一昨日は「新選組」のファンだという義妹と姪っ子のお供をして
「日野宿本陣」 を見学してきました。
東京都日野市は新選組副長「土方歳三」生誕の地として知られています。
土方といえば数年前のNHK大河ドラマでは「山本耕史」さんが素敵に演じていましたね。
このドラマが放送されていた年は日野市も新選組で湧きかえっており様々な催しが行われていましたが、今年も土方歳三没後140年ということで新しい企画もあったようです。
5月の第2土・日曜日には土方歳三の菩提寺である高幡不動尊でパレードなども行われマニアにはたまらないひと時のようです。
日野宿本陣は、嘉永2年(1849)正月十八日の大火によって古くからの主屋は消失してしまいました。
現存する建物は、佐藤彦五郎俊正が10年に及ぶ歳月を費やして準備を進め文久3年(1863)4月に上棟し、翌元治元年(1864)12月から住み始めたものです。
ちなみに佐藤彦五郎さんは土方の義理の兄です。
日野宿本陣には、佐藤彦五郎が近藤周助に師事して開いた「佐藤道場」がありました。
ここでは、後の新選組局長となる近藤勇や副長の土方歳三、沖田総司、井上源三郎たちが激しい稽古に励んだとのこと。
つまりここで「新選組」が始まったといっても過言ではないかもしれません。
この本陣は現在有料で見学ができるのですが、ボランティアの案内係の方がいらして希望すれば説明付きの案内をしてくれます。
私たちも案内をお願いしてみましたがボランティアの方の知識に脱帽でした。
新選組に関しては更に詳しい義妹も「言ってること全部合っていた」と合格点をだしていました。
希望者はこちらの半纏を着て館内で写真撮影をすることもできます。
当然、義妹と姪っ子はパチリ!
日野宿本陣は、都内に現存する唯一の本陣であり、日野市内でも指折りの貴重な文化遺産だとのこと。
家から車で30分~40分ほどの場所にあり何度も前を通ってはいたのですが初めて見物しました。
新選組の知識はある程度はドラマで得ていたのでとても興味深く見学することができました。
興味のある方は是非どうぞ。
そうそう、来年の大河ドラマはまたまた幕末もので「龍馬伝」だそうですね。
今度の土方は誰かしら?
この地にもふたたび脚光が当たるかもしれません。