江青(こう せい、ジャン・チン、ピンイン:Jiāng Qīng。1914年3月 - 1991年5月14日)毛沢東は当時世界に誇る大文化人であった。
毛沢東は、
孔子+孟子を批判し、孔孟批判を高らかに歌っていた。
今は江青+毛沢東の、江毛批判の時である。
文化大革命は過去の文化を抹消することであり、西洋文化にまで及びベートーヴェンの音楽はブルジョア音楽であると決めつけられた。そもそも毛沢東に芸術が理解できたであろうか?
洞窟にこもりカント哲学を勉強したとも言われている。たしかに毛沢東の文書は熱のある勉学を確認させるものである。『清風文献』などを手にとって読んだ子供の頃は、将来の日本の改革を夢見ていた。
わたしは大阪で文化大革命の記念の時、親に連れられて大阪城まで行ったことがあるが、そこで驚いたのは中国人が日本人と同じ顔をしているということであった。
親にいろいろ買ってもらったが、その中で記憶にあるのは中国製の万年筆である。
時計も売っていたが、ほとんど種類がなく、男物と女物があるくらいだった。
万年筆は吸い込み式のものでインクは漏れるはすぐに壊れる代物だった。
親はピータンを酒のつまみに買って帰ってきたが、中をむくとウジ虫が出てきた。
それでは何でも食べる父親でもそれは食べないでいたら、中国人はウジ虫入のピータンは高級品だと言っていた。
5000年の歴史を持つ中国人の考えることは奥が深い。
小便もすてるのは勿体無いという。必ず貯めておいて漢方薬にするらしい。あるいは火薬の原料として使うという。
中国の漢方薬の店に行くと必ず虎のペニスの乾燥物を見せてくれる。
虎のペニスは矢尻のようでメスの中に入るとなかなか抜けないらしい。
メス虎が気絶すると締りがなくなってスポット抜けるらしい。
このペニスの乾燥物は精力絶倫にするというので、煎じて飲ませてもらうとたちまちの内に聞いてきた。
中々もとに戻らなかった。
3ヶ月は効き目があり、朝の電車に乗るのは危険なのでタクシーで通勤した覚えがある。
結局虎のペニスよりは交通費が高くついてしまった。
こんなものが昔からあるのは孔子様や孟子様のおかげである。
儒教や道教の糞尿譚的な臭いは、様々な不思議をこしらえてきた。
儒教の教えを否定した男として秦の始皇帝があるが、毛沢東も同じようなことを文化大革命において成し遂げようとしたのである。
孔猛批判はやはり当たらないのである。
批判されるべきは江青・毛沢東の方である。
しかし、今の中国の代わり映えは清朝に逆戻りの現象である。
日本の差別構造などとはまるで比べものにならない。
下層階級は家畜以下に扱われる。その一方で富裕層は酒池肉林の贅沢に明け暮れるのである。
社会主義は一挙に資本主義から帝政主義へ逆戻りである。
その影響をうけるのは周辺の資本主義の国である。