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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く（再インド）-247
9）再びインドを歩く
日記から-29
7月17日 （火曜日） 曇りのち雨、曇り
今日は晴れることなく涼しく歩けた。
そのおかげで疲れることなく45ｋｍぐらい歩ける。その距離を終わった時にはまだ日があり、十分な余裕があった。
それに今日は小雨が降ったが、あまり気にならなかった。かえって気持ちが良かった。
この様な天気が続けば良いのであるが、なかなかそうもいかないであろう。
この頃は体の調子が悪く、インド人が話しかけてきてもまともに返事もしない。
こんな状態では旅とは言えないであろう。
それにしてもインド人は初めから俺を馬鹿にし、からかうので本当の会話が出来ないのである。
この様に俺の体も悪く、会話もない状態は最悪である。
夕方、ダバ（ドライブイン）の大変良い感じの所に着いた。
ここの人は「ゆっくり休んでいきなさい」と言ってくれた。今日は一日歩くのに丁度良い距離にダバに着き、良い所に当たった。
大変ラッキーでよかった。
思い出したことは、今朝、アグラの町を出る時、道が複雑でどの道を行けば良いか分からなかった。
また、狭いバザールの人混みの中を通ったりして大変疲れた。やはり大きな都市は嫌だ。
これからも近い所ではデリーがあり、パキスタンのラホールなどの大都市がある。
そこを通らなくてはいけないと思うと気が重い。
出費 26.40ルピー