抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

うつ病について

2010-05-18 | 医師の日記
日本は、自殺者が5年で15万人を越えている。イラク戦争でも,5年で15万人は到底、死んでいないのである。
これは、日本人が、うつ病になるのではなく、日本人はうつ病なのである。
古くは、和辻哲郎が、その著書「風土」で書いてるし、今も、京大出身の精神科医の、芝 伸太郎氏などが書いている事なのである。
日本人に多いメランコリー親和型のうつ病は、日本の風土病だと…。
江戸時代あたりからも、相当数、自殺(心中も含めて)しているのである。
この診断が日本に、正しく広まらないのは、今、うつ病治療に投薬されている西洋の抗うつ薬の、多くが日本人には効果がなく、売れなくなっては困るという思惑も絡んでいると、思われる。
この芝伸太郎氏の意見は、ユニークな意見だということで、すまされているのが実情である。
日本人といううつ病―風土病は、日本人の宗教心の希薄さと、金銭(おかね)への執着心の強さが、その大きな要因なのである。
僕は、歯科医という外様だからこそ、精神科から、多く、おなかいっぱい、薬をもらっている人の、その薬の種類、量を、減らす相談には乗れます。…。まだまだ、色々、意見はあるのですが。それは、また、後日に。

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