面影なき面影橋

地元を走っている事もあり、幼い頃から親しんできた都電。
小学5年生の頃、初めて自分用のカメラを買ってもらい、
初めて写したのも都電でした。



こちらは1974年の夏の夕暮れ時、面影橋電停に到着する7000型です。


今でも自転車でよく通るこの場所ですが、先日この写真を意識して
44年ぶりに撮ってみたのが・・・

こちらの画像で、ほぼ同位置から撮影しています。


44年前の軌道の位置は、現在の新目白通りが通っており、
軌道は丸々右側へずれています。


44年前にあった『大協石油』のガソリンスタンドも今は無く・・
林立するマンションばかりが目立ち、陽の低い今時分は影ばかりの
寒々しい景色の中、ワンマン化、冷房化、VVVF化されつつも、
”しぶとく”生き残った7700型が、その影の隙間に一瞬躍り出ました。

願いは届かず・・

先月、都電『花100』についての記事を投稿しましたが、
復活の願いも叶わず・・・


10月21日に開催される『荒川線の日』イベントでの展示が、
文字通り最後の花道となってしまうようです。


ということで・・

花100の大本、ツーマン時代の7510号車でお別れです。

1977年、『秋分の日』の早稲田終点

『〇〇年前の今日』シリーズ。


いまから41年前の今日、1977年9月23日。




未だ長閑な雰囲気の残る、都電 早稲田終点の風景です。

花に願いを・・

都電 荒川線で2011年10月に数回運行されただけの『花電車』


再び日の目を見る日は来るのでしょうか・・



大塚付近にて。



東池袋四丁目にて。


この時の、夜の運行を撮るために導入したNikon D700も、
最近は出番が少なくなっていますので・・
再び良き被写体となってくれる事を願うばかりです・・

花電車の走った日

本日は『日付ネタ』で。



都電9001号車です。



2011年10月、荒川線で33年ぶりの花電車が走った日。
夕刻の飛鳥山で待っていた時の撮影です。



デビュー当時は一般の運用とは分けた”特別な”運用に就いていたはずですが、
それも早いうちに普通の運用に・・・
もっとも、荒川線の車両数もかなり減った現在、”特別”なんて言ってられないでしょうか。