【歯では死なない。何故か!?… 歯は死んでる臓器なのです。】
敢えて、哲学的な言い方をします。
(宣伝めいていて申し訳ありません。)
拙著、【幻冬舎新書】のおかげもあり、
雑誌の取材はもちろん、東京だけの放送ではありましたが、
テレビにも出演しました。
(ただ、10分ちょっとでは… …。)
雑誌でも、ラジオでも、もう少し、
スペースをくれると助かるのですが。
テレビで、コメンテーターが、
「虫歯でも、死ぬと言いますよね?」
と言ったので、
私は、
「… 死にませんよ… …!」
と応えました。
「歯は大切ですよ!」 と、念を押して。
私にはわかるのです。
そのコメンテーターも、どこかで、
《歯では死なない。》と思っている、のが。
まさに、《歯をナメテイル。 歯医者をナメテイル。》
感じでした。
私は、常日頃、【歯の病気では死なない。】
と、
言って、書いて、
記して、述べて、主張しています。
そもそもが、それらは、《歯でも死ぬんですよ。》と、
… 患者を増やしたい。
(儲けたい。)
と、多くの歯医者が、煽っているだけです。
しかし、それが、そもそも、歯医者がナメられ、軽く見られる原因の一環なのです。
《歯でも死にます。》と、(皮肉な言い方をすれば)
《軽く》煽ることが、全くもって、愚行、愚か、馬鹿、バカげているのです。
こんなデータが正式に、公表されています。
歯学教育ではレベルの高い東京歯科大学のデータです。
東京歯科大学は、インプラントでも高い評価と治療実績があることは云うまでもありません。
さて、そのデータには、インプラントの問題点が指摘されています。
《5年~10年で、インプラントの被せもの、その隣の歯、更に、噛み合っている歯が、取れたり、壊れたり、欠けたりしたのが、4割。》
《神経障害が2割。》
《インプラント体そのものが抜けてしまうのが1割。》
とあります。
教育、インプラントの症例数も多く、実績もレベルの高い東京歯科大学で、この数値です。
雑誌、広告、(ネット等)で、
《インプラントの、10年、15年の成功率は、 9割以上! と、大々的に宣伝しています。
… …義歯やブリッジは、ここまでの成功率はありません。》
と、オーバーに。
東京歯科大学のデータによると、
そのインプラントの障害のデータに則して記述すると、
インプラント体そのものが抜けてしまうのが1割ですから、
《それだけを成功率とすると、
成功率は9割》ということになります。
だったら、ブリッジも、支えている歯が抜けないということなら、
10年、15年は抜けません。
《ブリッジの成功率も9割》となり、インプラントと変わりません。
統計の解釈、基準の設定、数字の魔術…というか、ものはいいよう、です。
私が、ここで、強調したいのは、
《インプラントによる、2割の神経障害》です。
まず、これが、医学的には、大問題です。
インプラントによる神経障害も、 多少があるでしょうが、
〈ブリッジでは神経障害は起きません。〉
つまり、データ的にも、【ブリッジにはないインプラントの神経障害の2割】を考えると、
[ 5年~10年の何らかの不具合は、
《ブリッジが5割。
インプラントが7割。》ということになります。]
言うなれば、
《10年の成功率は、 ブリッジは5割。
インプラントは3割ということになるのです。》
私のもとに、国立の東京医科歯科大学で、1本 50万円、
昭和大学の歯学部の病院でで100万円 でインプラントに、と言われた患者さんがいます。
(昭和大学の歯学部は何しろ問題が多いですね。)
で、私は、抜かずその1本(歯)を、骨再生手術と、根管治療(神経治療)で、救いました。
ただ、この患者さんが、まず、強く希望したのは、正直、
《歯を抜かないで残してほしいというより、
インプラントは高いので、
加えて、義歯やブリッジよりは、歯を残せれば…という経済的な理由を強調していました。》
{アメリカでは、インプラントと歯を抜かず残す治療は、原則、同額です。}
(まあ、アメリカは、金で命を買う医療制度ですから、…日本とは違いますが。)
私は、日本の義理人情、の民族性が好きです。
契約、けいやく、ケイヤク… …の弁護士の多い、弁護士が大儲けする社会はやです。
優秀な医者仲間は言います。
「優秀な医者なら、歯を抜くのも、
インプラントを埋め込むのも歯医者より上手い。
しかし、歯を残す治療〔根管治療=神経治療=歯内(しない)治療〕
は、
《医者はやらないし、できない。》
【案外、医者も、歯科のことはわかってないんだよ。】…。」
と、私に言います。
私に、アドバイスし、
私を励ましてくれます。(ありがたいです。やはり、友人は大切です。)
私はインプラントを全否定するものではありません。
ただ、【まずは、その歯が残るか、残せるか。】
なのです。
そこから、(抜くことも含めて、)治療が始まるのです。
それが、歯科の、歯医者の初心です。
インプラントは入れ歯の一環です。
断じて、(第一、医学的にも)
自分の歯ではありません。あるわけがありません。
… 私の拙著【この歯医者がヤバい】(幻冬舎新書)が、
シンガポール、香港、マカオ、台湾でも翻訳出版することになりました。
もう少し、日本でも… …と、思い、願うのですが、
インプラントは、ドル箱、
大スポンサー、
広告攻勢……。
私など、《蟷螂の斧》
何事も、マスコミも、もちろん、ネットも、真実は正確には伝えません。
伝わりません。
事実も歪み、誤解、曲解… 解釈次第… …。
因みに、私が保存学会員ですか?と、
問い合わせがありますが、
私は大学院時代から、自然に学会員で、学会費も自動引き落としで、
今も学会員です。
ただ、医科でも、
学会員には、
規約に則れば、誰でもなれるし、
また、誰でも、研究発表はできます。
(学会員でなくても、
手続きをすれば、発表できます。)
もちろん、医科も同様です。
だから、医科も歯科もその優秀さと医学的評価と、
【 何より、その治療技術(スキル)と、学会員かどうかとか、学会は無関係ですよ。】
歯は顔の一部です。
【明眸皓歯】
何よりも、まずは自分の歯をです。
【とりわけ、小臼歯】
歯は大事、大切です。
ただ、歯の病気では死にません。
抜いても、(抜かれても)死にません。
《1ヶ月に一回、歯医者に行っているのに、
抜きます。》
と、言われた患者さんもよく来ます。
健康診断に、
そんなに、病院に行きますか?
個人差はありますが、検診と、歯のクリーニングなら、
年2~3回で充分です。
歯医者も、患者さんも、どこかで、
歯を、ナメテいるのです。軽く見て(診て)いるのです。
《歯では死なない。》と。
優秀な医者仲間は、私に言います。
「《インプラントの障害等々……いろいろ考えると、》
斎藤先生、… 誤解を恐れずに言うと、
患者さんも、愚かなんだよ。
(こういう言い方、許してほしい。)
患者さんもバカなんだよ。… …。」
と、優秀な医者ほど、言うのです。
【歯科の初心は、まずはその歯が残るか、残せるか。なのです。】
(抜くことも含めて)そこから、治療が始まるのです。
[何事も、何事にも初心不可忘です。]
迷ったら、初心に還ること。初心を見失わないこと。… … …!!
改めて、拙著、【この歯医者がヤバい】(幻冬舎新書)
よろしくお願いいたします。
遠くからも来てくれる患者さん、恐縮します。
ありがとうございます。
ただ、まずは、相性も含めて、直接、私でなくても、接することです。
私も、つむじ曲がりの凡人です。
私も患者さんを選びます。
【謙虚に、真摯に、紳士に、誠実に。】……。
テレビで、コメンテーターが、
「虫歯でも、死ぬと言いますよね?」
と言ったので、
私は、
「… 死にませんよ… …!」
と応えました。
「歯は大切ですよ!」 と、念を押して。
私にはわかるのです。
そのコメンテーターも、どこかで、
《歯では死なない。》と思っている、のが。
まさに、《歯をナメテイル。 歯医者をナメテイル。》
感じでした。
私は、常日頃、【歯の病気では死なない。】
と、
言って、書いて、
記して、述べて、主張しています。
そもそもが、それらは、《歯でも死ぬんですよ。》と、
… 患者を増やしたい。
(儲けたい。)
と、多くの歯医者が、煽っているだけです。
しかし、それが、そもそも、歯医者がナメられ、軽く見られる原因の一環なのです。
《歯でも死にます。》と、(皮肉な言い方をすれば)
《軽く》煽ることが、全くもって、愚行、愚か、馬鹿、バカげているのです。
こんなデータが正式に、公表されています。
歯学教育ではレベルの高い東京歯科大学のデータです。
東京歯科大学は、インプラントでも高い評価と治療実績があることは云うまでもありません。
さて、そのデータには、インプラントの問題点が指摘されています。
《5年~10年で、インプラントの被せもの、その隣の歯、更に、噛み合っている歯が、取れたり、壊れたり、欠けたりしたのが、4割。》
《神経障害が2割。》
《インプラント体そのものが抜けてしまうのが1割。》
とあります。
教育、インプラントの症例数も多く、実績もレベルの高い東京歯科大学で、この数値です。
雑誌、広告、(ネット等)で、
《インプラントの、10年、15年の成功率は、 9割以上! と、大々的に宣伝しています。
… …義歯やブリッジは、ここまでの成功率はありません。》
と、オーバーに。
東京歯科大学のデータによると、
そのインプラントの障害のデータに則して記述すると、
インプラント体そのものが抜けてしまうのが1割ですから、
《それだけを成功率とすると、
成功率は9割》ということになります。
だったら、ブリッジも、支えている歯が抜けないということなら、
10年、15年は抜けません。
《ブリッジの成功率も9割》となり、インプラントと変わりません。
統計の解釈、基準の設定、数字の魔術…というか、ものはいいよう、です。
私が、ここで、強調したいのは、
《インプラントによる、2割の神経障害》です。
まず、これが、医学的には、大問題です。
インプラントによる神経障害も、 多少があるでしょうが、
〈ブリッジでは神経障害は起きません。〉
つまり、データ的にも、【ブリッジにはないインプラントの神経障害の2割】を考えると、
[ 5年~10年の何らかの不具合は、
《ブリッジが5割。
インプラントが7割。》ということになります。]
言うなれば、
《10年の成功率は、 ブリッジは5割。
インプラントは3割ということになるのです。》
私のもとに、国立の東京医科歯科大学で、1本 50万円、
昭和大学の歯学部の病院でで100万円 でインプラントに、と言われた患者さんがいます。
(昭和大学の歯学部は何しろ問題が多いですね。)
で、私は、抜かずその1本(歯)を、骨再生手術と、根管治療(神経治療)で、救いました。
ただ、この患者さんが、まず、強く希望したのは、正直、
《歯を抜かないで残してほしいというより、
インプラントは高いので、
加えて、義歯やブリッジよりは、歯を残せれば…という経済的な理由を強調していました。》
{アメリカでは、インプラントと歯を抜かず残す治療は、原則、同額です。}
(まあ、アメリカは、金で命を買う医療制度ですから、…日本とは違いますが。)
私は、日本の義理人情、の民族性が好きです。
契約、けいやく、ケイヤク… …の弁護士の多い、弁護士が大儲けする社会はやです。
優秀な医者仲間は言います。
「優秀な医者なら、歯を抜くのも、
インプラントを埋め込むのも歯医者より上手い。
しかし、歯を残す治療〔根管治療=神経治療=歯内(しない)治療〕
は、
《医者はやらないし、できない。》
【案外、医者も、歯科のことはわかってないんだよ。】…。」
と、私に言います。
私に、アドバイスし、
私を励ましてくれます。(ありがたいです。やはり、友人は大切です。)
私はインプラントを全否定するものではありません。
ただ、【まずは、その歯が残るか、残せるか。】
なのです。
そこから、(抜くことも含めて、)治療が始まるのです。
それが、歯科の、歯医者の初心です。
インプラントは入れ歯の一環です。
断じて、(第一、医学的にも)
自分の歯ではありません。あるわけがありません。
… 私の拙著【この歯医者がヤバい】(幻冬舎新書)が、
シンガポール、香港、マカオ、台湾でも翻訳出版することになりました。
もう少し、日本でも… …と、思い、願うのですが、
インプラントは、ドル箱、
大スポンサー、
広告攻勢……。
私など、《蟷螂の斧》
何事も、マスコミも、もちろん、ネットも、真実は正確には伝えません。
伝わりません。
事実も歪み、誤解、曲解… 解釈次第… …。
因みに、私が保存学会員ですか?と、
問い合わせがありますが、
私は大学院時代から、自然に学会員で、学会費も自動引き落としで、
今も学会員です。
ただ、医科でも、
学会員には、
規約に則れば、誰でもなれるし、
また、誰でも、研究発表はできます。
(学会員でなくても、
手続きをすれば、発表できます。)
もちろん、医科も同様です。
だから、医科も歯科もその優秀さと医学的評価と、
【 何より、その治療技術(スキル)と、学会員かどうかとか、学会は無関係ですよ。】
歯は顔の一部です。
【明眸皓歯】
何よりも、まずは自分の歯をです。
【とりわけ、小臼歯】
歯は大事、大切です。
ただ、歯の病気では死にません。
抜いても、(抜かれても)死にません。
《1ヶ月に一回、歯医者に行っているのに、
抜きます。》
と、言われた患者さんもよく来ます。
健康診断に、
そんなに、病院に行きますか?
個人差はありますが、検診と、歯のクリーニングなら、
年2~3回で充分です。
歯医者も、患者さんも、どこかで、
歯を、ナメテいるのです。軽く見て(診て)いるのです。
《歯では死なない。》と。
優秀な医者仲間は、私に言います。
「《インプラントの障害等々……いろいろ考えると、》
斎藤先生、… 誤解を恐れずに言うと、
患者さんも、愚かなんだよ。
(こういう言い方、許してほしい。)
患者さんもバカなんだよ。… …。」
と、優秀な医者ほど、言うのです。
【歯科の初心は、まずはその歯が残るか、残せるか。なのです。】
(抜くことも含めて)そこから、治療が始まるのです。
[何事も、何事にも初心不可忘です。]
迷ったら、初心に還ること。初心を見失わないこと。… … …!!
改めて、拙著、【この歯医者がヤバい】(幻冬舎新書)
よろしくお願いいたします。
遠くからも来てくれる患者さん、恐縮します。
ありがとうございます。
ただ、まずは、相性も含めて、直接、私でなくても、接することです。
私も、つむじ曲がりの凡人です。
私も患者さんを選びます。
【謙虚に、真摯に、紳士に、誠実に。】……。