福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

政権のおごり極まれり

2015年07月16日 | 地域運営と市民自治


夕刻の国会議事堂前に行きました。
日本の未来は大丈夫なんだろうか?という気持ちになって。

今日は衆議院特別委員会で、戦争法案とも呼ばれている安保関連法案が可決されてしまいました。
国民が十分に理解をしていないのに、国民を納得させるような説明が無いままに。
おごっている。
政権のおごりは極めて恐ろしいことです。

国会周辺では、老若男女が集まり、かわるがわるにスピーチ。
国会議員も次々とマイクを握って経過報告をしていました。
    

その中でも学生の
「今年は戦後70年。30年後の戦後100年の記念の年に、私たちは100年間戦争をしなかったことを喜んで平和の鐘を鳴らせるでしょうか!」
NGOの
「私たちは世界各地で地を這うようにして平和な世界を築こうと活動をしている。そういう思いを踏みにじる行為」
という訴えが心に刺さります。

給水所も設けられていました。
お巡りさんは、集まった人々が歩道からはみ出して車にひかれないようにと交通整理に必死です。
 

これから、衆議院本会議での採決、参議院での審議と続きます。
何が出来るだろう?
何かしなければ。
一人が国会前に足を運んでも、政権にとってはチリのようなものかもしれません。
しかし、一人の存在はかけがえのない貴重なものだと言うことを、私たち自身が自覚したいと思います。
 

戦争は命を次々と消していくこと。
どんなに美化してもそれは紛れもないこと。
世界中の戦いを止めるための叡智が日本国憲法には詰まっています。
そして、勘違いの為政者を引き留める力も憲法にあります。
それが理解できない、使いこなせないのは愚かなことです。
悲しい、情けない、許せない。


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