四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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イギリス国教会とSONY

2007年06月14日 00時19分11秒 | 美術・建築・工芸
昔、たけし軍団と称するバカ者たち(いまでも存在するのか)が、『風雲たけし城』とかの番組の中でキリストの十字架を背負って懺悔するパフォーマンスをやっていた。その中にコクマルがいたかどうかはしらない。私は当時TVを持っていなかったから、その番組も知らなかった。

それを知ったのはローマバチカンのサンピエトロ大聖堂でのことである。当地のガイドから教わった。この大聖堂の中で日本のバカ学生がへらへらゲラゲラ笑いながら『懺悔』のシーンを繰り返したのである。

教会側はこの行為をカトリックへの侮辱であると受け取り。以後団体での入場者に対してのガイドなどによる説明や団体の会話を禁止するようになった。

この場所はカトリックの大本山であり、ヨーロッパの歴史の中枢である。

外人が興福寺の畳の間を土足でマンタンゴを踊るような行為である。いやそれ以上なのである。イスラム教の聖地、仏教の聖地でこのようなことを行ったのである。日本の聖地は伊勢神宮であろうか? 我々が宗教に乏しいだけに我々の聖地がどこにあるかも知らない。

宗教に対する冒涜は時として死を招く。科学万能や神秘を知らない日本国民は金の力で何でもできるくらいにしか考えていない。

その『懺悔』をした頃から海外留学やホームスティで日本人を敬遠するようになっている。
企業の人間も含めて日本人やそれに近い人種のマナーの悪さが問題となっていた。

ただし、金の力は強く、札束をばらまけば白人もある程度は金に従順にはなる。
その証拠に今でも日本の企業が海外に進出するのを喜んでいる。
自国の文化が陵辱されようとも経済活動が優先されているのも慥かである。
それはフランスの大統領選でも如実に表れてしまった。

SONYは世界中で知られている電化製品を作らない電気企業である。
そのSONYがゲームを売りまくってPS3では戦略を誤って赤字を出し、ノートパソコンのバッテリーが発火するなど、トラブルが多くなっている。

そのSONYが今度はゲームソフトでイギリス国教会の教会で銃撃戦をやるソフトを作ったということで、大変な問題になっている。

こういう問題は今の10代から40代近くの日本の文化レベルの低さを物語っている。つまり今の日本人は日本という歴史ある文化を継承しようとしなかったために判断を失っているとしかいいようがない。これはさらにそれ以前に子どもを育て国を育ててきたバカな大人のせいでもあるし、金に目の眩んだ自民党の政権の影響でもある。

規律がない社会に育ちバカ親たちの野放図な子育てに順応して育った若者に正しい思念や感覚が宿るものではない。

自国の文化を尊敬してこそ、他国の文化を尊敬できるのである。
安倍晋三のような人間が美しい国というはったりを述べて、SONYの不祥事を止めることができなかったのである。

何でも金に目が眩んでしまったがため、やってはいけないことの判断が付かなくなっているのである

仕事を仕える事と書く。たまには事に仕えるということがどういうことか考えてみてはどうだろうか。

金になら動くような賎民の嗜好では国家というものの大切さや、その場所にしか現れない自然の美しさを台無しにしてしまう。

あらゆる国の人々は政権が国家と勘違いはしない。今の自民党の愛国心では政権を愛する愛国心を植え付けようとしているが、私が考える国家とは国土とともに養われてきた文化であり伝統である。

日本の雀はロシアの雀でもなし、ヨーロッパの雀でもない。日本の雀である。中国の雀とも違う雀である。日本の雀はそれなりに美しい。

イギリスのロンドン搭の雀が消えて無くなったということは大問題である。イギリスも自国の国土を守るだけの余力をもたないだけに、SONYに攻略されてしまうのである。SONYも値打ちのないバカな企業になってしまった。



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