な感想です。
この解説が終わると、入口脇に置かれたブルーのスポットがついた譜面代の前に、沼尾さん登場です。
歌と朗読が交互に進んでいきます。
Close to you
 朗読「一番星」
いのちの名前
 朗読「闇を飲み込んだはくちょう」
星に願いを
 朗読「夜間飛行」
星めぐりの歌
 朗読「星の声を聞いた日」
上を向いて歩こう
朗読は、どの世代の方にも受け入れられる、ほのぼのとしたものでした。

アンコール前に、業務連絡が。
来年1月11日にカメリアホールで、ソロコンサートを行うそうです。

アンコール曲は、ポストカードにもなっている『星の帰り道』と言う絵を描いた、たかむら ゆきさんが作詞をし、沼尾さんの妹さんの妙子さんが作曲した同名の「星の帰り道」という曲でした。
 朗読「僕の窓から」たかむらさん作
星の帰り道
これで、1時間の公演終了です。
帰りに、「星の帰り道」を収録したCD(1枚300円)を購入しました。

プラネタリウムによっては、星空と音楽を楽しむ企画を行うところが少なくありませんが、生歌を聴かせてくれるのは素晴らしいですね。

四季を退団後、初めての沼尾さんでした。
全身白でまとめた衣装の沼尾さんですが、元々細い方だとは思っていましたが、舞台上の沼尾さんよりもかなり華奢なイメージに、ちょっと驚きました。
と同時に、細いからだからはイメージできないほどの澄んだ歌声に再び驚きました。
朗読は、さすがに四季の出身と思わせます。

朗読中に投影される星空や映像がもっと良ければ・・・、それが残念です。
もっと歌声を聴きたくなったのは、言うまでもありません。
こんな形で歌声が聴けるのが嬉しい反面、俳優として舞台に立つ姿が観られないのは淋しいです。