今日はとても涼しくなりました、というより寒いくらいです。
予報では最高気温が26度、最低気温はなんと19度。
で、今日は久しぶりお仕事の話でもしてみましょうか?
という訳で建築のお話。
建築業界では「管理」と「監理」を分けて使用します。
両方とも読み方は同じ「かんり」ですが、どのように意味が違うのでしょうか?
「管理」とは....ある規準などから外れないよう、全体を統制すること
「監理」とは....物事を監督、管理すること。取り締まること
辞書で調べると上記のように書いてあります。
工事でいう「管理」とは
現場監督さん等が
「現場にもめ事がなくスムーズに進むように」
「図面に忠実な工事を行うように」
「工程(作業手順)を正しく導き適正な工期を守るように」
「工事金額が予算内におさまるように」
「事故等、事件等起こらないように」など気遣い、確実に工事を完成させるために行う行為(仕事)です。
一方、工事の「監理」とは
施主、お客様、買主等の代理として現場が図面通り施工されているか、建築基準法等法律違反はないかなどを建築士がチェック、管理することです。
お客様が解りづらい建築の法律、施工方法など専門家によって管理することが建物の安全、安心化につながり大変重要なことです。
これがしっかりしていれば数年前の耐震偽装などはなかったかも知れません。
一般的に「設計 監理」として建物の設計者(建築士)が「監理」を請け負うことが多いとされていますが、耐震偽装のようなことがありましたので現在では「設計」「施工」「監理」を分ける所も増えてきました。
設計担当で図面ばかり描いている人が現場のミスを見つけることは難しいことがあります。
よって建築現場では現場仕事の経験者の方がよく解る事はあります。
設計者が悪いということではなく、お医者さんと同じように考えていただければ解り易いと思いますが、建築にも多くの分野があるということです。
次の機会にはその建築の分野についてお話しようと思います。
「耐震診断」「住宅相談」「内覧会同行」「建築現場検査」「住まいの点検」お受けします。
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