太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

これ、なーんだ?

2014-09-11 07:04:08 | 絵とか、いろいろ
この記事を「絵とか、いろいろ」のカテゴリーに入れていいものかどうか迷ったが。


展覧会も迫っている。

新居の引越しも迫っている。

泉のような創作意欲に比べて、あまりにも創作できる時間が少ない今日このごろ。



今日も予定外のものを創作した。






これ、なーんだ?




わかったらすごい。超能力者かもしんない。

アイロンを買った。買った時に入っていた箱に入れて使っていたのだが

今日、思い立ってアイロンを入れる袋を作ることにした。



じゃあどうしてこんな ズボンにしかみえないものができるのか。




・・・それは私が聞きたい。




説明しよう。

クッションの余り布を広げて、アイロンを上に置き、いつものごとく立体裁断した。

線も引かない、長さも計らない、そのままジョキジョキと裁って、

これがこうきて、ここがこうなって・・・とパズルのようにやってみて「かんたん、かんたん♪」すぐに縫い始めた。

もちろん手縫い。




さあできた!と思って裏返してみたら、これだもの。




ガッカリの前に、笑ってしまった。

どうしたらこんなものができるんだろう?

何がどこでどう間違えたのかわからん。

が、笑っている暇はないのだ。貴重な休日は、やりたいことが目白押し。

今日はまだ、ランプシェードも仕上げたい、ソープボトルにもペイントしたい、

展覧会の絵も少しは進めたいし、銀行にも、画材屋にだって行きたいと思っているのだ。



潔くすべてほどいて、やり直し。

今度の縫い目の大きさは最初の2倍、いや3倍か。

じっくりやっていると、私の場合、仕上げるのが嫌になってしまう恐れがある。





あれは最初の結婚時代だった。

旅行先で、野鳥の絵が描かれた表札が売られていて、欲しかったのだが意外と高かった。

それを見て、これなら私にもできる、と思った私は

家に戻ると早速、高級な彫刻刃をはじめ、材料を揃えて制作に取り掛かった。



それから10年後、別居するにあたって物置を整理していたら

最初の頭文字ひとつも彫り終わっていない表札が出てきた。

それを見た時は、さすがに多少自己嫌悪を感じた。

この性格は、人生を変えたいようなときには役に立つが、

普段の生活で役にたつことはほとんどないといってよい。



ま、そんなこんなだから、とにかくパッパと仕上げないとダメなのだ。

そしてパッパと仕上げたのがこれ。






こんな単純なものを創るのに、二転三転。





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長い手紙

2014-09-10 08:54:21 | 不思議なはなし
私が、エンジェルセラピーのセラピストのところに通っていた頃のことだ。

彼女に会いに行き始めたのは、恋愛成就のためだったけれど、

通い始めて半年もしないうちに、その相手にあっさり振られてしまい、

目的は恋愛成就から、新たな人生を創り出す、という作業に向かっていった。

当時の私にしてみれば、創り出すというより、無から搾り出すような作業に思えたけど。



とにかく、彼女のおかげで(それと私の努力もね)、私は夫と出会い結婚した。

しかしゴールに見えたものの先には、また別のゴールがあるもので、

私にはまだまだ彼女の存在が必要だった。



セッションのたびに、宿題が出る。

それは簡単にできるものもあれば、難題もある。

私にとって最も高いハードルは、「母親」に関する宿題だった。



母とは何の問題もないと私は思っていたが、じつはそうではなかった。

母に関する宿題が出たとき、私は初めて彼女に向かって「できない」と言った。



「別に無理してやらなくてもいいですよぉ♪」



流産を繰り返していた時期でもあって、母になりたい私にとって

今これをこなすことは不可欠なのだろうと思ったし、

過去の経験から、宿題をこなせば、劇的に状況が変わってゆくのを知っていたから

弱音は吐いても、私はそれに果敢に挑んだ。



案の定、母とはバトル状態になり、

私は母に宛てて、長い長い手紙を書いた。

そしてその手紙を書きながら、いつかもこうして長い手紙を書いたことを思い出した。



前の夫と住んでいた家を出たあと、離婚を承諾しない相手に対して

私は長い長い長い手紙を書いたのだった。

便箋10枚以上にわたって書いたのは、すべて 悪口 。

10年余に及ぶ結婚生活で、何が嫌だったか、ということを書き出したら止まらない。

以前の私は、怒らないことが自分にとってのプライドで、

どんなことも丸呑みして、心のどこかに埋めて暮らしてきた。

それは私の母の生き方でもあって、母を尊敬し、母に認められたかった私は

母のように振舞うことで、母に近づけたような気がしたのだと思う。

しかしそれは、真実の私が喜ぶ生き方ではなかった。



私は何かの拍子に(それはまるで雷が落ちたような)、突然真実の自分に目覚めたといっていいだろう。

昨日までのすべてがむなしくなり、何かが違っているという思いは消えずに家を出たのだから。






今の夫には、私は何でもその場で言ってしまう。

カチンときたら、即座にそのことを伝え、その場で解決する(つまり夫に謝らせるわけね・・・ヒドイ)

前の夫にそんなことをしたら、何日も口をきかないという

私には最もつらいことになるし、何より嫌われて関係が壊れることが恐ろしかった。

でも、今の夫とは絶対に関係が壊れることはないという確信(思い上がりともいうけど)があって

私は安心して言いたいことを言える。

これがもし日本語が通じる相手であったら、あれもこれもきっと言いすぎてしまうだろう。

頼りない英語を駆使するぐらいでちょうどいい。

言葉の壁がある相手を私が選んだのは、潜在的にはこういう意味があったのかと思う。

うまくできてる。

すべては見事に完璧だ。









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カミサマ?

2014-09-08 18:40:15 | 不思議なはなし
寝ている時に、指先が痺れることがある。

以前、同じ歳の友達が同じような症状を訴えていて

病院に行ったら案の定、

「更年期症状ね」

とあっさり診断されたから、忌々しいけど私もそうなんだろう。

最近は落ち着いていたのだが、

昨夜、久しぶりにキツイのが来て目が覚めた。

右腕が、特に肘から下が痺れる。

長時間、正座をしたあとの足と同じ痺れで、

チクチクと細かい針で刺されるような痛みがあり、眠れない。

寝たまま、手のひらをグーパーしたり、腕を回したりしてもダメ。

左手でヒーリングしてみてもダメ。

あと頼めるのはあの人達だけ。

「カミサマ、天使、真実の愛の存在なら誰でもいいから

私の腕の痺れをとってよーーーーッ‼」




オシッコしてきな



は?カミサマ、今何て?


オシッコしてきたら?


別に行きたくないし。

そうじゃなくて、痛みさえとってくれればいいのだよ。

でもオシッコ、オシッコとうるさい。

仕方がないので、トイレに立った。

行きたくなかったのに、出るものは出て、

ベッドに戻って気づいたら、あれだけ痛かった痺れはかなり引いていた。

痺れたら、立った方がいいわけね。

教えてくれてアリガト。







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世話好きな・・やっぱメネフネ?

2014-09-07 19:04:44 | 不思議なはなし
この家に、なにかいるのは知っていた。

それはメネフネということにしておこう、という記事はコチラ


土曜日、家に帰ると夫が

「またいたよ、メネフネ」

と言う。


夫が洗濯機から乾燥機に洗濯物を入れて庭に出た。

両親は出かけていて、家にいたのは夫だけ。

庭いじりをして、戻ってきたら乾燥機から乾いた洗濯物が外に出ていた。


あれ、と思ったけど、

濡れた靴をネットに入れて、乾燥機に放り込んだ。

外で車を洗って、

戻ってきたら、靴がネットに入ったまま乾燥機の外に出ていたという。



「ね、いたでしょ」


「それってメネフネ?」


「じゃあ何?」


いや、そう言われると答えに困るけども。

よく聞く、『ちっさいおじさん』とか。


何にしても、家事を手伝ってくれる世話好きな誰かさんで助かることは助かる。


「誰か知らないけど乾燥機から出してくれてアリガト!」


宙にむかって声を出してお礼を言っておいた。






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夢のコンビニ

2014-09-05 07:42:27 | 日記
職場の同僚が、日本に行った。

彼は大学で日本語を専攻していて、そのゼミで生徒を日本に連れていってくれることになったのだ。

日本が好きな彼にとって、初めての日本。



戻ってきた彼に、日本はどうだったと聞くと開口一番


「コンビニと自販機が最高だった!!!」





「どこにでも自販機があるんだよ。道にも駅にも建物の中にも。信じられる?」

そりゃ私は日本人だからさ・・・・

日本のコンビニを知ったら、もうハワイのコンビニなんか行く気がしないのだ、と言う。


「すごいデザートの種類!!お弁当もおいしいし、量もちょうどいいし、おにぎりもアイスもお菓子も・・・」


ハワイで生まれて育った日本人の同僚も春ごろに日本に行っていて、

「日本のコンビニで買いすぎちゃうー。なんでも美味しいし太った・・」

と言っていた。




言われてみれば確かにそうだ。

ハワイにもローソンとかセブンイレブンはあるけれど、アメリカナイズされていて

地元のコンビニとたいして変わらない。




日本のコンビニには、オリジナルブランドのデザートも豊富で、

菓子パンもたくさんあるし、お惣菜だって買える。

その場で挽いて飲める、スタバより美味しいかもしれないコーヒーもある。

ポケモンカードも売っている(これは前回帰国したときに甥に教えてもらった)

公共料金だって払えちゃう。

宅配も出せる。

離れてみてわかる。日本のコンビニは夢のお店だったことが。




さすがに自販機には感動しないものの、私だってコンビニには感動する。

アメリカのコンビニはしょぼい。

営業努力をいっさい感じない。


「日本のコンビニこそ、名前に負けないコンビニエンスストアだよ」


コンビニは、今では日本の大事な文化だ。



「日本からハワイに戻ってくる飛行機の中で、もう既に日本が恋しくて

ハワイに戻りたくなかったーーー」


その同僚はそう言った。

まるで私の夫じゃないか。

同僚は、あと1年がんばって日本語を勉強して、来年ジェットプログラムに申請するという。

ジェットプログラムというのは、日本で英語を教える教師を派遣するプログラム。

夫の場合、個人で適当に行ってしまったのだけれど

日本に住みたい人は、そういうプログラムに乗っかる手もある。




彼らの話を聞いているうちに、日本のコンビニに行きたくなった。



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