人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

本当の祈り

2020-04-24 11:53:24 | 独語
昨夜、過去の自分の記事を読んでいて、我がことながら思わず腹を抱えて笑ってしまった。
全く、涙が出そうだi
"意識を向けると、パッと...ならない!"
"自ずと、意識が収斂されて...こないi"
"自分で書いていたことが何のことだかサッパリ分からないi"
昨年11月中旬頃、私は肺炎と疑わしき病に臥しながら、こんなことを数日に渡り綴っていた。
本当に、ホントーに私は何も考えられず、何もなし得なかった...
ただ、"この絡み付くような、閉塞させるもの、カタマリ...如何んともし難い...
通ってくれi、開いてくれi "、とうめくようにも祈りにならぬ祈りをしているだけだった...
私は案外、いじらしい人間のようだ...

この太陽が隠れて光が当たらず、多くの人が先行きの分からない不安と闘っている中で、これはアセンションの前触れだとか、世界経済は完全に崩壊して新たな秩序に生まれ変わるとか、ヒマなことを言っている人たちが居る...
今現在、病に臥し、職を失い路頭に迷っている人間を他所にそんなことを宣う気にはとてもなれない。
そんなことを平然と言っているような人間は、きっとこの渦中には居ないのだろう...
そして、都会は業に汚れ、崩壊の一途を辿るので、信州などの片田舎に逃れ、自分は安全な地を確保し、ひたすら自らを浄めることに努め、消えて行く姿となるであろう都会を高みからながめながら、"世界平和の祈り"でも唱えているのだろう...

我が身、我が心に光が照らされず、差し込んでこなかった...
これは紛うことなき、本当に直視するしかない現実だった...
しかし、私は性懲りもなく、そこに照らされ、通り、開かれるものを待ち望み続けるしかなかった。
これは我が身のこと、我が身からのみ出てくるのだろうか?
ただ、意味も理由もなくそうさせられていたのではなかったか?
そうせざるを得ない...
そうあらねばどうにもならない現実なのだi
世界人類、近未来、異次元のことなど、すべては絵空事ではないかi
この現実の真っ只中に光が照らされ、通らなければ...
ああ、無力にもうめくことしか出来なかった私...
本当に祈るということは、祈ることすら出来ない中で祈らされる、ということを教えてくれた...私。
お前は本当にいじらしい...

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