朝から曇りがちで肌寒さも感じるぐらいでしたが、今年も一関市唐梅舘多目的グランドに11校が集合し一関地区中学校サッカー競技開会式が行われました。
今年は、どの中学校が優勝しておかしくないほど、例年以上に混戦模様で大変な状況で。
開会式では、昨年・1昨年の優勝の桜町中から優勝旗を返還。桜町中主将の選手宣誓で熱戦の火蓋がきられました。
桜町中は、Aブロック3チームリーグ戦のため2位抜けもできず、引分も許されない厳しい組合せの中、初戦山目中。昨秋新人戦では、コーナーキックからの得点で勝利を得たが、内容的には互角であり、同じブロックで対戦するのには控えたかったが、組合せも勝負の運であり致しかたない。
試合開始から10分まで、桜町が圧しているかのように見えたが、前半を終え0:0。後半、5分山目中クロスから押し込まれ先制点を献上。時間もあり思った以上に焦る事はなかったが、15分過ぎに正面からのロングシュートが決まり同点。同点以降は、桜町が攻めているかに見えたが、そのまま終了。
中里中対藤沢中戦も、混戦模様で昨年県大会出場の中里中も苦戦したが、1:0で中里中が勝利。
一関中対室根中戦は、前半10分まで互角戦っていたが、最初の先制期は室根中にあったが一関中が勝利した。
花泉中対萩荘中戦は、互いに引き分けしており、互いに抜け出すためには勝つしかない。花泉中は故障者が多く苦しい展開で、萩荘中の攻守にわたる切替の速さが目に付いた。萩荘中が勝利した。
さて、いよいよ桜町中対東山中戦。山目中とは引分したが、山目中が東山中を2対1で下しており、2対0で予選通過。ミーティングでは、やり切る事・信じきる事等話したが、2点の重さは試合が進むほど重くなる。GKとの1対1だったり、ゴールポストに嫌われたりして、前半を終え0:0。残り25分で2点を取るために、ポジション変更などをしたが、最後の最後まで粘られ0:0の引分となった。
3連覇・6年連続県大会出場の夢は消えた。
何とか、県大会出場へと思ってきたが、思いを成し遂げてやる事は出来ず残念な結果となった。しかし、今日の結果が終りではなくスタートであり、高円宮・県リーグに向けて、最後までベストを尽くさせたいと思う。今日の涙は、必ず糧になるはず。
ミーティング時に上を見上げると、黄色・橙・白等綺麗な野の花が咲いていた。小さくとも、多くなれば色になる。同じ思いを、親も子供も一緒にし来年はいい花を咲かせたいと思う。
この日、予選を通過したのは、山目中・一関中・萩荘中・中里中。
残念ながら、引分勝点差で泣いたチームは、桜町中・平泉中・千厩中。勝つ事の難しさを感じました。
頑張って行きましょう。