カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

熊本地震から2年2ヶ月

2018-06-22 09:51:30 | 熊本地震
 熊本地震から2年2ヶ月が経過した。

 1年前のブログにもう1年2ヶ月か、まだ1年2ヶ月かなどと書いているがその内容はそれから1年が経過した今も修正する必要はないようだ。
枯れ木と雑草
 散歩コースの一つにある街角の小さな社が、通る度に気になっている。 普通は常緑樹や、針葉樹などで、こうした社は緑に覆われているのが場合が多いのに、葉の落ちた木や枯れたままの葉っ......

 一年前の枯れた樹木ばかに囲まれた祠は今は撤去され、どこからは運んでこられた残土の置き場になっている。

 
 (解体中だった体育館)
 
 (更地になった体育館跡)
 
 (空き地が目立つ町の中心部)
 
 (撤去される堤防擁壁の子供達の壁画)

 個人で家を再建している場合を除き、ほとんどの場所は解体が進み更地が増えたという状況である。

 今回の大阪地震で学校のブロック塀が倒壊したが、壁に書かれた絵が印象に残った。

 益城町では堤防の川側の反対側に農業用水路を造っているが、その堤防擁壁に子供達の絵が描かれている。

 卒業を記念して各学校の卒業生が、各年度ごとスペースを割り当てられて自由に描いた壁画が残されていた。

 基礎部分が陥没したたが、擁壁自体は損傷していないが、もう少し大型で強固なものに替えられつつある。

 壁画は一枚一枚写真に撮られ、アルバムとして残されることになったらしい。

 大阪のブロック倒壊によって各地で学校周辺のブロックの強度点検が行われているようである。

 いつも思うのだが、日本ではなぜ「他山の石」という諺が生かされないのだろうかということだ。

 ブロックは学校だけではないし、会社の不祥事やデータ改竄などは雨後の竹の子のように発覚しているのにさっぱり他には参考にされていない風だ。

 どうも我々は「他山の石」より「対岸の火事」の方の、見ないで済ますクセがついてしまっているような気がする。

 「深さ知りそして浅瀬を楽しもう」

 
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コメント
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