親和会だより 4月号
1. 会長挨拶
さくらの開花も平年よりやや遅れたが、4月に入り畑が丘公園の桜も咲き
待望の春がやってきました。昨年図らずも親和会の会長をお引き受け、は
や1年になります。不慣れなため、紆余曲折がありましたが何とか無事に
過ごし、間もなく総会を迎えることとなりました。これも会員の皆様のお
力添えがありました結果と感謝いたしております。今年もよろしくお願い
申し上げます。
2.報告事項
4月1日のサロンは永島 薫さんによる「教育の現状と課題」のテーマ
で約2時間、長年の教員生活を経た実体験に基づく貴重なお話を聞くこと
が出来ました。冬を思わせるような寒い日であったため、参加者は少なく
約15名(会員外も1人参加)と寂しい感じがいたしましたが、講師は熱く
語って下さりました.
初めに私の履歴書として生い立ちを語り、香取郡東庄町の農家の出身、次男
であったため、早くから母親が将来は学校の先生になれと言われ,一心に教
師を目指して、千葉大を卒業、母の願い通り教師となった。
イ.新聞記事による日本の教育
日本の経済は世界第3位と一流であるが、教育予算は三流(15~30位)で、年々予算が少なくなっている。しかし現場の教員は世界一忙しい。勤
務時間は8時間となっているが、実動時間ははるかに多く、週48時間も
残業となり自宅まで仕事を持ち帰っている。それだけでなく授業以外に朝
の打ち合わせ、給食指導、清掃指導、生徒指導、研修、部活等があるなど、大変な仕事内容である。
ロ.緻密な計画を立てる日本の教師
教師は毎週1週間ごとに『週案』を提出し計画と反省を書いて上司に承認
を求める。月~金5時間、土3時間、計28時間分の教科名・学習内容を
記して提出、反省も併せて書く。上司の評価ばかりでなく自己評価もする。と言うような超まじめな仕事ぶりである。さらに各学校で研究主題を設け、教師が発表、実践し他の教師が評価し指導力を高める構内研修をする。
これが教師の現状である。
ハ.不登校などの児童に対して実体験をもって児童に対する指導・経験談。
児童に対しての指導は、怒るのではなく、長所を褒めることが大切である
として体験に基づいた10例を上げ説明されました。。
ニ.日本の児童の学力は45か国のうち第3位である。
◎桜鑑賞花見は4月4日、花見川千本桜公園にて、総勢6名で行うも開花が遅れ
花も少なく残念でした。
総会について
4月15日(土)畑自治会館にて平成29年度の総会が開かれました。
南風のやや強いながらも初夏を思わせるような気温の中、坂場顧問の司会により開始、冒頭にサニータウン自治会の村上澄子さんが4月8日に逝去されましたことを告げ、参加者全員が黙とうをささげ、ご冥福を祈りました。
次いで総会の開始にあたって、総会の成立について会の規定は特段ないが、出席者29名、委任状10名、総計39名の参加により成立、議長には中島副会長、議事録作成者は鎌田副会長、議事録署名人に石橋秀夫、中田逸郎の両氏が任命され、冒頭に会長挨拶(上記に掲載)、続いて会長より平成28年度事業報告、岩淵会計幹事より決算報告、次いで29年度の事業計画並びに予算案を会長より報告、今年度はより会の活性化を図るためにサロン・各サークルの予算をやや多く取り活動を促進することにしたいと提案。質疑の中で抹茶を楽しむ会を春秋2回の計画の提案に対し、すでに予定の行事と重なるのではとの意見があったが期日にとらわれることなく、柔軟に行うこととし、健康体操は体操の会があるため、重複となり中止とする。他に特段の声もなく全員一致で、すべての提案は採決されました。次にその他について本年は役員の任期途中であるため、役員の変更は無いが、坂場顧問が自宅における事故により、腰を強打したことで司会を辞退したいとの申し出があり、1年間ご尽力ありがとうございましたと出席者皆さんの賛意を得ましたことにより承認されました。
総会終了後、広瀬さんの指導により、春に因んだ歌2曲を歌い終了した。
また、新入会員の総会があり、次の方が入会されました。
A-2班 山崎 民雄さん
B-10班 井上 智恵子さん
なお、体調不良につきA―2班の花井さんご夫妻が退会されました。また下記の方々もご逝去、ご都合により退会され現在の会員数は総勢50名となります。
退会者 B-11 五百木 健ニ さん
C-24 松井 朱美 さん
サニータウン 山田 恵津子 さん
同じ 村上 澄子さん(ご逝去)
小井沼記