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ホームレスや生活保護者は蔑むべき存在であると役所の人間は豪語する

2009年07月01日 19時46分42秒 | 生存権・労働問題
ホームレスや生活保護者を蔑む発言は芸能人の口などからもよく聞くが、お役所の人間もそう思って仕事をしているから困る。

先進国で人権の無いのは日本である。それでは日本人は猿でしょうか?
お役人や政治家が国民を人間扱いしていない。と、外国の人々は言う。
外国人といっても多くは白人である。

日本にはセーフティネットが機能していない。
つまり、生活保護を受けられる条件として、家族・身寄りがないこと、預貯金がないこと、保険に加入していないこと、エンジンで動く動力源を持っていないこと(電気自動車も入る)、貴金属や証券類を持っていないこと、ピアノや趣味の高価なものを持っていないこと、土地・住宅を所有していないことなどかなり厳しいハードルをクリアーして、その後審査が降りなければ受給できない。

ホームレスは時にいろいろな条件のもとに、生活保護もクリアーされなかった人たち、あるいは申請手続きの方法が分からない人たち、いろいろな条件が合い伴って、奈落したわけであるが、人間を放棄したわけではない。彼らの多くは何らかの労働をこなしている。

ところが、ホームレスは殺しても構わないというような教え方をする親がいる。そのような親を持つ子供たちは本気にホームレスを襲撃し、殺してしまう。
最近は役所の人間が使嗾して生活保護者を処刑する。

お役人はできるだけ国民に金を出さないように努力し、その努力が出世へと導かれるのである。

警察が足利事件で手柄をあげて表彰されるようなものである。
仮にも無実の相手であっても、いったん黒と決めたからには那智の石であって貰いたい。

国民は最低限度の骨と皮でいる間は、健康で文化的であると評価できる。
JALは経営に失敗すると国家から報奨金として1000億円ものご褒美が出る。

この辺りが大企業と国民との差である。
オリックスの宮内義彦は政界に太いパイプで大金を流し込むため、さらに太い土管で国家の埋蔵金を吸い込んでいる。

国民には毛細血管のつながりもない。強力な日立のモーターで血液だけはたくさん抜いてくれる。

明治以降日本の人口が4倍強になったのは国民を戦争に駆り立てるための数が欲しかったためである。産めよ増やせよ国家の鉄砲玉となって二度とふたたび祖国の地を踏むことはあいならぬ、というわけである。

国民は赤紙一枚で買いたたけるが、馬の一匹は赤紙1万枚でも動かない。


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