TDSでは大道芸人もお祭りを盛り上げてくれていました。
さて今日は久しぶりに「生命保険」の話題。
昨日からのニュースで生保各社の
保険金不払い が発覚したと報道されています。
それによると、過去5年間を対象とした保険金の不払い調査の結果、保険金の不払いは
25万件 284億円 にものぼるそうで今後も増える可能性があるとか。
どのような契約に不払いが多かったかというと
まずひとつは
三大疾病特約
条件はあるのですが、三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)と診断されると保険金が給付される特約です。
がんの告知をされていない場合など、受給できることに気づかなかった契約者や家族が請求せず、結果として、保険金を受け取っていない事例が目立ったらしい。
もうひとつは
通院特約
入院時に給付金を受け取れる入院特約を請求し忘れる人は少ないですが、退院後の通院費を保障する通院特約は請求し損なうことが多く、これが大量不払いの原因となったようです。
また、契約者はきちんと請求したのに、生保が診断書に記載された手術を見落とし、保険金・給付金が本来の受け取り額より少なかった事例も多かったそうで、最低です。
このほか、契約者が1種類の特約につき請求した際、同時に受給できる可能性のある別の特約を請求しなかったため、不払いかどうか現時点で判明していない契約も多いらしい。
中にはこうした契約の多数に不払いの可能性がある会社もあり、件数、金額は今後増えるのは確実ですね。
で、なぜこんなことがおきたのか?
まずは一番に「保険会社」の怠慢。
販売する際に契約者に魅力的な商品、と思わせる目的でどんどん増やした「特約」が多すぎました。
請求された際にそれらをチェックする機能も整っていなかった。
「とにかく売れ売れ」という会社の体質がいけませんでした。
次に契約者にも問題がある場合もあり。
セールスに言われるままに契約していて自らチェックしていない方も多いのでは?
「この特約は月々の保険料はいくらでもありませんからね、つけておきましょうね」なんて言われていませんでしたか?
ズバリ!
余計な特約はキッパリきりましょう!
「入院特約」と「手術給付金」があればいいです。
「特約」だけを解約することは可能です。
さあ、「保険証券」を出して内容を確認してみましょう!
また「三大疾病特約」に関しては賛否両論ありますが、私は、お金に余裕があるなら付加しておくことをお勧めします。
これらの疾病に罹った場合、この特約で給付金をもらえると大変助かります。
「がん」を本人に告知していない場合には家族が請求すればいいでしょう。
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