まだできる事はある

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宇宙ステーションの建造

2011-06-04 21:07:41 | 宇宙エレベーター 

宇宙ステーションの建造 6/04

掲載日:200833

 

宇宙ステーションの建造

宇宙エレベーターさえ建造可能となれば、私たちが夢見ていた宇宙ステーションの建造など容易な事となります。

重量一万トンの宇宙ステーションの建造を考えます。

わくわくしませんか。

 

まず宇宙ステーションの形状を考えます。宇宙には重力は存在しません。無重力空間に於いて人類が長時間生活する事は生物学的に不健康かつ無意味です。よって重力の存在が不可欠、遠心力を利用した重力が必要となります。ですから形状はただ一つ、回転型の宇宙ステーションになります。

 

近未来に於いて重量一万トンの宇宙ステーションを一つの基準とし、以下形状を考察して行きましょう。

 

宇宙ステーションの利用空間一立方メートル当たりの重量を一トンと考えます。重量一万トンとは一万立方メートルに相応します。その効率を考慮した時、有重力空間としての、宇宙ステーションの外周部の体積は8000立方メートルとなります。全周314メートル、直径100メートルの宇宙ステーションを考えるとき、その有重力空間部分1メートル当たりの体積は25.4立方メートル、幅6メートル、天井高2.1メートルの二層(二階)の建造物、全長314メートルの建造物と感覚的に同等となります。

 

隕石による空気漏れ防止対策として全周314メートルを六等分します。一区分当たり52.3メートル長、二層(二階)の建造物ですから1メートル当たり12平方メートル(62)の利用空間、一区分当たり620平方メートルの有重力空間となり半分を居住空間と考えても、常時200人以上の生活が可能となります。

 

 

有重力部分以外の構造

 

 

 

図7、平面図にて居住空間の最外周が重力的な地面に相応し、外周部分が一階、内周部分が二階となり、宇宙ステーション中央部(無重力状態)とエレベーターで行き来します。

 

宇宙ステーションの有重力空間一階から見ると、中央部は43メートル上の階に当たります。中央部の利用空間としての直径は12メートルであり内部面積は113平方メートル、円筒の高さは10メートルなので中央部の体積は1100立方メートル、また居住空間部分の高さは7メートルですので、エレベーター筒の長さは37メートルとなります。エレベーターの荷室形状は縦横各2メートル床面積4平方メートル高さ3メートル、でありエレベーター筒の体積は六本全部で900立方メートルとなります。

 

地上と宇宙ステーションは中央部より宇宙エレベーターで連結されているので宇宙ステーション中央部は回転する部分と回転しない部分の二層で構成されます。

 



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