人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

自分自身に向き合う

2020-04-26 09:38:57 | 雑感
混迷の世とか言いますが、時々刻々、本当にそのことを目の当たりにしているような日々が続いています。
"見えない、分からない"ものについて様々な情報が乱れ飛んでいて、余計にそのことに輪をかける...
でもこの現実にあって我々は、自分で考え、あるいは直感を信じ、自分の責任のもとに日々生きて行かなければなりません。当然そこにはある選択、決断が必要です。
例えば、どうしようもなく見えない恐怖に苛まれている人は、都会に生きるのは感染率が高いので、その恐怖から逃れるために、どっか地方に移住するのもいいでしょう。(お金に余裕のある人の話ですが)
"そんなの卑怯だi"、という声も出てくるかもしれませんが、本当に自分が怖がっているのなら仕方無いでしょう。自分が本当にそうしたいのなら...誰も自分に代わって生きてはくれないのですから...
でもそのどうしようもなく怖がっている自分に向き合い、受け入れることーこれが意識的になるということですがーでその人生は大きく変わったものになるでしょう。
しかし、そういう人が安全な地に居ながら"私はもう恐怖も迷いも克服しましたi"、とか他に向けて発信したりするのは、ただの"虚勢"でしょう。
又私が個人的に知っている"T"という人なんかは、都会生活というか、現代物質文明そのものを忌み嫌い、やがてそれが崩壊することを信じ切っているようなことを言い、一度は教祖さんの"自分だけ助かろうと、山中に引っ込んじゃうような生き方は、卑怯ですよi"、という言葉を聞いて思い止まったものの、自分のサガに負けて信州に移住した人ですが、日夜"世界平和の祈り"をし続けている、とか発信していてもそんなもの"偽善"にしか聞こえてきません。
これまで散々煽るように陰謀論を記事にしていたこの人間が、最近一転して、"何でも陰謀と結びつけるのはよくありません"などと書いてますが、本人は今だ強固に陰謀論にハマり続けてますよ。
だって、"地球を支配しようとしている影の勢力が存在しているのは事実だ"と、陰謀論のアクメみたいなことをそこで書いているんですから(笑)
又、"コロナは人の恐怖心をエサにしてより強力に突然変異した"とか、その恐怖心を煽るようなことを言い、"それに打ち勝つために祈り続けましょう"とか...一体何を言いたいのだろうか?
2038年に地球がどうとかなるってことはもう決まったことなのらしい?...世界平和の一体何を祈るというのだろう?
とにかくこの人は他人の教えに依存し続けていて、自分自身に向き合うことが出来ず、軸がブレてばっかりいるのです。
そして外には自分は常に正しく、進歩した人間のように見せかけているのです。
迷った人間は迷ったことを拡散します。そしてそのことに何も責任は感じないらしいです。
しかし、そんな人が自分一人だけになった時、裸の自分に向き合わなければならなくなった時も、そうやって自分を誤魔化し続けるのでしょうか?
今、起きていることは近未来でなく、現実にそうならざるを得ないことに直面しているのではないでしょうか?
他人の、特に傍観者のような人間の物言いなど、何を言っているのか分からないのです。
今ほどブッダが言った「自分自身を灯火とせよ、ダンマー法を灯火とせよ」という言葉に重みを感じる時節は無いでしょう。
どんなに自分が弱くとも、悪くとも、ダメであっても...ありのままの自分を受け入れた時、迷いから覚め、光が差し込んでくる...かもしれない。
それを決めるのはあなたしかいない...。
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