福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

おゆみ野の森を知ってネ!

2007年08月08日 | おゆみ野の森

「使いたいんだけど、どうしたら良いんでしょうか?使ってもいいんでしょうか?」
という、ご質問に慌てたのが、おゆみ野の森です。

以前にもお知らせしたと思いますが、おゆみ野の森は市民緑地として、市民管理を条件に千葉市が都市機構から無料で借り受けた(その代わり固定資産税は免除)森ですが、そのおゆみ野の森が4月にオープンしていました。
本来、市民が自由に出入りできくつろげる場であるはずなのに、どうも地域に情報が届きません。

「これは大変だ!地域の皆さんが自分たちのものだと思わなければ、市民管理なんてあり得ない!」
ということで、市と新都市ライフとの話し合いの場を設定しました。

話し合いに先んじて、久しぶりに現地に足を運びました。
園路や柵が整備され、基盤は整えられていましたが、さて、日常的な管理となると、手がまわっていないようです。
この場を、居心地のいい場にしたいな・・・と思う個人の自発性がこの地域にもあるのですが、そういうささやかな「個」を公共というところは、感じ取ることが苦手なようです。

話し合いでは、新都市ライフから今までの経過と現状について丁寧な説明があり、市の職員からは、制度面の説明を聞きました。
子どもたちの活動の場にしたい、と考えている人。
誰もが使いやすいように環境整備をボランティアでしたい、と考えている人。
管理団体に属さなければ関われない、と思っていた人。
情報が少なく、今まで良くわかっていなかった、という人などさまざまです。

今後の取り組みに関して、新都市ライフからは前向きな返事もあり、また何か新たな一歩が生まれるかもしれない、と思えるような話し合いになりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿