四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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計算の弱い私でも社会保険制度は破綻すると考えていた

2007年07月12日 22時44分57秒 | 行住坐臥
ピカソよりは少し計算能力があるだろうが、小学校の姪っ子よりはかなり劣り、中学の姪っ子には到底適わない計算能力しかない私でも、社会保険制度は破綻すると30年ほど前から考えていた。30年前に使っていた私の湯飲みはいまはどこに行ったのかサッパリわからない。30年も経つと社会そのものが様変わりするものである。60年位で国家は没落するという話は文学の世界でかいま見ていたことである。

実際私が行ったことのあるソ連は崩壊してしまっている。日本も舵取りを間違えば国そのものの存在が危ぶまれるのである。

実際、戦後の日本はそれ以前の日本ではない。社会制度のすべてが様変わりしているのである。

私は東大の先生たちやその他の優秀な人たちからも教えを請うたことがある。しかし、30年先のことを予測することのできる人は誰一人もいないのである。

それを国家は50年先の年金を補償します、というがそれを信じられるのはアホ以上の存在である。

コンピュータのシミュレーションというのは投入データが膨大な量不足しているから、決して正しい結果を導き出すことはできない。

月の軌道は複雑なデータを必要としないが、明日の天気はデータが複雑すぎ予測が極めて難しい。

社会制度も天気予報のようなものである。いま選挙の前にほとんどの政党が社会保険制度が何とかなるようなことを言っているが、その根拠は示せないままである。

すでに破綻している社会制度を修復することは困難である。これ以上無駄な支払いに順応させられるよりも、すでに今後支払いを行っても年金がもらえないものからの強制的な年金収受を取りやめさせるべきである。

生活保護がもらえないで餓死する人間が増えている国家の未来はないに等しい。