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チャンピオン長谷川穂積の能力

2009年07月15日 01時07分33秒 | スポーツ
祝! 長谷川穂積選手のV9達成。

長谷川穂積選手と亀田興毅が比較されることがあるが、ブナの大木とタケニグサと比較されているようで、釈然としませんね。

亀田三兄弟は親ガメがコケタら皆こけた、の類の選手たちである。
あれはボクシングとは到底思えなかった。下手なフラダンスよりもはるかに下手、野良犬のけんかであった。

最悪のボクシングをTBSは流していたが、あれはボクシングではなく、まさに、僕しんどい! の世界で、あった。

しかし、長谷川穂積選手の試合はいつ見ても見事である。

この間、NHKで三者歓談をやっていた。
浜田剛史元世界チャンピオン
畑山隆則元世界チャンピオン
そして、現チャンピオンの長谷川穂積選手。

それぞれ押しも押されもしない世界チャンピオンだけに話す内容は極めて他の分野にも影響を与える内容であった。

浜田氏はボクシングの解説でも正確である。試合中の選手たちの心の状態までも説明してくれるため、大変迫力のある解説者でもある。
特に気に入っているのはフォアーマンが40を過ぎても現役で活躍していた時の開設が印象に残っている。

ボクシングも剣道のように歳を増すことによって精神的な深まりと技の熟達に至るものであることを、フォアーマンは観衆に見せてくれたが、それをうまく解説したのは浜田剛史であった。

フォアーマンが最初にカシアス・クレイ(モハメッド・アリ)と戦ったときは、フォアーマンは宮本武蔵の眼光を放っていた。只者ではないとは思ったが、やはり只者ではなかった。

浜田剛史氏も確かに只者ではない。左手をなんども骨折しておきながら、たしか手の甲を最初に骨折し、骨折した場所は2度骨折しないと言われていながら、2回骨折し、さらに3回骨折し、ついには4回も骨折したという。それをうけて右のコブシを四角い鉄骨に毎日連座を浴びせ、どの拳骨の位置からも自らの打撃で骨折しない手を作り上げたという。

長谷川穂積氏の場合試合相手の呼吸を読むことができるらしい。吐く息吸う息の息遣いが聞こえているという。人は息を吐きながら力を入れることはできない。息を吸うときに力をいれることができる。しかし、攻撃の場合は息を吐く場合が多い。

息をすることは特に日ごろ考えていない場合が多いがヨガなどを習うとこの呼吸法が重要になって来る。

口から吸う息と鼻から吸う息の効能は全く異なるのである。
脳を活性化させる空気は鼻から吸わなければならない。
口から吸うと脳は活性化されない。
ヨガでは息の吸い方を極めてゆっくり行い、吐く息も極めてスローである。
また、息は肺に入れるだけでなく丹田にまで入れる。
横隔膜を意識した呼吸であるが、熟練すると足のつま先まで息が届くように意識するのである。

日本人は口で息をするとよく言われる。
不快息の吸い方を出来ないから、ものごとの考え方が浅はかであると言われる。

実際、そうなのだろうと思える節はあるが、インドなどへ行くと、経済的に破たんしているように思えても、何か底知れぬ力を感じさせる。最近はIT先進国の仲間入りを果たしている。核兵器保有国でもある。

人間の限界を超えた国のようにも思えてしまう。日本のようにおざなりな纏まった考え方はない。日本の女のような華奢な思考とヒステリックは少ないと思える。

日本の母親は危ないことは子供たちに一切やらせない割には、インドへ臓器を買い付けに行く日本人は増えているという。

長谷川選手が相手の呼吸を読めるということが、実に戦いにとっては有利なのである。
人間の動きはすべて呼吸によって調整されている。息をとめたままで動くことはできなく、激しい運動では酸素が消耗するため、呼吸が荒くなる。


続く

続いていることを忘れていたが、本日長谷川穂積V10を達成した。
おめでとう! すごい試合だった。3ランドから見たが相手は凄腕である。

内藤と亀田の試合とは較べものにならなかった。


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