ジャニ君主演の映画はおさえとかなきゃね。
という訳で早速観ました。
映画
「人間失格」
主演は
生田斗真 くん。
「生田斗真」くんはご存じない方もいらっしゃるかもしれませんがジャニーズ事務所所属でジャニーズJr.のひとりです。
現在25歳。ジュニアというにはだいぶ大人になってきてしまいましたね。
1997年に放送された朝の連続テレビ小説『あぐり』で吉行淳之介さんの子供時代を演じた時には何とも可愛かったのを覚えています。
その後ジュニアとして活躍。
誰とどんなグループになるんだろうと楽しみにしていたのですがどのグループにも属することなくその演技力が認められ、2004年頃からは舞台中心の活動となり、テレビ出演が少なくなっていました。
しかしドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』が大成功。
『魔王』では嵐の大野智くんとのW主演、『ヴォイス〜命なき者の声〜』でもその人気をますますあげる結果となりました。
J事務所の中ではNEWSの「山下智久」くんと、事務所以外では「小栗旬」くんと仲が良いそうです。
最近は映画の宣伝もあってか様々な番組に出演していて私も偶然「情熱大陸」や「徹子の部屋」を拝見したのですが、斗真くんの真摯な姿勢に大変感動したこともあって映画を見に行ったという次第。
「情熱大陸」の中で「SMAPになりたい」と言った彼が印象的でした。
SMAPと言えば日本中誰もが知っている。そういう風になりたいということ。
「徹子の部屋」では「僕も一応歌ったり踊ったりできるんですよ」と言いジャニーズであることをアピール。
ちょっと運命がイタズラしていたら「嵐」や「NEWS」のメンバーになっていてもおかしくなかったかもしれない斗真くん。
25歳となった今では「演技」の世界で頑張っていこうという心意気がみえました。
この映画の後にもあと2本映画の公開が控えているそうで今年は「生田斗真」の年となることは間違いなさそうですね。
長々と斗真くんの話ばかりとなってしまいましたがはっきり言ってこの映画はストーリーうんぬんよりも斗真くんをいかにキレイに美しく魅せるかということに重きをおかれた映画だそうで斗真くんファンにはたまらない作品となっています。
ご存じのように原作の「人間失格」は小説家・太宰治による小説です。
主人公「自分」は太宰治ではなく大庭葉蔵という架空の人物で、小説家ではなく漫画家の設定になっていますが映画でも太宰本人という解釈をされているようです。
連載最終回の掲載直前に太宰が自殺したため「遺書」のような小説とされてきた作品だそうです。
津軽の資産家の息子という生まれた葉蔵は、幼い頃から周囲となじむために偽りの自分を演じていました。
子供なのに「生まれてきてすみません」というセリフが何とも切ないです。
上京して高等学校に入学した葉蔵は、同じ画塾に通う遊び人の青年・堀木と出会います。
これがいけませんでした。
堀木とともに酒におぼれ、放蕩生活を始めた葉蔵。
次々と女性におぼれ次第にアルコール中毒、薬物中毒となります。
自殺未遂もくりかえし・・・
女優陣も「寺島しのぶ」さん「石原さとみ」さん「小池栄子」さん「坂井真紀」さん「室井滋」さん「大楠道代「さん「三田佳子」さんと豪華ですが斗真くんファンが目を覆うようなどぎつい場面は出てこないのでお子様を連れて行っても安心かもしれませんよ。
斗真くんは評判通りどの場面もきれいで美しかったです。
寡黙な演技なのですがその苦悩を演技できているのにも感心。
もはや彼の演技はニノを超えたな、と私的には感じた次第。
今後の「生田斗真」を期待させてくれる作品。
ファンにはお勧めです。