毎晩、読み進めているのがこの本、
「美の旅人〜フランスへ〜」伊集院静著。
日本でもよく知られている画家の作品と背景が紹介されている本で
とても興味深いです。作家は実際にフランスに赴き、
作品から伝わってくる感動を素直に書き綴っている。
それぞれの作家の作品と生い立ちなどをここまで紹介できる伊集院さんがすごい。
私のが好きな画家は、モネ、ゴッホ、シャガールなど、
その全員がこの本の中で紹介されています。
画家が生きていた頃、何を考え、悩み、作品に向き合っていたのか、
それが垣間見える内容になっています。
ゴッホの星空が描いてある絵が好きです。
ロートレックは私の授業でも紹介していますが、
36歳で亡くなるまでの生い立ちも書かれています。
一世を風靡した作家たちがひたむきに描き続けた絵画とその人生。
生きているうちに報われた画家は一握り、
それでも自分に向き合いながら人生を賭けて
描き続けた情熱は胸を打つものがあります。
このフランス編の前にスペイン編が出版されているのですが、
県立図書館には置いてありませんでした。
この本を読み終えたなら、市立図書館で貸りて
読みたいと思っています。