今年は庭のライムが豊作で、シュートメがライムでマーマレードを作ったのだが
それが非常に美味しくて、病みつきになった。
私のようにマーマレードの、ほのかな苦さが好きな人は、きっといると思う。
毎日、ヨーグルトに乗せて食べていたのが、残り少なくなってきた。
シュートメは、20個のライムを使って作ったというので、
庭のライムの実の数を数えてみると、余裕で20個以上あるではないか。
シュートメは体調が思わしくなく、作ってくれとは言いにくい。
そこで一念発起。
よし、私が作ろうではないの!
シュートメにレシピをコピーしてもらい、さっそくライムを収穫した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/02/16f24c21a569894c58fb4f345490fbd5.jpg)
ライムを洗って、できるだけ細かく刻む。
20個のライムを片っ端からみじん切りにするのは、意外と大変。
部屋中にライムの香りが満ちて、いい気分ではある。
刻んだライムに7カップの水を加えて、ラップをかけ、一晩おく。
翌日。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/8c/de27b5ccbe75be42dbe7aea4d68edb5b.jpg)
一晩おいたライムをふたつの鍋に分けて入れ、沸騰させる。
鍋を分けるのは、ライムの深さが4センチ以下のほうがいいから。
沸騰したら蓋をして、弱火で45分煮る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/6a/1454ad02647c6a0acdc51a0c17a3b6e3.jpg)
砂糖、登場。
ライムと同じ分量の砂糖を用意して、砂糖だけを焼くのだが方法は以下のとおり。
45分煮たライムを、カップで測りながら別のボウルに移す。
測りおわったら、ライムをまたもとの鍋に戻す。
ライムと同量の砂糖を、オーブンの天板に広げて、175度で10分、空焼きをする。
途中でときどきかきまぜて、まんべんなく焼けるようにする。
これをやると、砂糖がすばやくジャムに浸透するということらしい。
レシピを作った人はニュージーランド人なので、その国のやり方なのかも。
私の場合、ライムはカップに12杯分あった。
カップ12杯分の砂糖を測り、その量を見て恐ろしくなった。
それはまるで天板にたっぷり積もった雪のようであった。
そこで私は、1カップと少しだけ砂糖を減らした。
ジャムなんて、1度に食べる量はスプーン1杯ほどもないのだから、砂糖の量を気にすることはないとは思うのだけれど、
さすがに目の前に山と積もった砂糖を見ると腰が引ける。
砂糖が焼けたら、1度にライムの鍋に入れ、沸騰させ、砂糖が完全に溶けるまでかき混ぜる。
砂糖が溶けたら、もうかき混ぜてはいけない。
蓋をとって、20分ほど煮る。
蓋をとって、20分ほど煮る。
マーマレード作りは、これでおわり。
鍋の中で、多少水っぽいように見えても、温度が下がってくるとジャムぽくなる。
それでも水っぽかったら、5分ぐらい煮る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/84/91bafd6b70785545d9e2f9d8325de336.jpg)
8オンスの瓶が12個、4オンスの瓶が5個。
蓋は鍋で煮沸、ガラス容器はオーブンで150度ぐらいで20分焼き、そのまま20分置く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/a4/e15e987c5d981d97579355dc0d223c98.jpg)
さっそく翌日、ヴィッキーにおすそ分け。
その夜、「Oh My Goodness! Wonderful!!!!!!!!!!!!!!!!!」というメッセージがきた。
料理のセンスがない人にとって、何かを作って人にあげて喜ばれる、というのは
滅多にないことだけに、感激ひとしおだ。
レモンでも、オレンジでも、このやりかたでできるのではないかなあ。
無農薬じゃないと食べる気がしないけど。
うちの庭のタンジェリンの木は、若くてまだまだそれほど実をつけない。
このライムマーマレードを食べ終わるころ、
また新しいライムの実が採れるだろうから、また作ろう。
そう、料理のセンスがない人は、確実にできる同じ料理を繰り返しいつまでも作るのである。
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