今日は母の四十九日の法要を行いました。
お寺の住職さんにきていただき、
仏壇にお参りをしてからお墓に納骨するまでの作業。
母が亡くなってここまであっという間の日々でした。
介護から看取り、通夜に葬式と時間が流れて
いろんな感情を味わった日々でした。
母との歴史はいろいろとあり、
精神を病んでいた母なのでこれまで
人一倍の大変さを味わってきましたが
晩年は本来はこんな姿だったのだと思わせてくれるような
柔らかで優しい日々を送っていました。
母の介護では、世間で聞く「共倒れ」が理解できる日々でした。
でもその大変さがあったから新たな信頼関係も生まれたのでした。
やがて施設に入ることになり、
面会に行くといつもとても喜んでくれました。
そんな老いていく母を見守ることが
私の心の安心にも繋がっていました。
今も母がそばにいた温もりと、全面的な信頼で
頼ってくれた眼差しを感じることができます。
それが母が残してくれた私への贈り物なのでした。