福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

集中豪雨をやり過ごす宿として

2016年08月04日 | みんなの広場


8月は6日、9日、15日・・・と悲惨な戦争を振り返り亡くなられた方々を追悼する機会が続きます。
そんな8月の第1週に、すいようカフェは戦争について知る機会を設けることにしました。
今日は、戦争孤児たちの記憶をまとめて出版された星野光世さんの体験記の朗読会をしました。
戦後、親を亡くした子どもたちが人身売買されていたことが、淡々とした日常を記した中からうかがわれます。
昼食タイムのわずか20分程度でしたが、「戦争」についての情報を共有しました。
次回は9月の第1週に、再び川村悦子さんに朗読していただきます。

それ以外にも、今日のすいようカフェは企画の芽やつながりがたくさん生まれました。

レット症候群の子どもたちを支援してくださっている方の手縫いの作品をたくさん見せていただき、作品の温もりに心が和むと、周囲の参加者同士が意外な交流へと発展しました。
その時のことを、こんな風に海の幸、山の幸、うちの幸というブログにも書き留めていただきました。


他にも、今の高齢者にどんなことが必要だろうかと考えている方々がアイディアを持ち寄ったり、学生さんが地域活動の相談にいらしたり、生活の中で憲法がどんなふうに息づいているのだろうか?ということを学びたいということも話題になりました。
夏休みということもあり、子どもたちの姿もあって場を和ませます。
 

まかないランチの雲州茶漬けは、今やすいようカフェの定番ブランドの地位を確立せんとしています。
今日は、茄子の焼き物とトマトが箸休めに添えられました。
   

いつものように、庭の花々も楚々とした存在感です。
   

昨日に引き続き鎌取界隈は集中豪雨に見舞われましたが、雨をやり過ごす宿としても役に立ちました。
窓の外を眺めながら、対話によってアイディアを出し合うような場に「みんなの広場」が育っていくといいと感じた本日のすいようカフェでした。

来週もお待ちしていますね。


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