私、障子の張替えはこの時期にします。
大掃除は年末に、というのは間違っていると思うんです。
だって寒いあの時期、身体を動かすのは辛いですものね。
カラッと晴れたこの時期にバリバリと障子紙を破り、バシャバシャと水洗いするのは気持ちいいですよ~
障子紙を張るのは秋口になってから。
夏の間は障子を貼らず風通し良くします。
代わりにレースのカーテンをしてスダレで日よけをします。
快適ですよ~
さて今日は不動産の話。
新聞に時々
競売物件 の情報が掲載されていることがありますがお気づきですか?
裁判所が差し押さえた不動産を競売で販売するというもの。
これが意外と安くてお徳、と思えるのですが「競売物件」はそんなに簡単なものではありません。
しかし最近、マイホームを持つ手段のひとつとして、競売物件も考える方が増えたということで少し「競売物件」について解説してみますね。
「競売物件」とは、裁判所で競売にかけられる土地や住宅のことを言います。
借りたお金を返済できなくなった人が所有する土地や住宅を、地方裁判所が差し押さえて、一番高く買ってくれる人に売却し、その代金を債務の弁済に当てる手続きが「競売」です。
競売には誰でも参加することができます。
手続きを行うのは、不動産所在地を管轄する地方裁判所です。
地方裁判所の閲覧室には、俗に「3点セット」と呼ばれる
「物件明細書」
「現況調査報告書」
「評価書」が備えてあります。
これには競売物件の所在地や写真、図面はもとより、物件を買い受けた時に引き継ぐ権利や、占有者に関すること、評価額とその算出方法、法令の制限など、物件に関する情報が掲載されています。
誰でも自由に閲覧でき、コピーも可能です。
この資料の内容をよく理解し、現地や権利関係を調査・確認し、納得したら入札。
入札は、最低売却価格以上の金額を所定用紙に記入し、裁判所に提出して行います。
このとき保証金(最低売却価格の二割)と住民票が必要。
そして開札期日に、執行官が入札参加者立会いのもとで封を開け、最高額入札者を決定します。
最高額入札者は決定確定日から一か月以内の裁判所の定める日までに残金を払い、その後「登記」「引渡し」となります。
競売物件の良い所は、なんといっても価格が安いことです。
しかしその反面、何から何まで自己責任で処理する心構えが必要。
買い受けた住宅のリフォームやクリーニングは、すべて自分で行います。
不具合部分を修理するのも自分、重大な瑕疵や欠陥が見つかった時も誰にも文句は言えません。
またマンションに管理費の滞納があったら、それは買い受け人が支払わなくてはなりません。
その物件に占有者がいた場合などの引渡しの交渉なども自分でします。
立ち退き費用を稼ぐ為に、暴力団関係者が住みついている競売物件なども実際に見たことがあります。
また土地の場合、建築物の種類や高さなどが制限されていて、予定していた建物が建てられないこともあり。
以上を考えると、確かに安いものもあるかと思いますが、素人の方が「競売物件」に気軽に手をつけることはなるべく避けたほうがいいと思います。
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