続・知青の丘

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映画「北の桜守」

2021-03-07 12:55:12 | 映画
昨夜は、GYAO無料で
映画「北の桜守」を観て、泣いていた。

話は南樺太で製材所を営む家族から始まる。
1945年8月9日、日ソ中立条約を破って、
ソ連が侵攻してくるというので
妻子は内地に引き揚げることなり・・・
出征する夫(阿部寛)と妻(吉永小百合)子との別れの場面から、
もう、じーんと泣けてきた。
妻が夫に駆け寄り胸元で言う
”私の好きな人、死なないで”

その前の記念写真のとき
転んだ妻をお姫さま抱っこで椅子まで運んだ場面も
夫婦のありようが分かって効果的。

ウィキペディアによれば
”『北の桜守』(きたのさくらもり)は、2018年3月10日に全国東映系で公開された日本映画。『北の零年』(2005年)、『北のカナリアたち』(2012年)に続く「北の3部作」の最終章。監督は滝田洋二郎。主演は吉永小百合で、本作が120本目の映画出演作となる。”

同じくウィキペディアより
”ソ連は1945年(昭和20年)8月8日(モスクワ時間17時、満州との国境地帯であるザバイカル時間23時)に突如、ポツダム宣言への参加を表明した上で「日本がポツダム宣言を拒否したため連合国の参戦要請を受けた」として宣戦を布告、条約を事実上破棄した。9日午前零時(ザバイカル時間)をもって戦闘を開始し(ソ連対日参戦)、南樺太・千島列島および満州国・朝鮮半島北部等に侵攻。 
この時、駐ソ日本大使館から本土に向けての電話通信回線は全て切断されており、完全な奇襲攻撃となった。”


吉永小百合は随分のお年だとおもうが
いつまでも30・40代の役もやれるのは
とても素敵なことだ。

日本の母親って
子どものためになら
あんなに強かったんだろうなあ~

引き揚げてからの極貧の暮らしのなかで
どこからかの帰りに空腹に耐えかねた次男が
もう歩けないと言うと
そこらへんの畑に収穫しておいてあったジャガイモ(だと思う)を
母は取ってきて
息子に
盗みはいけません
落ちていたのです
と言って
ふたりでジャガイモを齧る場面も
印象的だ。

ひさしぶりにこんなに泣けて良かった~

「北の零年」は2~3年前かに観たので、
(豊川悦司よかったあ~)
今度は「北のカナリアたち」を観ようとおもう。

あなたはだあれ?

生食用ではなく、ジューシー
皮も身も柔らかくて
苦味もえぐみもないので
甘夏に混ぜてマーマレードにしています。
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