奄美自然観察記

高のフィールドより

たくさん落ちていた実(果嚢)  イタビカズラ

2024-07-26 16:47:06 | 植物

台風3号の影響が残り、朝から雨模様です。林道脇に直径が約1cmほどの実がたくさん落ちていました。常緑つる性木本のイタビカズラの実です。イチジクに似たこの実は果嚢と呼ばれるもので、最初は実のように見えるものの内側にはびっしりと小さな花が付いていて、この段階では花つまり花嚢(かのう)と呼ばれ、それが熟して実になったものが果嚢です。イタビカズラは雌雄別株で、雄株の雄花嚢と雌株の雌花嚢は同形なので外見上は区別がつかず、花なのか実になっているのかも外見からは区別がつきません。落ちているものを割ってみると、小さな粒状のものがたくさんあって、枯れた花のようなものなどが入っていました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ3号ぬまだ残とぅてぃ、ひかんまらあむぃ模様だりょっと。林道ぶちじ直径やて~げ1cmべりぬ実ぬ、いっぱいうてぃとぅたが。常緑つる性木本ぬイタビカズラぬ実だりょっと。イチジクとぅ似しゅんくぅん実や果嚢ち言ゃっとぅんむんあてぃ、初むぃや実にしにゃあれぃんじゃが内側にやぎっしりいなさん花ぬくっかとぅてぃ、くぅんとぅきや花あてぃ花嚢(かのう)ち言ゃってぃ、うっか熟でぃ実なたんむんが果嚢だりょっと。イタビカズラやウナグインガ別株あてぃ、インガ株ぬインガ花嚢とぅウアナグ株ぬウナグ花嚢や同じだっかしゅんかな、すぅとぅらにしんも区別やつかんてぃ、花かい実ちなとぅかも、すとぅらにしんも区別やつきょうらんど。うてぃとぅんむうば割てぃにしゃっとぅ、いなさん粒々しゅんむんぬ、いっぱいあてぃ、枯れぃたん花にししゅんむんきゃだか、ほっちゅりょうたっと。

 


10数羽がしばらく滞在  タカブシギ

2024-07-25 17:32:06 | 鳥類

台風3号は沖縄の南を西側(大陸側)に通過して行きました。その影響で、朝からときどき雨模様となりましたが、遠くにあるため風はそれほど強くはありません。秋名の水田一帯には、この間からタカブシギの群れがやってきて滞在しています。毎年やってくる常連ですが、やはり久しぶりに観るとかわいらしい。タカブという和名は、本来猛禽類の羽に入る模様「鷹斑(たかふ」から来ているのですが、いたっておとなしく、飛ぶときには必ずと言っていいくらい「ピピピピッ」と、かわいらし鳴き声を出します。早朝は、水浴びにする姿が数か所で観られました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ3号や、沖縄ぬふぇ方ばいり側(大陸側)ち、とぅうてぃ行きょうたっと。うんたむぇ、ひかんまら、とぅきどぅきあむぃ模様ちなりょうたんじゃが、とぅうさなんてぃあんかな、かじやうがしかれぃちゅうさやありょうらんど。秋名ぬ田袋じや、こねだらタカブシギぬまぐんぬしっち、やすもいかたしゅりょっと。毎とぅしきゅんトゥリだりょんじゃが、やっぱし、まれぇまれぇにいば、もぞっさりょっと。タカブちいゅん名や、むとぅむとぅ猛禽ぬしじょちほっきゅん模様「鷹斑(たかふ」ら、しっちゅりょんじゃが、むるうっくひきむんあてぇ、とぅびゅんとぅきや必ずち言しんいちゃんほど「ピピピピッ」ち、もぞっさん鳴きぃぐぃば、いじゃしゅっと。ひかんまふぇっさや、むずぃあむぃしゅんむんの、あまくぅまじ、にゃあたっと。

 


葉柄近くまで鋸歯  ホソバキンゴジカ

2024-07-24 16:05:14 | 植物

台風3号の影響で天気は不安定ですが、雨はちょっと降っただけでした。北部の農道脇で草丈1.5mほどの見慣れない植物を見かけました。葉が細くて小さく、これがアオイ科キンゴジカ属のホソバキンゴジカであることに気づくまでには、少し時間がかかりました。キンゴジカとハイキンゴジカは普通に見かけるのですが、この中央アメリカ原産の帰化植物ホソバキンゴジカは、初めて観ました。近くにあったキンゴジカの葉と比べる(写真4枚目)と、葉が小さく細いのはもちろんですが、キンゴジカは葉の葉柄近くは鋸歯がなく、ホソバのほうは鋸歯が葉柄近くまであることが判ります。キンゴジカ(金午時花)の仲間、名のようにお昼頃しか咲かないようですので、今度は咲いている花を観てみたい。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ3号ぬたむぇ天気や定まらんば、あむぃやなありっくゎ降たんだけだりょうたっと。にし方ぬ農道ぶちじたあさ1.5mべりぬ、にいなれぃらん植物ばにょうたが。葉ぬ細さっくゎしいなさぬ、くっかアオイ科キンゴジカ属ぬホソバキンゴジカちいゅんむんち判りんがれぃや、なあり時間ぬかありょうたっと。キンゴジカとぅハイキンゴジカや普通ににゅんなんてぃ、くん中央アメリカ原産ぬ帰化植物ホソバキンゴジカや、初むぃてぃ、にょうたっと。近さじあたんキンゴジカぬ葉とぅ比ぶぇたっとぅ(写真4枚目)、葉ぬいなさし細さんや当たり前だりょんば、キンゴジカや葉ぬ葉柄近さや鋸歯ぬねんてぃ、ホソバぬほうや鋸歯ぬ葉柄近さがれぃあんくとぅぬ判りょっと。キンゴジカ(金午時花)ぬしじょや、名にしひんま頃しか咲かんにししゅりょんかな、今度や咲しゅん花ばにいしゃかんむんだりょっと。

 

 


順調にヒナから成長  アカヒゲ 

2024-07-23 17:38:29 | 鳥類

遠く南にある台風3号の影響もあってのことでしょうか、晴れているものの時折急に雨が降ったりして、少し不安定な天気です。近くに来たついで、奄美自然観察の森に寄ってみました。森の中をゆっくりと歩いていると、繁みの中からちょこちょこと現れたのは、アカヒゲでした。喉元の黒いオス(写真1枚目)で、その美しい姿にはいつもハッとさせられます。通常は森の薄暗い茂みの中にいて、なかなか姿を見せないアカヒゲですが、今年の春は結構その姿を観ることが出来、ガイドのお客さんにも喜んでもらえました。しばらく歩いていると、今度はメスかと思ったら、幼鳥でした(写真2,3枚目)。繁殖もうまくいって無事成長している様子で、うれしいかぎりです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

とぅうさんふぇ方じあんてーふ3号ぬたむぇだろかい、晴れぃてぃやうんじゃが、あっただんまあむぃぬ降たりし、なあり定まらん天気だりょっと。近さちしちゃんついで、奄美自然観察の森ちゆてぃにょうた。山ぬ中ばよおりよおりあっちゅたっとぅ、ぶすぬ中らちょこちょこっち、いじてぃっちゃんや、ハーヒィギだりょうた。ぬどぅぬくるかんインガドゥリ(写真1枚目)あてぃ、うんきょらさんだっかにや、いちんけんハッっちしゅりょっと。普通や薄暗かんぶすぬ中じうてぃ、なかなかにゃあらんハーヒギィだりょんじゃが、くぅとぅしぬ春や、いころにゅんくとぅぬでけてぃ、案内しゅんちゅにだか、むるゆるくぅでぃもらようたっと。いっとぅきあっちゅたっとぅ、今度やウナグドゥリかいち思うば、わーさんトゥリだりょうた(写真2,3枚目)。くぅわーほでしだかいいだっきじゅんあんぶぇし、ほおらしゃんむんだりょっと。

 


貴重種ツーショット  アマミヤマシギ・オオトラツグミ

2024-07-22 17:45:50 | 鳥類

早朝の暗いうちは少し雨が降ったものの、夜が明けると晴れてまた暑い一日が始まります。東京は今季最高気温36.6度を記録したようです。さて一昨日の早朝ですが、明るくなった林道で珍しくアマミャマシギ1羽とオオトラツグミ2羽のツーショットを観ることが出来ました(写真1枚目)。いずれも今年生まれたと思われる幼鳥のようです。アマミヤマシギは夜行性ですが、この真夏の暑い時期は、意外と明るくなった林道脇で採餌している姿を見かけることもあります。夜はハブが活発に動く時期、夜の採餌は少し控えめなのかもしれません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまぬ暗かんうちや、なありあむぃぬ降たんじゃが、ゆぬふぇたっとぅ晴れてぃまたあちかん一日ぬ始まりょうたっと。東京は、今季最高気温36.6度ちなたんあんぶぇだりょっと。がしゅんじゃが、きぬうってぃぬ、ひかんまふぇっさぬくぅとぅだりょんば、ゆぬふぇたん林道じ、むじらっさシーギャちいちとぅ、シュッツたあちぬまあじんうんどろば、にゅんくとぅぬでけりょうたっと(写真1枚目)。でぃるんも、くぅとぅしまぁれたんわーさんトゥリにししゅりょっか。シーギャやゆるどぉげとぅんトゥリだりょんば、くぅん真夏ぬあちかん時期や、ゆぬふぇてぃっからぬ林道ぶちじ、かみむんとぅむぃかたしゅんどろば、にゅんくとぅもありょっと。ゆるやハブぬひったどぅけとぅたりもしゅん時期、ゆるぬかみむんとぅむぃかたや、なありしらんにししゅんかも分らんど。

 


約30㎝前後に伸びた長い花茎  ササバラン

2024-07-21 17:26:00 | 植物

今日も朝から太陽が照り付け、暑い一日となりました。明かるい草地で、ササバランが花を付け始めていました。明るい草地と言えば、そのうち見つかるだろうと思っていたら、意外にも個体数は少ないようです。名のとおり、約25㎝ほどの細長い葉はササのようですが、奄美にササはなく、似た小さな葉のリュウキュウチクは結構あります。やっぱり眼のいい植物仲間の方に見つけてもらいました。花茎も太くしっかりしていて、これまた約25~30㎝ほどにしっかりと真っすぐに伸びています。下側から次々に花が開いていくので、今後が楽しみです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだかひかんまら、てぃだんぬ照りちきてぃ、あちかん一日ちなりょうたが。ひきゃるさん草ぶすじ、ササバランぬ花ばちき始むぃとぅりょうたっと。ひきゃるさん草ぶすち言いば、うんうちにっきられぃろち思とぅたんば、意外にうんむんやいきらさんにししゅりょっと。名ぬとぅうり、約25㎝べりぬ細長さん葉やササにししゅんじゃが、わきゃ島じやにササやねんてぃ、似しゅんいなさん葉ぬリュウキュウチクやて~げありょと。やっぱし、むぃぬいちゃん植物仲間ぬちゅに、にっきてぃもらゆりょうたっと。花茎だかふてさあてぃ、くぅれぃまたて~げ25~30㎝べりぬしっかりしゅてぃ、真っすぐぬどぅりょっと。しゃー側らちぎちぎ花ぬ咲しいきゅんかな、なまらだか楽しみだりょっと。

 


純白の花が咲き始めた  フウラン

2024-07-20 18:26:08 | 植物

暑い日が続いています。今月5日、森の中のスダジイの枝に着生しているフウランの花茎が、伸びているのに気づきました(写真1枚目)。花茎は赤紫色でちょっと驚いたのですが、通常は薄緑色のものが多いようです。その5日後の今月10日には、花芽が枝別れしていて、距(きょ)と呼ばれる花の後ろに突き出した中空の角状の突起ですが、蕾の段階ですでに3~5cmほども長く突き出しています(写真2枚目)。そして今日は、純白の美しい花を8個咲かせていました(写真3枚目)。高い所にあって、香りを嗅ぐことができないのが残念です。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

あちかん日ぬ続しゅりょっと。今月5日、山ぬ中ぬシイギィぬ枝じくっかとぅんフウランぬ花ぬしんぬ、ぬどぅんち分りょうたっと(写真1枚目)。花ぬしんや赤紫色あてぃ、なありうどぅるっきょたんじゃが、普通や薄緑色ぬむんぬふうさんにししゅりょっと。うん5日後ぬ今月10日にや、花芽ぬ枝別れしゅてぃ、距(きょ)ち言ゃとぅん花ぬくしち突きじゃしゃん中や空ぬ角にしとぅがとぅんむんだりょんじゃが、すぅぼみぬとぅきら、きっさ3~5cmべりも長さ突きじゃりゅりょっと(写真2枚目)。うがししきゅうや、真っしるぬきょらさん花ば、やあち咲かしゅりょうたっと(写真3枚目)。たあさんどろじあてぃ、匂ぬ嗅がらんが残念だりょっと。

 


クワズイモになりたい??  アマミハナサキガエル

2024-07-19 16:48:19 | 両生類

今日も早朝から太陽が照り付け、最高気温34度まで上がりました。まだ薄暗い林道脇に一条の光が差し込み、植物の説明板「クワズイモ」にちゃっかり乗っかっていたのは、アマミハナサキガエルでした。アマミイシカワガエル同様、意外と木の枝など高い所にいることも時々見かけます。この夏の暑さは、水場のほかにこうした少し高いところも涼しくて快適なのかもしれません。カエルたちにとっては、このような人工物も、石ころや木の枝などと同様ただの物体でしかなく、まさか「クワズイモ」の文字が読めて、ここにいるというわけではなさそうです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまふぇっさら、てぃだんぬ照りはっち、最高気温34度がれぃ上がりょうたが。まだ薄暗かん林道ぶちじ、ちゅたばぬひきゃりぬ差しくぅでぃ、植物ぬ説明板「クワズイモ」ち、いいしたんむんにし乗てぃうたんや、アマミハナサキガエルだりょうた。アマミイシカワガエルとぅ同っじ、思いぬほかきぃぬうーんきゃ、たあさんどろじうんくとぅも、とぅきどぅきにゃあれぃっと。くぅん夏ぬあちさや、むずぃ場ぬほかぬかしゃんだっか、なありたあさんどろも、すぃだ~さあてぃ気持ちいちゃんかもわからんど。ビッキャんきゃにや、かしゅんちゅぬ作たんむんあてぃも、石ころっきゃきぃぬ枝んきゃとぅ同じ、ただぬむんあてぃ、ばっくらし「クワズイモ」ぬ字ぬ読まって、くぅまなんてぃうんちいゅんわけやあなんだろ。

 


【新川シリーズ 94】2ヶ所で繁殖確認  シロハラクイナ

2024-07-18 17:37:20 | 鳥類

昨日の少しまとまった雨も「焼け石に水」で、今日も朝からよく晴れ、暑い日が続きます。ここ名瀬の街を南北に流れる新川の水量も少なく、両岸には植物が繁茂しています。川原に2羽のシロハラクイナのヒナを見つけました(写真2枚目)。やがて出てきた親(写真3枚目)に促されるようにヒナは草むらの中に入って見えなくなりました。ほぼ毎年のように新川で繁殖しているシロハラクイナですが、今回は下流側でも2羽のヒナ(写真4枚目)と親の姿を確認しました。ただ、近年はバンの繁殖や姿が観られないのが残念です。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きぬぬ、なありまとまたんあむぃだか「焼け石に水」あてぃ、きゅうだか、ひかんまらむる晴れぃてぃ、あちかん日ぬ続しゅりょっと。くぅま名瀬ぬ街ば南北ち流れぃとぅん新川ぬむぅじだか、いきらさてぃ、こらぬすぃんじや草ぶすなとぅりょっと。こらんぶちじたあちぬシロハラクイナぬくゎっくゎドゥリば、にっきりょうたっと(写真2枚目)。いっとぅきしうや(写真3枚目)にいゃったんにし、くゎっくゎドゥリや草ぶすぬ中ちほっちいじ、にゃあらんにしなりょうたっと。て~げ毎とぅしにし新川じ、くゎあほでししゅんシロハラクイナだりょんじゃが、きゅうやこらぬしゃー側じも、たあちぬくゎっくゎドゥリ(写真4枚目)とぅうやば、にょうたっと。がしやしゅんじゃが、近頃やクゥムル(バン)ぬくゎあほでしんきゃ、うんどろぬにゃあらんが残念だりょっと。

 


久々に間近で確認  リュウキュウヨシゴイ

2024-07-17 17:38:43 | 鳥類

午前中は久しぶりに少しまとまった雨が降り、野山の植物たちは元気づいたかもしれません。そうしたなか、古見方(こみほう)の農耕地を流れる大川沿いの農道を車でゆっくりと走っていると、いきなり草むらから飛び降りたリュウキュウヨシゴイに出会いました。鳥の方もびっくりした様子で、首を伸ばして擬態のポーズですが、周りは開けていてあまり効果はありません。これだけ近い距離で撮影できたのは久々でした。アップで観ると、全体に色が薄く大雨覆にうろこ模様が残っている(写真3枚目)ので、幼鳥かも知れません。だとしたら、この大川周辺で繁殖したことも考えられ、うれしいかぎりです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまや、まれぇまれぇ、なありまとまたんあむぃぬ降てぃ、野山ぬ植物んきゃや、きまえぬいじたんかもしれらんど。がしゅんなか、くぅみ(古見方)ぬはてぇ地ば流れぃとぅん大川ぶちぬ農道ば車し、よおりよおり走っちゅたっとぅ、あっただんま草ぶすら、とぅびうれぃたんコーサギとぅおおよたっと。トゥリだか、うどぅるっちゃんあんぶぇし、首ばぬばし擬態ぬポーズだりょうたんじゃが、うんぼてぇや開けとぅてぃ、あんまし意味やありょうらんたが。かしがれぃ近さんどろら、写真ば写さったんや、まれぇまれぇだりょうたが。写真ばだいばんしにいば、全体ぬ色ぬ薄かしゅてぃ、大雨覆じいりき模様ぬ残ことぅん(写真3枚目)かな、わーさんトゥリ(幼鳥)かも知れらんど。がしすぃれぃば、くぅん大川ぼてぇじ、ほでぇたんくとぅも考えっらてぃ、むるほおらっしゃりょと。

 


久しぶりの夏羽個体  サルハマシギ

2024-07-16 17:30:11 | 鳥類

早朝から気温27度と暑い一日が始まります。北部へ出かけたついで、海鳥の渡りの中継地・大瀬海岸に寄ってみました。現在北部にはハヤブサがいるせいか、シギ・チドリの姿が少なかったのですが、遠くに2羽のシギがいました。遠すぎてきれいな写真は撮れませんでしたが、1羽はタカブシギでもう1羽はおなかが赤くなっているサルハマシギでした。去年の夏に観て以来ですので、ほぼ1年ぶりでした。もうこの時期ですと、夏羽になり始めというより、夏羽が終わりかけと言うことかもしれません。シギが2羽のみというのもちょっと寂しいので、秋の渡りの季節に向けていろいろとシギ・チドリの数も増えていってほしいものです。

 

5年前の今日  10年前の今日  

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら気温27度ち、あちかん一日ぬ始まりょっと。にし方ちいじゃんついで、うんぬトゥリぬ渡ぬいじゃりしちゃりしゅん大瀬海岸ちゆてぃにょうたが。なまやくんにし方じハヤブサぬうんかながぬ、シギ・チドリぬいきらさりょうたんじゃが、とぅうさじたあちぬシギぬうりょうたっと。とぅうさすぎてぃきょらさん写真や写さらんたんば、ちいちやタカブシギあてぃ、なぁちいちや、わたぬはーかなとぅんサルハマシギだりょうたっと。くぅずぃぬ夏にしっからかな、て~げ1年ぶりだりょうた。なぁくぅん時期かな、夏羽ちなり始めちいゅんんま、夏羽ぬ終わりごろち言ゅんくぅとぅかもしれらんど。シギぬたあちくゎちいゅんだか、なありとぅでぃんなかんかな、秋ぬ渡りぬ時期ち向かてぃ、あれぃくぅれぃシギ・チドリぬふうさなてぃいじほしゃんむんだりょっと。


マングローブのそばで輪禍  ゴイサギ

2024-07-15 23:26:55 | 鳥類

時折曇ったりちらっと小雨が降ったりもしましたが、ほぼ晴れて暑い日が続いています。早朝、マングローブのそばの道路をゆっくりと走っていると、道路の真ん中あたりで鳥が死んでいました。多分車との衝突によるものだと思われます。近づいて観ると、ゴイサギ(幼鳥)でした。ゴイサギは夜動いていることも多いので、もしかしたら明け方になってマングローブから飛び立った時に、車と衝突したのかもしれません。現場は真っすぐな道路なので、車もスピードを出していたものと思われます。林道やマングローブなど近くに湿地がある道路などでは、車はスピードを落として走ることが必要です。

 

5年前の今日  10年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

とぅきどぅき曇たり、なありっくゎ小雨ぬ降たりもしょうたんじゃが、て~げ晴れぃてぃあちかん日ぬ続しゅりょっと。ひかんまふぇっさマングローブぬぶちぬ道ばよおりよおり走っちゅたっとぅ、道ぬ真ん中ぼてぇじトゥリぬ死じゅりょうたっと。きっとう車とぅ衝突しゃんむんち思われぃっと。近ゆてぃにしゃっとぅ、ゴイサギ(幼鳥)だりょうた。ゴイサギやゆるどげぇとぅんくぅとぅもふうさんかな、やたちしゆぬふぇんむぇーなてぃマングローブら飛び立っちゃんとぅき、車とぅ衝突しゃんむんかもしれらんど。現場や真っすぐぬ道かな、車だかスピードば、いじゃしゅたんむんち思われぃか。林道んきゃマングローブっきゃぬあん道んきゃじや、車やスピードばうてぃし走りゅん必要ぬありょっと。

 


諸鈍長浜ウォーキング観察会  テリハノイバラなど

2024-07-14 23:20:49 | 植物

今日は加計呂麻島の諸鈍長浜ウォーキング観察会です。事前に最高気温35度の猛暑日と予報されていたので、観察コースを短縮したり、冷房設備のある「かけろま館」で休憩したりして、熱中症などにならないよう対策をとりました。午前8時30分ごろ、定期船「フェリーかけろま」で生間港に到着(写真1枚目)し、ストレッチなどの後、諸鈍へと向かいました(写真2枚目)。諸鈍長浜へ降りて散策始めると、地元の方々が海岸に集めたごみを焼いていました(写真3枚目)。海岸は所々グンバイヒルガオやスナヅル(写真4枚目)に覆われています。オオハマボウやテリハノイバラ(写真5枚目)などの美しい花も観られました。また、道路ヘ上がったら、溝に見慣れない花が咲いています(写真6枚目)。どうやら、園芸種のキバナオトメアゼナのようです。人家から逃げ出してきたものかも知れません。

 

お昼は「かけろま館」の涼しい所でいただき、ゆっくりと休憩しました(写真1枚目)。その後は、諸鈍の集落散策です。人家周辺にはオオバナアリアケカズラ(写真2枚目)やノウゼンカズラ(写真3枚目)などの美しい花や溝にはアゼナ(写真4枚目)トキワハゼなどの花も観られました。農耕地では、エノキグサやフウセンカズラ(写真5枚目)などが咲いていました。かなり暑いなかでしたけれど、たくさんの植物などを楽しむことが出来ました。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

 


ひとつがいだけで営巣か  エリグロアジサシ

2024-07-13 17:19:44 | 鳥類

今日はほぼ晴れて、最高気温35度の猛暑日となりました。先月(6/24)、毎年のように少数が繁殖している岩場に2羽だけやってきたエリグロアジサシがいて、その後北部へ移動していったと思っていました。ところがこの間(7/10)、もう今季は繁殖しないだろうと思っていたこの岩場をよく観たら、岩場の中央付近にいる1羽のエリグロアジサシの姿を見つけました。どうやら抱卵している様子です。鳥仲間の情報によれば、北のベニアジサシの繁殖地には、ハヤブサが現れて厳しい状況になっているようです。ここでの繁殖は何とかうまくいっていほしいものです。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや、て~げ晴れぃてぃ、最高気温35度ぬ猛暑日なりょうたが。むぇーぬ月(6/24)、毎年にしなありぬアジサシぬくゎーほでししゅん石がんぱらっじち、たあちだけしっちゅたんイキュン(エリグロアジサシ)ぬうてぃ、うん後にし方ちいじゃんち思とぅりょうた。がしゅんば、こねだ(7/10)、なぁくぅとぅしや、くゎあほでしやしらんだろっち思とぅたんくん石がんぱらば、ゆんまにしゃっとぅ、石がんぱらぬ真ん中ぼてぇじうん、ちいちぬイキュン(エリグロアジサシ)ば、にっきりょうたっと。てーげ卵ば抱しゅんあんぶぇだりょっと。トゥリどぅしぬ話らや、にし方ぬイキュン(ベニアジサシ)ぬ、くゎあほでぇししゅんどろじや、ハヤブサにしっち、大変なとぅんあんぶぇだりょっと。くぅまじぬくゎあほでぇしぬ、いいだっかいじほしゃんむんだりょっと。

 


茎と根だけで半年余りも生きた  ナギラン

2024-07-12 17:25:46 | 植物

今日はこれまでずっと晴れっぱなしの天気が、珍しく一日中曇りぎみで、昼過ぎには雷を伴ったにわか雨も降りました。さて、今日は半年余りの沈黙の末、見事に復活したナギランの話。昨年12月13日(写真1枚目)までは、それまでずっと元気だったナギランだったのですが、12月27日には地上から5cm茎の付近で何者かにかじり取られているような姿(写真2枚目)になっていました。想像ですが、たぶんその当時近くで糞を目撃しているので、アマミノクロウサギによってかじられたのではないかと思われました。その後も、ここは少なくても月に2回程度は訪れる場所なのでその都度観てきたのですが、そのまま葉が出てくることはありませんでした。ところが、この間7月6日に観たところ、新しい葉を出しているのが分かりました(写真3枚目)。何と半年以上、かじられた短い茎と根だけで生きていたことになります。ナギランは葉による光合成だけでなく、根によっても菌類から栄養を受け取っているとの話を耳にしたことがあります。すっきりと理解できるような気がしました。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

長くなりましたので、省略いたします。すみょうらん。