続・知青の丘

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鍋持っておいでー

2012-01-13 10:30:44 | つれづれ
「猪汁食べる?鍋持っておいでー」
とお向いさんからの電話。
鍋持って急いでいく。

ひとのいいご夫婦の待つ居間は、
台所から湯気がもれて温かく、
「鍋が小さかごたる」と
そのお宅の鍋にいれてくれた。

その夜は、成人の日で、
晴れ着姿を見せに来てくれた娘さんのお家からも赤飯を頂いて、
頂き物だけで充分の晩さん会と相成った。
ちなみにお漬物は兄の手作りで。
家族3人舌鼓をうちながら
感謝感謝。

2センチ角くらいのころりとした猪肉は
やわらかく、しかも味がある。

味噌仕立ての汁は、
大振りに切った大根、人参、生椎茸、
深ねぎ、こんにゃく、ジャガイモにも絡まり、
ほんとに絶品。

今朝お礼を言ってレシピを聞いた。

猪肉はご主人の実家の鹿児島産。
味噌は人吉からのお取り寄せ。
あとはありあわせの冬野菜。

朝から、
アクを取りながらコトコトと猪肉を煮る。
奥さんが脂っぽくなるのは嫌だからと言って、
勿体ない事に白い部分を捨てたそうだが、
それは捨ててはいけなくて、コラーゲンだそうだ。

肉が柔らかくなったころ、野菜を入れて煮る。

いいころ合いに、味噌、醤油少々、砂糖少々。
最後に深ねぎ。

これもご主人作だそうで、
70歳のご主人はよく手作りされる。
年末には白菜漬と芋餅を頂いた。
芋餅とは、
煮た芋をすりつぶしたところに餅を混ぜ入れ、
再度摺り合わせてから、成形し、
黒砂糖入りの黄粉をまぶしたもの。

料理ができる男はいいなあ~


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