太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ハワイの緑

2013-03-20 07:24:54 | ハワイの自然



私が撮りました!

って言いたいとこだけど残念、夫の父の患者さんがアーティストで、

彼が撮った写真。





冬が終わりを迎えて一時期よりは減ったものの、まだ雨が多い。

私が住むあたりの山は、

雨が降るとこんなふうに幾筋もの滝が現れる。

この滝は、雨があがってしばらくすると消えてしまう。

我が家から、5分も歩くと、滝の流れる音まで聞こえる。


この山脈は、我が家の背後を通り、ジュラシックパークのロケ地になった先まで続いている。

ハワイ=海、というイメージがあるけれど、

深い深い緑もたくさんあるのだ。





にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村

不思議なシンクロ

2013-03-18 20:46:01 | 日記
職場で見つけた、不思議なシンクロがある。

「○○はありますか?」

と聞かれることがあるのだが、そのときにそれがある確率は20%ぐらい。

しかし、その翌日や翌々日になって、それが入ってくる確率は80%以上。


敬語の使い方の本を探していたときもそうだったし、

日本語の書き方を練習する桝目のある、ただのノート、を探していたときは、

うちは文房具店じゃないから普通のノートなんかないよなぁーと内心思っていたら、

数日後になんと、まさにそのノートを売りに来た人がいたのだ。


川端康成の「雪国」も、

九州のガイドブックも、「断捨離」の本も、

探しに来た人が肩を落として帰ったあとに、入ってくる。



「そのうち入荷しますよ」と言いたいのだけれど、

確実ではないので、それもできず。



誰かが探していたものが入ってくるたび、

ああ、あの人がまた来てくれればいいのになぁと思うのである。





にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村


マインドブロックバスター(2)

2013-03-17 09:36:16 | 不思議なはなし
さて、心のブロックを外してくれる救世主は、 VERITE(ベリティ)の松田裕紀子 さん。

私の友人は対面で受けたけれど、スカイプでもできるという。

しかし、すんなり受けたわけではなく、日程を決める段階でPCが不調になり延期。

やっと直って戻ってきて日程を決めたら、その前日に再びPCが不調。
携帯電話にスカイプをダウンロードして乗り切ろうとしたが、なぜかそれがうまく繋がらず、

結局 LINE という無料通話のアプリケーションを使って、通話のみでやることになった。

こんなふうに、物事がスムーズに運ばない時は、

それが自分にとってよくないことか、或いはエゴが抵抗していると思っている。

この場合はエゴが抵抗しているような気がした。



私は以前、電話だけで、相手の内臓の具合がわかる、という人のセッションを受けたことがあり、

だから電話だけでマインドブロックが外せる、というのは、不思議ではあるけれど、

あり得るだろうと思う。



セッションは1時間で、その間にできるだけたくさんブロックを外してくれるから、

あらかじめ自分のブロックを書き出しておくといい。


やさしくて穏やかな声の裕紀子さんに安心し、私はまずお金のブロックを外してもらうことにした。


私は幸いにもお金の苦労をしないできたはずなのに、

なぜかいつも「お金はなくなってしまうもの」という不安に駆られていた。


「お金の場合、まず最初に”人種”を見ます」

裕紀子さんのHPにも書いてあるが、たとえばその人の潜在的な人種が宇宙人の場合、

地球のお金の価値というものがよくわかっておらず、お金に縁がない、ということがあるという。

セッションの前にあらかじめ見てくれていた私の人種は

  南の島に住む原住民

だそうだ。


次に、お金のブロックができた原因を見てゆくと

私は貧しい身なりをしていて、お金は神に捧げるものと信じており、支配者や神に財産を捧げていた。

潜在意識の中には、ブロックができた原因と、それを解決する方法と両方あり、

今度はその解決方法を見てゆく。

お金や財産を、みんなで分け合って喜んでいる。という様子が見えてくる。

次は、ブロックができた原因と、解決方法を入れ替える。


そうすると、私もまわりの人も、良い身なりをしていて、財産を分け合って喜びあっているという情景に変わる。


これは、私の大元の原因で、ほかにもお金のブロックの原因になっているものがあるので、それを見てゆく。


私は、落ちているお金を拾えないでいる、という情景が見えてきた。

もし拾ったら、悪いことが起きる(罠とか)という疑いの気持ちがあって拾えないらしい。

解決方法は、空からお金が降ってくる(笑)

その二つを入れ替えると、

わざわざ拾わなくても、自然にお金を手に入れられる、という情景に変わる。



裕紀子さんは、数分間沈黙して原因や解決法をさぐってゆく。

見えてくる原因の情景は、

お金というものに対して私が持っているイメージ、ということなのだと思う。

だから私が実際にどこかの原住民で、神や支配者に財産を捧げていたというのは、実際にそういうことが

あったかもしれないけれども、必ずしもそうというわけではないと思う。





このあと、すぐに不安になってしまう、心配ばかりするブロックを外してもらった。

中には、私の過去世の体験が原因になっているものもあり、

その場合は、まず過去世を癒してから、ブロックを外した。



思いつく限りのブロックを外してもらっても、まだ少し時間が余った。

「まだ時間が残っていますので、また何か思いついたら、1個でも2個でも外せますのでご連絡くださいね」

裕紀子さん、なんていい人なんだ!



友人の話によれば、彼女自身、まだ若いけれど、けっこう険しい人生を送っているという。

そういう人だからこそ、こういう仕事ができるのだろう。

ブロックを外したからといって、明日からすべてが変わるというわけじゃない。

気がついたら変わっていた、そういうものだと思う。



セッションのあと、眠りに入るときに(夜に受けたので)

思い出せずにいたことを、やっと思い出せたようなスッキリ感があった。



何がどんなふうに変化してゆくのか、とても楽しみである。







にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村











マインドブロックバスター(1)

2013-03-14 14:53:57 | 不思議なはなし
突然だが、 マインドブロックバスター というものを受けた。

きっかけは、ハワイに遊びに来ていた友人が受けたという話を聞いて、

俄然興味がわいてきたから。

マインドブロックとは、言葉通り、心のブロックのことで、

潜在意識の中にある、さまざまなブロックのせいで、思うように現実が展開していかない。

ブロックは、そのまま 「思い込み」 に言い換えてもいいかもしれない。


たとえば、過去世か今世のどこかで

『お金は汚いものだ』とか『清貧に価値がある』というブロック(思い込み)を持ったままだと、

なぜだかちっともお金がめぐってこないという現実になる。



『お金があれば愛がなくたって仕方がない』、『愛があればお金がなくなって仕方がない』

これは私も持っていたブロック。


個人的な体験だけじゃなく、一般的に、さも正しいかのように言われている常識にからめとられたブロックもあって、

自分の人生が、同じところで、どうしてもその先に行けないという時は

たいてい、自分が抱えているブロックに原因があることが多いと思う。



そのブロックを外してくれる、という画期的な救世主がマインドブロックバスターである。



この話を、もし半年前に聞いていたら

「まさかそんなウマイ話があるわきゃない」

と、せせら笑ったことだろう。

私の知る、ブロックの外し方は、いくつもの段階があって、

それらを着実に積み重ねて、いろんなワークをやって、それで初めて外れるかどうか、というものだからだ。

しかしなぜか、「そういうこともアリかもしんない」と直感的に感じた。

以前は、必要なステップを踏まなければ、A地点まで行けなかったけれど、

今年からはもう、何段階もすっ飛ばして、楽々A地点に行けてしまう。

ただ、 そのことを心から信じれば、 の話。



理由もなく信じるのは私の得意分野なので(かつてどれほどのことを、この勢いで乗り越えてきたか・・)

私はさっそく、そのマインドブロックバスターというやつを受けてみようと思い立ったのだ。

その体験談は次の記事で。






にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村






















千の風に・・・なりたくない人もいる

2013-03-12 20:27:48 | 日記
私が初めて、リーディングしてくれるセラピストに会った時のことだ。

当時、私は離婚したあとの恋愛に行き詰っており、

藁をもすがる思いでスピリチュアルな世界に踏み込んだのだった。

だからそのセラピストの元を訪れたのは、恋愛成就のためなのだが、のっけから思いもよらぬ展開になった。


「おじいちゃまがね、いらっしゃるんですよ」


10年ほど前に他界した祖父が、ここにいるのだという。

私の実家はささやかな自営業で、祖父が創始者で父が二代目。

私には男の兄弟がいないのだけれど、祖父は私に事業を継がせたいと思っているらしい。

私が離婚して実家に戻るのも、祖父はあの世で大喜びだったらしいのだ。


問題の恋愛相手が会社を継ぐかどうか以前に、

なにより私は会社を継ぐ気なんか、さらさらなかった。

従兄弟が既に入社していたし、私じゃなくたって会社はちゃんと続いてゆくのだ。



「亡くなったあとも、生きていたときの思いを持ち続ける人もいるんですね。
だから、生きている人に話すように話してあげればわかるんです」


「で、何を?」


「シロさんが、会社を継ぐ気はないこと、自分の幸せを大事にしたいこと、それらを
ただ正直に話せば、おじいちゃまもわかってくれますよ」


「でも、今ここにいるなら、もうわかってるんですよね?」


「・・そう・・なんだけど。
おじいちゃまって、厳格なかたでした?」


厳格かといわれればそうかもしれない。真面目で保守的で、心配性で神経質で融通がきかなくて、

人を笑わせようとかいったこととは無縁。祖父はそういう人だった。

そのまったく正反対が父で、

父が事業にかかわってからは、仕事のことで親子喧嘩が絶えなかった。

二人の共通点は、お洒落だということだけだ。



「おじいちゃまは、ここですべてを聞いて、もうわかってらっしゃるんですが、
ちゃんとお墓に来て話してほしいそうなんですよねー」



まったくいかにも祖父が言いそうなことだ。



昔、『千の風になって』という歌が大流行して、多くの人が共感して歌ったと思う。

♪私のお墓の前で泣かないでください、私はそこにいません♪

確かそんな歌詞があったように思うのだが、

しかし、祖父のように千の風になんかなってたまるか!という人もいるのだ。

話があるなら墓まで来い 、てなもんだ。



私は早速、その翌日、祖父の好きなお饅頭を買って、昼休みに祖父のお墓に行った。

なにしろ私の幸せがかかってるんだから、一刻の猶予もならん。




11月のおだやかな小春日和だった。

ところが、お線香に火をつけようとすると、いきなりブワーッと風が吹いて消えてしまう。

再びつけようとすると、また風が吹く。

まるで誰かが吹き消しているかのような・・・・って、祖父か???



「もー、おじいちゃん、お線香ぐらい付けさせてよ!」


何度目かでようやく火がついて、手を合わせた。



「昨日聞いててわかってると思うけど、こうしてちゃんと話しに来たからね。

おじいちゃんの気持ちはわかったけど、私は会社を継ぐ気はないんだよ、ごめんね。

今つきあっている人と結婚したいと思っていて、私は私の幸せを大事にしたいんだよ。

会社は○○ちゃん(従兄弟)がちゃんと継ぐから大丈夫なんだよ。よくやってるよ。」



ほう、そうかそうか、でもなけりゃなんでもない。

ただ、濡れた墓石が木漏れ日の下でじっと立っているだけ。

お線香の煙が、踊るように昇ってゆく。



「ねえ、わかったならわかったって知らせてくんない?」



人を笑わせることが大好きな父だったら、何かいたずらをしたかもしれないが、

なにしろ祖父だから、きっと言っても無駄だろう。


私はしばらくそこにいて、

「じゃあ、ちゃんと話したからね。昼休み終わっちゃうからもう行くよ。

期待にこたえられなくってごめんね」




と言って職場に戻った。



そうまでして成就させたかった恋愛だったが、それからきっかり半年後に

ばかみたいな理由で振られて終わった。

祖父はそれをどんなふうに思って眺めていたろうか。






にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村