太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ギャップ

2013-09-03 07:35:23 | 日記
ある年齢になったとき、

私が思っていた、その年齢と、実際の自分のギャップにいつも戸惑う。

小学6年のときに、私は既にそれを感じていた。

私が低学年だった時にみていた6年生は、もっと大人だったと思った。

中学に入り、部活の高校2年の先輩たちが、とても大人に見えた。

しかし実際に自分が高校2年になってみると、こんなはずではなかった、と思う。



高校の頃、たとえ若くても教師はみんな、手の届かない大人の世界の住人だったが、

教師の年齢と同じか、それ以上になってみると、先生といえども若い女性で、

あの人たちもきっと、学校のあとで喫茶店に行ったり、恋愛や失恋をしたりしていたのだろうと思うと

ようやく等身大の先生を知ったように思った。





「大人」が「年寄り」に変わってきたのは、いつごろからだろう。



職場に14歳上の先輩がいた。

24かそこらだった私には、三十代後半から40代は既に「年寄り」の域に入っていて、

いい感じに枯れてくるというイメージがあった。だから、

彼女が話の中で友達のことを「あの子」と呼んだり、

夫婦の話をしたりするときに、なんとなく違和感を感じたものだ。



ところがどっこい。

当時の彼女の年齢になった私は、年寄りどころか、

離婚して、失恋して、もう一花咲かせようともがいていたではないか・・・・・・



いつか「ああそう、この感じ!」としっくり来る年齢があるのだろうか。

それとも、死ぬその時までずっと首をかしげながら生き続けるのだろうか。






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