日本には、猫のオヤツに チュール というものがあって、
どんな猫でもたちまち虜になってしまうのだという。
多くの猫好きがそうであるように、うちの猫にもそれを食べさせてあげたいと思うのだが叶わぬ夢。
おやつにチュールをあげて喜んだとか、
薬を飲ませるのに、チュールに混ぜると簡単だとかいったブログの記事を羨ましく眺めていた。
チュールがあったら、猫生はもっと豊かになるのに、とすら思うほど
チュールへのあこがれは増していった。
しかし、カミサマはいた。
コーちゃんを連れてきてくれた韓国人の夫婦が、お土産のひとつにこれをくれたのだ。
「ど、どこで買った??」
まさかハワイで手に入るとは思わなかった。
カハラモールの近くのペットマートで買ったというのだが、いつもあるわけではないらしい。
たまに地元のスーパー、タイムズにもあることがある、という。
この虎の子のチュールを数日寝かせておいたが、猫たちの喜ぶ顔が見たくて、昨日、とうとう開封した。
まずは先輩からということで、うやうやしくチーズケーキ達のお皿に絞り出す。
しかし、走ってきたチーズケーキたちは、お皿の中のチュールの匂いを嗅ぎ、
「それで?」
という感じで私の顔を見、どこかに行ってしまった。
そんなぁ・・・・
コーちゃんのお皿にチュールを入れると、コーちゃんは我を忘れて舐めまくり、一瞬でなくなった。
チーズケーキ達が食べなかったチュールも、スプーンですくってコーちゃんにあげた。
結局、コーちゃん一人でチュール1本完食。
チュールで満腹コーちゃん
どんな猫でも虜になってしまう、というのはウソか。
早まってカハラまで行かなくてよかったけど、期待が大きかっただけになんだかガッカリである。
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