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山頂劇場 第二幕 「深いアンカー痕」

平成18年8月12日撮影 (カメラの影が映っているので大きさが分かる。)
三嶺山頂で アンカー痕を見て愕然としました。
アンテナ支柱の痕は 大きく穴が開いて土の下にある根は引きちぎられていました。

今度の件で 特に問題だと思ったのが
膨大な資機材の中で見かけた 大きな鉄製ハンマー。
金槌ではなく 石工や 鍛冶工が使う 大きな石頭の大きな図体のものです。
キャンパーの木槌とは打撃力が全く違います。
堅い 石混じりの地面にも入るでしょう。


平成18年8月5日撮影
 その現場検証をかねて
一週間後の8月12日三嶺山頂を探査しました。

ありました。アンテナ基部の固定用アンカー痕。 
深い穴がそのまま残っていました。
普通 登山者は指定キャンプ地では小さなペグの痕でさえも穴埋め復旧するのに
大きなアンカー痕を なんと そのままにして 立ち去るとは 絶句。

平成18年8月12日撮影
そのままでは 浸食が進行するので
とりあへず砂を入れて 埋めておきました。深い深い。深かった。


平成18年8月12日撮影

三嶺山頂の浸食、裸地化 対策 植生回復に、ご尽力なされている皆様のご努力を踏みにじるような行為。
誠に遺憾なアンカー痕でした。

山頂劇場




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