星新一のショートショートを読みつつある。
日本列島は、入梅以降やたら降る地域と降らない地域に別れている。
降っていない我が地域も、今日と明日は雨らしく朝から小ぬか雨が・・・。
晴耕雨読の原則に照らせば読書であるが梅雨という事もあってサラッと読みたい。
「おみそれショートショート」星新一(著)2010.3樹立社
ショートショートの定義が編者によって示されているが、ショートの巨匠が書かれた物ならロングロングでもショートショートだという。
そう言えば読みやすい大活字の本だが最初の「おかしな先祖」だけでも46ページあってかなりのロング。
そこで編者のいう一般的定義とは「新鮮なアイディア・完全なプロット・意外な結末の三拍子が揃っていること」というので、これはショートショートなのだとおっしゃる。
テンポがいいので梅雨空にはもってこいの選択だった。
では一句・・・「紫陽花がおもてなしする無人駅」
おそまつさま。