派遣切りの状態はますますひどくなっているようですね。
そんな中、昨年、派遣スタッフとして働いた方で確定申告をすれば税金が戻ってくる方がいるのでお知らせしておきます。
派遣とひとくちで言っても勤務形態はいろいろあります。
派遣会社の社員として登録され、派遣会社から給与を受け取っている場合は、通常の会社員と同様に派遣会社で年末調整がされ、昨年末の給料で調整がされているので確定申告の必要はありません。
一方、派遣会社からは給与でなく、働いた日数により報酬を受けている報酬扱いの場合は自分で確定申告することにより所得税が還付されることがあります。
この違いは『給与所得の源泉徴収票』を受け取ったか『支払い調書』を受け取ったかでわかります。
『給与所得の源泉徴収票』を受けっている場合は会社が源泉徴収をしている証拠です。
一方『支払い調書』は会社が「この人にはこれだけ報酬を支払って、これだけ税金を預かりその税金を代わりに収めました」という証拠。
給与所得者でない場合には源泉徴収を10%程度差しひかれていることが多く、その税金は相当な額になります。
各種控除を考えると還付される方が多いはずです。
申告の方法は簡単です。
国税庁のホームページ にアクセスし、指示に従って数字を入れていけばOKです。
その際には手元に「源泉徴収票」や「支払調書」を用意してください。
還付金の額も計算してくれるので便利です。
どれくらい還付されるのか試しに計算してみるのもいいですね。
受取の銀行口座も入力しプリントアウト、最寄の税務署の住所も印刷してくれますのでそれを封筒に貼って郵送で完了です。
還付金がある場合はあとは指定口座に振り込みがされるのを待っていればいいだけです。
ただしここでご注意。
「所得税」は還付されたとしても「住民税」はかかることがあります。
ご存じのように昨年から所得税よりも住民税のほうが高くなっています。
住民税は昨年の所得にたいして課税されるので、今年は仕事がないとか少ないとかの方は大変なことになります。
6月以降に「住民税」の「納税通知書」が送られてきて困らないように、できれば還付金はそのままとっておくのが賢明かと思います。
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