福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

森いっぱいの落ち葉とともに  虫のお宿

2009年11月29日 | おゆみ野の森

P1010329 おゆみ野の森の落ち葉を集めては、春夏秋冬ほうり込んでいる竹で作った枠があります。

ここには、定期活動で出た野菜くずもほうり込むので、言ってみれば「自然のゴミ箱」なのですが、実は「自然の宝箱」でもあり、『虫のお宿』と名付けられています。

生ゴミとともにここで眠る落ち葉は、たい肥となりますが、その中で人知れず静かに育っているのは、カブトムシの幼虫です。

今日も、森のお掃除をして虫のお宿に落ち葉をほうり込みましたが、ちょっとのぞいてみると・・・いました!いました!!

P1010328 大きなカブトムシの幼虫です。

この中でしっかり眠って、育ってね・・・・!

と、再びベッドの奥深くもぐりこませました。

やがて成長したカブトムシは、この森の樹木を居場所にしますが、その樹木を育てる土を肥やすのはこのたい肥であり、このたい肥の材料の落ち葉は、樹木が落とすのです。

森の中では、こんな自然の循環にたくさん出会うことができます。


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